新年一発目に書くことじゃない関西某テーマパークで働いていて感じた事をゆるりと。
皆様こんにちわ。
あけましておめでとうございます。
今年も何卒よろしくお願い申し上げますyamaiです。
知らぬ間に年が明けていました。
年々1年が本当に北風が過ぎ去る程に早く巡るので
1日1日を大切に生きなければならないと思いながら
出来ない現状におります。
1年は過ぎ去るのが早いのに
1日は過ぎ去るのが遅いです。
時間感覚は難しいですね。
さてそんな中で本日書き記していく内容は
年が明ける前の出来事。
それでも年が明けてからもずっと忘れられずにいる
そんな出来事をゆるゆるこんな雰囲気で書き記していければ良いなと思う次第にございます。
では本題。
私は関西在住でアルバイトをしています。
ずーっとアパレルや接客業をこなしていく上で、
より人との距離感が近い職業はないだろうか?と考えた時に
友人が働いていた某関西で1番有名であろうテーマパークを紹介してもらいました。
去年の9月頭頃から入社し約4ヶ月〜5ヶ月程でしょうか。
外仕事ですので体力的に最初はキツかったり
やはりベテランさんが多く優しく厳しく指導していただいていましたが今ではそれらも少しずつ慣れてきて。
お客様に体験を通したどこにもない瞬間を届けられるように少しはなってきたと自負している所です。
そんな中でふと体験した出来事。
年末年始でしょうか、レジ業務にて私がゲストの対応をしている際に3人のファミリー様が来てくださいました。
恐らくお母さんとお父さん、そして小学校中学年から高学年くらいの男の子。
いつも通り1プレイあたりのお値段やゲーム説明を行っていると男の子がポロッと。
「え!!たっか…いい商売してるなぁ…。」
と溢されました。
それ自体はなんの珍しい事案でもないのです。
価値の置き方感じ方、それは人それぞれ。
ただ、その値段に似合っただけの価値を作り届けるのが我々クルーの仕事であると認知しています。
お父さんが
「え?え?何いま高いって言った?高いって言ったか?」
ですがまぁ、気まずい空気になったりならなかったり…
我々側として未だどういう反応を返すべきかはまだ新参者の私では正解が分かっておりません…
"高いんやから頑張れよ!"
"いい商売してるよな!時給いくら貰ってんの?"
続く言葉にほんの少し脳を回転させどう返答しようかと考えていた所でした。
続いたお父さんであろう方の言葉は
「高いのなんか当たり前やんか!!
おま、何人の人がこのパークで働いてると思ってんの!」
でした。
なんだか少し、ハッとさせられた気がします。
その後の空気は男の子が
「ん〜?3人!」
「え〜〜パーク3人で回るかな〜!」
なんて返答をしてなんの気まずさも感じる事なくゲームへとご案内する事ができました。
何だか他の方と見え方が違うお父様であるなと本当に印象に残っています。
このお金を払うことでただ自分に返ってくるリターンのみを見るのではなく、そのお金の行き先や還元先を見越して紙幣と我々が提供しているサービスの交換する。
いわばあのお父様は我々の人件費をお支払してくださったと言っても過言ではなかったのかもしれません。
何とも、他の方とは世界の見え方見方が違う方で。
どちらかと言えば経営者の思考に近いなと、経営を学んでいる端くれ者として感じました。
この紙切れ1まい、この丸く硬い硬貨1つ、
支払う事によって自分が豊かに、そしてその先の誰かの豊かさも買っている行為であると。
感じる事ができればまた少し"今"は違った見え方や生き方ができるのかも知れないと。
ほんの少しだけ思った出来事でした。