ASに聴く曲5選
(A) アラーム音として (S) 睡眠から目覚めるときに聴く曲。あるいは、(A) アラーム音を (S) そろそろ変更するときの候補曲。
「朝ですよ、さっさと起きなさい!」ってことです。イメージとしては次のとおり。まどろみのなか遠くから聞こえるジングル → 優しい目覚め → 布団のなかでしばし逡巡 → 起床して着替 → 歯を磨きながら鏡の自分と対面 → コーヒーを飲んで家を出る → 輝かしい朝陽/新しい一日。このルーティーンのうち、いずれかのシチュエーションに合いそうなものを選んでいます。朝なので、やはり気分が前向きになって徐々にポジティブ思考のギアが入るような。例えるなら、恋愛モノ Netflix のオープニング・クレジットで流れそうな曲調でしょうか。
あくまでアラーム音に照準を当てているので、イントロの 2分だけでも聴いていただければ、と思います。では、5曲どうぞ。
☆Feel Like A Child☆
Title Feel Like A Child
Artist Sean Nicholas Savage
Album 「Shine」2022
Comment Sean Nicholas Savage はカナダのシンガーソングライター。かなりの変わり者らしいですが、詳しくは知りません。本曲は偶然 Spotify で見つけて即「お気に入り」に登録。インディーズの良し悪しが共存する、心許ないヴォーカルがミソですかね。
☆Sunlight☆
Title Sunlight
Artist Kyte
Album 「Kyte」2008
Comment デビューからもう15年、早いなあ。当時は Sigur Ros に続くポストロック (ニューゲイザー) の期待の新星でしたよね。エセリアルな音は、ゆったりとしたポップセンスに支えられています。起きぬけの気怠さを和らげるのに、最適のサウンドスケープではないですか。
☆Last Goodbye☆
Title Last Goodbye
Artist Circus Maximus
Album 「Nine」2012
Comment ノルウェー産プログレ・メタルの雄 Circus Maximus。ドリムシを基準に考えると、ややメロディアスで情緒的です。そこはそれ、北欧美メロの特色でしょうね。この 3rdはぼく的に彼らの最高傑作、本曲の前奏 2分は朝の寝覚めにピッタリです。
☆Rete☆
Title Rete
Artist Kassav'
Album 「Le Meilleur De Kassav'」1995
Comment ド派手に、ご陽気に、目覚めたいときだってあります。仏で40年以上もカリブ海音楽を普及/更新してきた Kassav'。ダンスミュージックが基盤にあるものの、ワールドミュージック・ブームの走りでしたね。目覚めのスティールパンはアラームに打ってつけかも。
☆Love Me More☆
Title Love Me More
Artist Mitski
Album 「Laurel Hell」2022
Comment 三重県生まれの日系アメリカ人 Mitski。インディ・シーンで着実に実績を積み、2016年「Puberty 2」で本格デビューを果たします。その後の勢いはブースター不要、いまだに右肩上がりの現在進行形ですね (最新盤も絶好調)。ライト・ナウでぼくがライブを見たい一番手。
朝、若い頃はギリギリまで布団から出るのが嫌だったのですが、年をとると早起きはまったく苦にならず。それどころか、アラーム設定時刻の 2時間前には、ごく自然に目覚めたりします。はっきり言って、もうアラームは不要ですね。通勤時も、 3本早い電車 (時刻) でゆっくり座れるほうを選びたくなり、満員電車でも我慢するからギリギリまで寝かせてくれ、なんて心の叫びが、懐かしいやら悲しいやら。
年はとりたくないですね〜、と思っているそこのあなた。いやいや、こんなカムフラージュに騙されてはいけませんよ。老いには、それを補って余りある喜びが若輩時の 5倍はあるのですから。年寄は決してそのことを公言しません。なぜかって? それはまだ、ヒ・ミ・ツ。
お~ん、そらそうよ。
See you soon on note (on Spotify).