説教も煽りもいらないよ【日付が変わるその瞬間を口実に】
2024年が終わり、2025年になる。
プレゼント・ギフト研究員のさきぽんです。
2024年を振り返ったり、2025年の準備をされたり、特に何かをするわけではなかったり、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
日付が変わる、23時59分から0時00分のその瞬間に、
世界中の人が、地球が回る順番に、その瞬間へ思いを馳せていく12月31日。
日付が変わるその瞬間は毎日繰り返されているのに、
この日だけは、同時に特別にたくさんの人が思いを馳せる。
不思議な気持ちです。そして、良いことだなあと思います。
谷川俊太郎さんの「朝のリレー」という詩があります。
作品は1968年に発表され、1980年代の数年間、中学国語教科書に掲載されていたそうです。
わたしはコーヒーのCMをきっかけに知って、初めて見たときこども心にもじーんときたのを覚えてます。
こうなりたいなら、これをすべき、とか
ああなりたくないなら、いますぐこれをやめたほうがいい、とか
できる人はこれをやっている、とか
そういう説教や煽りは、
一旦目の届かないところへ置いといて、
その日付が変わる瞬間を、変わったことを、
地球の自転の速度に合わせて、
みんなが順に思いを馳せることを口実に、
大切な人たちに、ありがとうとおめでとうを言える日。
普段言えない人にも、日付が変わるを口実に
勇気をもらって、かこつけて、
言ってみたい気持ちになる。
伝えられるチャンスは、私が考えているより
実は少ないかもしれないと思い、
今年は気持ち多めで、口実にかこつけようと企んでいます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。あけましておめでとうございます。