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【テレビドラマ】「不適切にもほどがある!」第一話感想

つい最近は「タイガー&ドラゴン」2周目に突入している私です。初めて見た宮藤官九郎さん脚本の作品は確か「マンハッタンラブストーリー」だったと思います。登場人物の名前のリレー形式で進んでいくのがとても面白かった記憶です。「池袋ウエストゲートパーク」もサブタイトルや登場人物が各エピソードの数字に関連していましたね。

後者はここ2年ほどかけてようやく最後まで見終えたのですが、カラーギャングやガラケーなど当時の文化をふんだんに盛り込んでいて、当時の池袋なんて露も知らない地方住みの私でさえ懐かしさを覚えました。
宮藤官九郎さん脚本のドラマはきちんとその作品ごとの時代の描写がしっかりしているので共感もしやすく、そこが視聴者の心をしっかりつかむ役割を果たしているのだろうと感じます。

そして1月27日からTBS金曜10時のドラマ「不適切にもほどがある!」が
2021年に放送されていた「俺の家の話」と同じ枠で始まりました。

ドラマが放送されるという情報は見聞きして楽しみにしていたのですが、昨日からだとは知らずついさっきNetflixで見ました。

もうなんだか情報過多でメチャクチャ面白いのですが言葉がまとまらないw

1986年は私は小学生でしたが、90年代になっても部活の時に水禁止だとか体罰なんかも当たり前だったし、見ていて懐かしさしか感じないのです。
今の若い人達が見たらどういう感想を持つのか実際に聞いてみたいとすごく思いました。子供にぜひ見て欲しいといったらやんわり断られました笑。

主人公の娘の純子の部屋のシーンなんかは当時大人気だった「毎度おさわがせします」がフラッシュバックしてくるようでした。
窓からカバンやら投げ捨てて親から追い掛け回されるといった構図もまさにそれで、40代以降の方には青春の淡い思い出がよみがえる方も沢山いるのではないでしょうか。

まだ始まったところだし多くは語りませんが、タブーや繊細な部分をエグってくるかと思えば、本気でおちゃらけて感情の振り幅が忙しいクドカン作品ですので今回も泣かせる所はあるんだろうなあとすごく期待しています。

今作品に出てくる喫茶店のセットが「純喫茶マンハッタン」(マンハッタンラブストーリーの舞台である喫茶店)と同じ導線になっているのもファンとしてはたまらない。

キヨシ役の坂元愛登さんは現役の中学生らしいですが、しっかりして落ち着いた感じが大人っぽいですね。コミカルな表情も豊かだけど中学生らしい初々しさもちゃんと併せ持ってる。
はじめKAT-TUNの中丸君に似てるなあと思ってたのですが、昔のジャニーズにいそうな感じもあるし、前述の「毎度~」に出てた木村一八さんにも似ていると思いました。

とんでもない展開ですごく忙しい一話でしたが話題性も抜群で、今から続きが楽しみです。