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巧妙化する特殊詐欺 手口と対策 第2話 キャッシュカード詐欺盗・架空料金請求詐欺

はじめに

年々巧妙になってきている特殊詐欺。

自分は大丈夫だと思っていませんか?家族の方は大丈夫ですか?

被害に遭う前にもう一度この記事でおさらいしてみましょう。

はじめに

年々巧妙になってきている特殊詐欺。

自分は大丈夫だと思っていませんか?家族の方は大丈夫ですか?

被害に遭う前にもう一度この記事でおさらいしてみましょう。

特殊詐欺の手口と対策

特殊詐欺とは、被害者に電話をかけるなどして対面することなく信頼させ、指定した預貯金口座への振込みその他の方法により、不特定多数の者から現金等をだまし取る犯罪をあらわします。

オレオレ詐欺以外にも巧妙な手口が多様に存在しますので、手口の特徴をしっかり把握しておきましょう。 

架空料金請求詐欺

架空料金請求詐欺は、存在しない料金が未払いであるという虚偽の主張を使い、金銭を詐取(または脅し取る)手法です。

「電子マネーカードの番号を教えてほしい」という要求は詐欺のサインです。

インターネットサービス提供者を装った詐欺師が、インターネット料金の未払いがあるという口実で、携帯電話に短文メッセージ(SMS)を送ったり、法務省や裁判所を名乗って自宅にハガキを送ったりする手口です。

SMSやハガキを受け取った被害者が、その内容に記載されている電話番号に連絡を取ると、「支払わないと法的措置を取る」「今すぐ支払えばほとんどの金額が返される」と言われ、支払いを強いられることになります。

裁判という言葉をちらつかせることで、被害者の不安感をあおります。

また、「保険が使えるから全額返金される」などと言うこともありますが、すべて支払わせるための嘘です。

架空料金請求詐欺を回避するために

事業者や法務省、裁判所が「料金の未払い」を理由に、コンビニで電子マネーやプリペイドカードの購入を求めることは決してありません。

  • ハガキに書かれた連絡先への電話は避けましょう。

  • 「現金を送るように」「コンビニで電子マネーを購入するように」といった要求は無視することが重要です。

  • 個人情報や暗証番号を決して他人に伝えないようにしましょう。

キャッシュカード詐欺盗


キャッシュカード詐欺とは、犯人が警察官などを装い、電話で「キャッシュカードや銀行口座が不正利用されている」と主張し、「預金の安全を確保するための手続きを行う」と偽って詐欺を行う行為です。

「口座が不正利用されている」「キャッシュカードの確認のため訪問する」という言葉は詐欺の兆候です。

電話での説明の後、犯人は「キャッシュカードを確認するため」と称して、私服の警察官や銀行協会職員になりすまし、被害者の自宅を訪れます。

被害者が気を取られている間に、事前に用意した偽物のカードと実際のカードを交換し、被害者が気づかないうちに口座から現金を引き出します。

最後に「封筒を開かず保管して」と言われることで、すぐにはキャッシュカードのすり替えに気がつくことができず、その間に口座から現金が引き出されてしまう巧妙な手口です。

詐欺被害を回避するために


  • 警察や銀行関係者が、暗証番号を尋ねたり、キャッシュカードを封筒に入れるよう要求することは決してありません。

  • 常時留守番電話を利用して、不審な電話を遮断しましょう。

  • 迷惑電話防止用の装置を活用して、不審な連絡をブロックすることをお勧めします。

  • いつも心に留めておき、何かおかしいと感じたら、すぐに家族や信頼できる人に相談することが大切です。

最後に

今回はキャッシュカード詐欺と詐架空料金請求欺について解説しました。

自分や家族の財産を守る為に、いま一度家族の皆さんと確認しておきましょう。

第3話ではまた違う特殊詐欺を取り上げますので是非ご覧になってみてください。

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