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【vol.8:池澤あやかさん 】社長室のようなミニマルにまとまった統一感のあるワークスペース

こんにちは。各分野のプロフェッショナルの方々に取材を行い、おすすめのWFHの環境や、リモートワークにおけるオンとオフの切り替え方などを紹介していくLighten up your WFHです。
(※WFHとはワークフロムホームの略で、家から仕事を行うこと。 最近だと、リモートワークやテレワークが類語として浸透している)

ビジネス、建築、クリエイティブ、音楽など様々な分野のプロフェッショナルの方々に、それぞれのリモートワークの中での過ごし方や、照明環境の整え方、オン・オフの切り替えのコツなどを取材しました。

下記、10名の取材記事を順次ご紹介いたします。

小山和之/designing
木本梨絵/HARKEN inc.
もろんのん/フォトグラファー
別所隆弘/フォトグラファー・文学研究者
浅子佳英/建築家
安藤剛/THE GUILD
反田恭平/ピアニスト
池澤あやか/タレント・エンジニア
平井幸奈/ForuStyle Inc.
杉田陽平/画家              (敬称略)
▼Lighten up your WFH
https://note.com/lightcycle_morph/m/m239d4b66a3b6


第8回目となる今回は、フリーランスのエンジニア/タレントの池澤あやかさんのケースをご紹介。理想のワークスペースと照明の関係についてインタビューしました。


ー多方面でご活躍されている池澤さんですが、現在どのような割合でお仕事をされているのでしょうか?

池澤さん(以下、敬称略):週に4日はある会社のエンジニアとしてお仕事をし、空いている時間でタレント活動などを行なっています。基本的に月水木は固定でエンジニアとして働き、「火曜か金曜はどちらかがエンジニアでどちらかがそれ以外」をなんとなくのルーティンにしています。


ー今のお仕事を目指すようになったきっかけを教えてください。

池澤:大学時代に人とモノとの関係をリデザインする「インタラクションデザイン」を学んでいたのですが、その中で課題や作品作りにプログラミングでアプローチしている人が多かったんです。強迫観念とまではいかないですが、最低限プログラミングを学ばないと話にならないなと思っていて。教えてくれるような環境ではなかったので、自主的に勉強していました。

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ーもともとエンジニアに興味があったわけではないんですね。

池澤:どちらかというと、ものをつくることにとても興味があって、早く「ものづくりを自由にやりたい」と思っていました。そのツールがプログラミングという感覚です。なので、在学中もweb制作のアルバイトをしていましたし、卒業後はWebアプリ開発を手がけるようになったんです。

ーものづくりに興味を持った原体験はありますか?

池澤:高校生の時に、私たちの世代で「ミニブログ」というサービスが流行ったんです。文字数の制限があるブログみたいなもので、デフォルトの状態でも普通に使えるんですが、HTMLをいじればUIを自分好みに可愛くカスタマイズできるんです。それが楽しくて!

そういった背景もあり、普通の女子高生でもHTMLをちょっと書けるという感じでした。「プログラミング」と聞くとアレルギー反応を起こしたり、自分には遠い世界だと感じる人もいると思いますが、私は環境的に割とプログラミングに対するハードルが低かったです。そして、徐々に「もうちょっと本格的なサイトを作ってみたい」と思うようになっていきました。

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ーお仕事のやりがいはどういう部分ですか?

池澤:最近はtoCのサービスを開発しているので、リリースした後にユーザーさんから直接感想をいただけると、とても嬉しいです。

ーどんな経緯で今のお仕事先と出会われたのでしょう?

池澤:秋葉原のコワーキングスペースで作業していた時に、同じ時間帯によく仕事をしている人同士のなんとなくのコミュニティみたいなものがあって、そこで「よかったら手伝って」と言われたことがきっかけです。もともと私がIoT好きだったこともあり、業務内容が自分の望んでいるものとドンピシャだったので、お手伝いさせていただくことになりました。

ーすごい出会いですね!お仕事柄、基本的にはリモートワークですか?

池澤:リモートワークでもできなくはないのですが、基本的にオフィスに出社していました。コロナウイルスの拡大を機に会社の方針でフルリモートに移行したため、そこから本格的にリモートワークがスタートしました。


ーどんな感じで1日を過ごされるのか教えてください。

池澤:毎朝11:30からMTGがあるので、それまでに臨戦体制を整えるようにしています。具合がいい時はそのまま仕事しますが、大体はそこから日向ぼっこをしたり、ゴハンを食べたり、途中でお散歩に出かけたり、仕事のスイッチを入れるための準備運動をしっかりします。

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お散歩から帰ってきて少し仕事をして、夜ごはんを食べてまた仕事をして、お風呂上がりにも仕事をします。仕事の時間帯としては、夜の割合が多いです。

ーリモート環境下で工夫していることはありますか?

池澤:体調管理がネックなのでモチベーション管理や気分転換に気をつけています。私の場合は夜ですが、自分が集中しやすい時間帯を把握することも大事ですね。

ーワークスペースのこだわりがあれば教えてください。

池澤:一般的にワークスペースって壁が正面にある場合が多いと思うんですが、社長室のレイアウトにしたら仕事が捗ると聞いたのでやってみたところ、かなり良かったです。色も黒・ウォールナット・白壁の3色で統一して、部屋全体のまとまりを意識しました。

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池澤:エンジニアあるあるかもしれませんが、コードや配線がごちゃごちゃして見えないように工夫したり。3Dプリンターを使って収納に使える小物を作ったり、時間があればDIYもしたりして少しずつアップデートしています。

ー様々なこだわりが見て取れましたが、照明についてはいかがですか?

池澤:作業用の照明は白色が多いですが、ご提供いただいたDyson Lightcycle Morph™ライト(ダイソン ライトサイクル モルフ ライト)はオレンジ色の光が集中力を高めてくれるので、かなり重宝しています。今はワークスペースで使用していますが、寝室においても良さそうですし、いろんな場所に解け込んでくれそうな印象です。

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ーLightcycle Morphの前はどんな照明を使っていたのでしょう?

池澤:お恥ずかしながら照明に関するこだわりがそこまでなく、金魚の水槽を照らす用の小さいデスクライトをずっと使っていました(笑)。Lightcycle Morphはモニターを照らすというよりは手元のキーボードや書類をメインに、ついでにモニターも照らす感覚で使っています。メモパッドにラフ画像を書いたりするので、そういった軽作業時にも役立ってくれています。

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ー特に照明に対するこだわりはなかった?

池澤:家電をできるだけIoT化したいので、そこに対する熱量は高いのですが、調光や調色に対するこだわりはそこまでありませんでした。でも、実際に使ってみると、時間帯に合わせて調光してくれるのは意外と便利だなと感じる場面もありましたし、新たな発見でした。

ソリッドなデザインなので、Lightcycle Morphに変えてから部屋がかっこよくなった気がするのも嬉しいポイントです。

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ー専用アプリの使い心地はどうでしょう?

池澤:最初の頃は使ってみたのですが、結果的に今は手動で調整することが多いです。ただ、デフォルトで用意されている様々なモードや、カスタマイズを使いこなせば用途が増えそうな気はしました。それこそ私の場合は仕事以外で本を読んだり、資格取得のための勉強などの際に設定してみるのもいいかなと思います。

ー仕事場とご自宅が同じ環境下でのモチベーション管理法があれば教えてほしいです。

池澤:基礎的なことかもしれませんが、パジャマでは作業せずに部屋着に着替えてから仕事に移るようにしています。どうしてもリモートワークだと誘惑が多いので、メリハリが失われないようにスイッチを切り替える工夫はしています。

ーオフの時間はどのように過ごされていますか?

池澤:散歩をすることが多いです。家の周りに猫が多いので餌付けしたり、有名な人のお墓なんかもたくさんあったりして、散歩するたびに新しい発見があるんです。リモートワーク前は出勤時にいろんな景色を見ることはあったのですが、それがゼロになってしまったので今は散歩がその代わりです。

あとはDIYにハマっています。家の中の改善点を見つけるのが好きで、いかにしてそれを解決していくかという視点で物事を見るのが日課です。家具なども既製品に理想のものがない場合は自分でつくることもあります。


ーご自身で作った家具を販売したりする未来もありそうですね。

池澤:今はいろんな人に使ってもらえるサービスを作っているのが楽しいので、優先度としては低いですが、並行して自分自身のための物理的なものづくりは続けていきたいと考えています。

ー本日はありがとうございました。

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