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Link! Like! ラブライブ!活動記録15話『夢を信じる物語』~これは蓮ノ空スクールアイドルクラブのプロローグ~

Link! Like! ラブライブ!活動記録15話読んだ?
読んでほしい、全人類読んでほしい・・・という気持ちになるほど15話で心がぐちゃぐちゃになったので勢いのまま感想記事です。
ここにきてる人は15話はすでに読んでると思いますけど、15話のネタバレ
がっつりするので先に言っておきます。
まだ15話読んでないならとりあえず読んで!
真っ白なまま読めるのが一番感動出来ますからね。
全人類は言いすぎだけど、これまでリンクラを追ってきた人間に刺さらないわけがないシナリオでしたので、まだの方は回れ右して先に活動記録読んできてください。










活動記録15話読んでない人は回れ右したかな?
じゃあ感想書いていきましょう。


14話までと12月度Fes x Live、12/31 With X Meetsまでのお気持ち

15話の感想の前に14話までのラブライブ編、12月度Fes x Live、12/31のWith x Meetsまでに関しては少し思うところがあるのでそこに触れておきたい。

活動記録14話において、突然蓮ノ空に振りかかった「ネット禁止令」
このネット社会において、しかも山奥で週1度外出届受理されないと外にも出られない、百合ゲーの『Flowers』みたいな学校なんですよ?
なのにネットを禁止されたら入学希望者いなくなるだろう?

そこには目を瞑るとしても、4月からネットが使えなくなるかもしれない。というところで、活動記録配信前に配信されていた花帆ちゃんの配信が伏線となってきて、俺たち視聴者がラブライブ優勝の理由となる。
という展開はこれまでラブライブという物語を外から傍観するしかなかったラブライバーがラブライブ世界に間接的に介入して、スクールアイドルたちの背中を押す役割を得る。
という、現代だからこそ可能な展開に感動すら覚えたのですよ。

ところが、そこから活動記録14話後編で、突然今日から「ネット禁止令」。しかもその後「外出禁止令」も出されてスクールアイドルクラブは何もできない状態に・・・いや、急に通信制限かけられるってどうゆうことだよ!?
皆ちゃんと親御さんが携帯代払ってパケット使えるようにしてたんでしょ?
そこ使えなくなるって、電気通信事業法違反じゃないっすか?
その後、綴理先輩の超テクノロジーで蓮の空のこと好き好きクラブの皆から通信量を貰う流れになるけど、どうゆう技術力?

まぁ、展開としてはラブライブ出場が危ぶまれる蓮ノ空をファンが助けるっていう熱い展開ではあるのだけれど、舞台装置の作り方が雑すぎるというか・・・。

予選で1組しか全国に進めないから蓮ノ空全員として出場するという花帆ちゃんの決意も、それが通るラブライブのレギュレーションどうなってるんだよ。
と思いつつ、Fes x Liveでは蓮ノ空ではなくスリーズブーケ&DOLLCHESTRA&みらくらぱーく!というあくまでも3つのユニットの混合という形でそれが見事に合わさったLink to the FUTUREでこれ以上ない形でこれまでの軌跡を映し出され(曲としても、演出としても)、結局演出の力で涙してしまった。
限られた時間の中で出来るだけパフォーマンスを見せるためにMCも巻きにしてるところも、最後皆が手を振ってるところで配信ぶつ切りになるのも本当に10GBで配信できるギリギリを見せているようで最高だった。

からの、12/31の年末配信。
梢先輩がポロっと決勝進出を言っちゃうところも、っぽかったし、決勝進出が素直に嬉しかった。

けど、何でいつの間にか配信できるようになってるの?

いや、With x Meetsは学校のこと知らない体で観てる配信だから説明がないのは当たり前なんだけど、こうモヤモヤするというか。
ラブライブ決勝への出場でネット規制派を沙知先輩が説き伏せたんでしょうけど早すぎるだろうと。

というわけでこのラブライブ編は、これまで視聴者でしかなかったラブライバーが第4の壁を越えて作品世界に干渉する。というラブライブだけでなく、2次元コンテンツ的にもエポックメイキングなことをしたものの、その舞台装置の作り方に難があるなという感想でした。


これがスラムダンク第二部ですか?

15話part1を読んだところの感想がこのトピック名でした。
すでに蓮の空スクールアイドルクラブはラブライブ決勝で敗退して学校に帰ってきたところから話がスタート。
確かに、地区予選のLink to the FUTURE見せられて「決勝でこれ以上のもの見せられるの?」と思いましたけど、あれがスラムダンクで言うところの山王戦だったとはね・・・。

スラムダンク第二部について少し説明しておくと、スラムダンクは本当は山王戦で負けたところで完結ではなく、花道たちの世代がメインになる第二部が始まる予定だったんですが、井上先生とジャンプ編集部でなんかあったらしく白紙になったんですね。

だから、山王戦のあとを描いてる蓮の空は第二部じゃん。と。

どうでもいい話をしてしまった。
こっからユニットごとに切り分けて感想書いていきます。

みらくらぱーく!

るりちゃんは決勝の場で他のスクールアイドルたちの熱量を観て、その熱量に気づける自分は決勝の場にいる資格はあったのか。と落ち込んでいました。
他の5人も同じ熱量を持ってラブライブ決勝に臨んでたのに。昨日今日スクールアイドルを始めた瑠璃がいていいのかって。

あ”の”な”ぁ”~!
るりちゃんがいなかったらメグちゃんはスクールアイドルクラブに戻ってこなかった訳で、そしたらみらくらぱーく!もなくて、今の6人もいなくて決勝にも来られてなかったんだよ!

るりちゃんが周りの熱量に気づけたのは普段気遣いの鬼だからだろうし、そうやって気づけるるりちゃんは凄いんだよ。

でも、最初メグちゃんが理由でスクールアイドルを続けて、メグちゃんのLink to the FUTUREカードで「みらくらぱーく!が決勝に出てたら寝込んじゃってたんじゃないかな」って言ってるように、勝ち負けがあんまり好きじゃないって言ってたるりちゃんが決勝で負けたことで「やっぱり勝ちたかった」って言ってるんですよね。
これまで彼女になかった「悔しい」という感情が芽生えた。
やっとるりちゃんはラブライブに勝ちたいという明確な気持ちがこれで出来たわけですよ。

↓こんなネガティブ発言してても、これが落ち込んでたるりちゃんが復活した証拠で「瑠璃乃さんらしい」って梢先輩に笑われるの、蓮の空らしくて好き。

対して、メグちゃんは蓮の空が間違えなく一番のパフォーマンスだったのに優勝できなかったのは納得いかない。と、るりちゃんと反対の理由で荒れていました。

それでもるりちゃんのおかげでみらくらぱーく!が、蓮の空スクールアイドルクラブが今度こそ最強だと知らしめて、他のスクールアイドルに「「参りました~」って頭下げに来るぐらいのパフォーマンスで、勝つ!」とすら言って復活します。

身長も性格も正反対で凸凹なようで、2人のお互いを好きという気持ちと根底にある楽しむ、楽しませるという気持ち。
ネガティブなようでポジティブ、それがみらくらぱーく!


Dollchestra

さやかちゃんは他の皆と違って、これまでフィギュアで努力しても勝てない、姉と比べて才能がない。
だから努力をする。それでも勝てないこともある・・・そのほうが多いけれど、努力しない勝利には価値がない。だから努力を続ける。
という、少し悟りを開いたような心持ちでした。

そうして努力することを諦めない姿勢に梢先輩もリスペクトしているのですが、さやかちゃんは努力する過程が大切。
梢先輩は結果が出なければ意味がない。
という、実は考え方的には決定的に違っている。

ただ、その過程。美しく見える下で足を絶えずバタつかせる白鳥のように藻掻くさやかちゃんだからこそ綴理先輩はさやかちゃんを選んだのでしょう。

しかし、そんなさやかちゃんを悩ませるのはやはり綴理先輩。
お母さんのように甲斐甲斐しく綴理先輩のお世話をしていても、梢先輩に綴理先輩を任せるさやかちゃん。

そんな綴理先輩はというと、さやと一緒にラブライブ決勝に出られて、蓮の空スクールアイドルクラブ皆でラブライブに出られて満足なはずなのに、それだけじゃ足りなかった。
さやに嘘をついてるみたいで話せない。

うぉぉぉぉ! さやに申し訳ないと思いながらも、正直な気持ちが言えないから、逆にそのせいでさやを困らせてて面倒くせぇ女だな綴理!
でも、そんな不器用なのに、心が繊細な綴理先輩が好き!
相手を想っていつも裏目に出ちゃう綴理先輩が好き!
そして、さやかちゃんは理由が聞けなくても、綴理先輩の言葉がまとまるまで信じて待っていてくれるのよ。

もっと欲張りになってほしい、蓮ノ空が一番だと皆に思ってもらえるようになっていい。
チェンソーマンのデンジみたいになってる綴理先輩に対して梢先輩は、綴先輩の心を・・・どちらかというと綴理先輩が自分の中でまとまったのだけれど、蓮の空が一番だと思ってほしい気持ちに気づけたんですね。

綴理先輩のLink to the FUTUREカードボイスで言ってましたが、スクールアイドルという縋っているものを失うのが怖いと恐れていた綴理先輩が、すでに持っている物を必死に守るというところから解き放たれて、ラブライブ優勝というより大きなものを掴もうと前に進み始めた。
これでまたドルケのパフォーマンスが美しくなってしまうね。


スリーズブーケ

みらくら、ドルケの気持ちを聞いてきた花帆ちゃん、梢先輩は部室に戻ってきます。
そこで梢先輩はまだ気持ちを聞いていない残り1人、花帆ちゃんにも気持ちを尋ねます。

ここにきて初めて自分の・・・自分より、梢先輩をラブライブ優勝に導けなかった自分の不甲斐なさに気づいて泣いてしまいます。

こうゆう自分の気持ちに無自覚で、周りにも正直鈍感だけど明るく突っ走れる、暗さがないところが花帆ちゃんで、主人公たらしめる部分なんだよなぁ。
プリティーリズムレインボーライブのなるちゃんが凄いキャラクター性として近い。

そんな自分の無力さを嘆く花帆ちゃんに慰めの言葉はかけず、隣で寄り添ってあげる梢先輩。
そんな梢先輩はやっぱり花帆ちゃんの頼れる先輩で、花帆ちゃんを花咲かせてくれる人なんだよなぁ。


梢先輩のおかげで自分の気持ちもスッキリさせられ、立ち直った花帆ちゃん。
部室を後にするも「紅茶の食器そのままだった」と部室に戻る。
すると、そこにはガーベラの花を持ち1人泣く梢先輩の姿があった。

「あたしじゃダメですか?」
花帆ちゃんの問いに、梢先輩はこれまであまり語ってこなかった自分について語り始める。
幼い頃に観たラブライブでスクールアイドルになろうと決意したこと。
小さい頃からラブライブで優勝するためにずっと努力してきたこと。
スクールアイドルクラブの皆が輝いている中で自分が輝くためにはラブライブで優勝しないといけない。そうしないと自分には何もない。
優勝できなければ意味がない。

だから去年辞退して出られなかったのも相まって今年のラブライブは強い想いがあったのでしょう。






うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁ!!!!!!
梢先輩、これまで自分のこと殆ど話してこなかったから落差が。
これまで「頼れる先輩」というキャラクターを決して崩してこなかった梢先輩がここで初めて1人の女の子としての弱さを出してくるから心にズシンとくるわけですよ。
しかも、ただ話を追ってきたわけじゃなく、配信だって毎週あった。Fes x Liveだって毎月あった。
もうただの物語じゃなくて、彼女の軌跡、彼女の人生の一部を観てきたような面持ちなんですよ。
梢先輩みたいに幼い頃から夢に向かって努力してきたキャラ自体はアニメでもドラマでも珍しくはないわけで。
ただこちとら50時間以上は彼女を観てきている。
だからもう想い入れが違いすぎるわけですよ。

ちなみに梢先輩の好きなスクールアイドルソングはMermaid Festa vol.1でういさまがエリチが好き。撫子祭では梢先輩はポニーテールにしてて「幼い頃に憧れたスクールアイドルと同じ髪型にしてみました」って言ってるので梢先輩の理想は確実にエリチ。
Aqoursのダイヤさんの好きなスクールアイドルもエリチだし、どんだけのスクールアイドルの人生に影響与えてるんだよ絢瀬絵里・・・。

閑話休題終了。

自分には何もないと言う梢先輩の告白に花帆ちゃんは
「花咲きたいっていう、あたしの夢を最初に助けてくれたのは梢センパイなんです」
「梢センパイのことだって、あたしが花咲かしてみせます!」

力強く梢先輩の夢を後押しする花帆ちゃん。

「ひとりでがんばるのが大変だったら、すぐそばにあたしがいますから」
「くじけそうなときでも、今度はあたしが支えますから」
「梢センパイには、日野下花帆がいるんだって。そう信じてもらえるように、がんばりますから」

そう、これまで梢先輩はラブライブ優勝の夢を、自分を縛る重荷を一人で背負っていた。
誰にも頼ることができなかった。
あまりにも重すぎる夢に花帆ちゃんは躊躇なく、力強く梢先輩を助けようとする。

梢「一緒に、夢を信じてくれる・・・?」
花帆「もちろんです!」
花帆「あたしたちで――夢を叶えましょう!」
梢「ありがとう、花帆さん・・・・・・」

やっと、初めて梢先輩は心を救われた。
他でもない、日野下花帆に。

赤いガーベラの花言葉は「神秘、チャレンジ、常に前進」
そして1本のガーベラの花言葉は「あなたが私の運命の人」

梢先輩の運命の人は日野下花帆しかありえないのです。
夢を信じる二人はこうして本当の意味でスリーズブーケになれた。

そして6人は決意を新たにラブライブ優勝を目指すのです。

花帆ちゃんと梢先輩の関係性も変わる。
梢先輩は信じる花帆ちゃんを「花帆」と呼ぶようになります。


と、やっとこれでティザーの画像に繋がるわけですよ。
10か月近くかけてついに蓮の空スクールアイドルクラブのプロローグが終わったのです。
流石5年かけてきたプロジェクト。
ここから始まるわけですよ、蓮の空の、2年生の最後のラブライブへの挑戦が。

いや、こんなん見せられて泣かない訳ないでしょ。
記事書くために見返してても梢先輩のシーンは涙止まらなかったからね。

皆の葛藤、悩み、苦悩はラブライブに集約されていて、ラブライブに囚われていて、それは呪いのようで。
でも魅せられてしまう。
そんな藻掻きながらも、限られた時間の中で精いっぱい輝こうとする彼女たちを応援しないわけがない。
皆の卒業まで追い続けましょう。
これからの6人の"活動"を。

最後に永遠のEuphoriaの歌詞置いときますね。

もう何も怖くない さあ 行こうよ

目指したこの道は 足が竦むほど

遠く険しい夢だったけど

信じてくれたんだ キミがずっと傍で

だから強くなれた


夕暮れ空 橋の上で 立ち止まりそうな心に

聞こえてきた キミの声が

顔上げて (顔上げて) さあ もう一度


Euphoria高鳴る想いは いつでも

キミのその笑顔があれば

走り出せるよ

Euphoria 歌おう 未来に鼓動弾ませ

めぐり逢ったストーリー

一つになった瞬間 もう何も怖くない

さあ 行こうよ


時雨の空みたい いつだって突然

チャンスもピンチも 気まぐれだけど

差し出したその手の ぬくもりはきっと

永遠とわに続く絆


雲の切れ間 星を見上げ 神様にお願いしてた

きっとキミも同じ だけど

内緒にしよう (内緒にしよう) 叶いますように


Euphoria 繋がる想いは いつでも

キミに語りかけてるから

耳を澄まして

Euphoria 行こうよ 笑顔があふれる場所へ

何があっても大丈夫

立ち上がれない そんな夜も

同じ空を見てる さあ 笑って


喜びの数だけ (数だけ)

苦しみもあると言うなら (言うなら)

もう 迷う事はない

道は開けるんだ 必ずいつの日か


Euphoria 高鳴る想いは いつでも

キミのその笑顔があれば

走り出せるよ


Euphoria 繋がる想いは いつでも

キミに語りかけてるから

耳を澄まして

Euphoria 歌おう 未来に鼓動弾ませ

めぐり逢ったストーリー

一つになった瞬間 もう何も怖くない

さあ 行こうよ


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