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インターステラー ~IMAX再上映~
しっかり撮ったつもりが『 I 』が画角からはずれてMAXになってしまってました(omg
劇場公開から10周年記念としてIMAXでの再上映ということで、いつになく心を弾ませていました。2日前からもう席は1/4ほど埋まっていたように感じます。みんな大好き「インターステラー」。
太陽が射手座サイン(高度な学問、冒険、哲学)に入った瞬間に開始されるというのがニクいじゃないですか。しかも2014年の公開時と同じ日付だってんだから狙ってやってるとしか思えない。
内容としては何年か前に家でDVDを履修済みですが、やはりおおまかなあらすじくらいしか覚えておらず...今回は実に楽しめた三時間になりました。
嗚咽が止まらないほどに泣きまくるだろうなと思っていたのでハンカチを握り締めてスタンバイ。開始直後、トウモロコシ畑を見たとたんにこみあげてきて早速ひと泣き。
いま「砂の女」を読んでいるのですが、冒頭のシーンといったら【異国の穴の実写化か?】と思うほどに描写が類似していてもうその世界観に没頭してしまいました。
しかも「DUNE砂の惑星」シリーズも数日かけて見ていたので、もうなんか自分も砂を塗されているような錯覚に陥りました。
私の隣の方1人挟んだ席の方も同じく劇中ひたすらに泣いてらっしゃったので間の方は気が気でなかったと思いました。なんだかすみません...な気持ち笑
そんな感傷に浸りきったのもマーフとのお別れのシーンがピークでした。
前回見た時にはそれどころではなかったのかもですが、書き留めたくなるほどに名言が多かったですね、この作品は。
「未知を認めるのが科学よ」という言葉は私の心の一ページに刻まれました。
しっかりと本棚をいじり倒したそのあとは意外とあっさり土星までひとっ飛び。このあたりの宇宙空間の静寂とのコントラストが耳に痛いくらいでとても痺れました。
IMAXという設備の素晴らしさをこれほどに実感したのは今回が一番であったかもしれないです。
席は前めの方で宇宙船に多大なGがかかるシーンなんかは本当に心臓がノックされ、ゆさぶられ続けてるような心地良いような感覚でした。
しかし数週間前に見たプラネタリウムのスクリーンの広大さを体験した身としてはちょっとばかり物足りなく感じてしまうのでした。
プラネタリウムで映画上映したらめちゃくちゃ人はいると思うんだけどな。
音響設備が足りないとしてもそこを補っていけるポテンシャルは持ち合わせていると思うのだけれど...どっか企画してくれないかなあ?