1人のハロウィンと秋アニメ
昨日は大人の皆さんと飲み会に行き、学生ということで少し早く抜けさせてもらった。ほぼ同年代の梅酒やおいしい日本酒、少し変わったビールなど、たくさんのお酒をいただいてしまった。そこまでお酒を飲む人間ではないので、久々でこれでもかと飲んでいた。
翌日の今日はすっきりとしていて、頭痛もない。そこまでのだるさもない。若さとは偉大なり。
今日は10月31日のハロウィンで、一人でハロウィンパーティーをしようと意気込んでいた。前日の酒が残っていたらと少し不安だったが、そんなことはなかった。周りからは「お酒強いね」とびっくりされるくらいには飲んでいたらしい。飲んだお酒の量と度数を考えると、だいぶ飲んでいたのだと思う。というか、度数の高いお酒しかなかったともいう。
ハロウィンパーティーとはいっても、すごく凝ったことはしない。ちょっといつもより気合を入れて料理を作る程度である。数少ない友達を呼んだりもしない。ひっそりと楽しむのが好きだから。
料理は3つ。メインはハロウィンらしくかぼちゃのグラタン。サラダはレタスとトマトと蒸し鶏のシンプルでハロウィンっぽくないもの。副菜にコルカノン。コルカノンは簡単に言ってしまえばマッシュポテトに香草や野菜を加えたジャガイモ料理。アイルランドの伝統的な祝祭料理。それをもっとシンプルにしたものを作る。
あとはハロウィンらしくお菓子を作る。かぼちゃのベイクドチーズケーキとココアのフィナンシェ、型抜きクッキー。一昨日、デコレーション用にとチョコペンも購入したのでそれっぽくできるはずだ。多分。
午前中は就活関連のことで時間を過ごし、午後から準備を始めた。昼食後、とりあえずお菓子を作ってしまおうと型抜きクッキーの生地を作る。
生地を休ませている間にココアのフィナンシェを作る。ボウルに材料をいれて混ぜ、焼くだけ。と、書くと簡単だが、実際は繊細な作業なので難しい。不器用な人間には慎重な作業なのである。
ここらへんで突然「アニメ観てないな」と気づいたので、iPadさんをご用意。父が入ってくれているおかげで見れるサブスクでアニメを観ながら作ることにした。
今年の秋アニメは観たい作品が多く、アニメ化が決まった時から楽しみにしていた作品もある。というのに、ここ最近は死神とも称される某探偵漫画のことでつきっきりだったので見れていなかった。時間を作ればいいのに、その時間はすべて支部でつぶされるのである。怖い。
『薬屋のひとりごと』を観ながらフィナンシェの生地をシリコンの型に入れる。フィナンシェは2回チャレンジをしてことごとく失敗している。形が不格好な上、生地をちゃんと型に流し込めていないことが多かった。その原因は混ざっていないなどの自分じゃ正直分からない部分と、絞り袋を使わずに無理やりスプーンで入れていたことである。というわけで、今回はちゃんと絞り袋を購入し、型に流し込むことにした。
使った感想としては、「これからもそうしよう」である。なんて楽なんだ…
フィナンシェの型をオーブンに入れたら、次はかぼちゃのベイクドチーズケーキ。かぼちゃは事前に柔らかくしておいたのでフォークで潰す。無印のマッシャーを買った方がいいと思う。絶対に便利だ、あれ。
ベイクドチーズケーキやバスクチーズケーキは混ぜて流しいれるだけなので、大雑把な私にも簡単にできる。生地を作っているあたりで次のアニメを『葬送のフリーレン』に変える。
フィナンシェができたところで冷ますためにオーブンの上に置いておく。今のところいびつじゃない…!!!うれしくて声を上げてしまった。普通に楽しい。
ベイクドチーズケーキの生地を型に流し込み、オーブンで50分。アニメ2話分見れるので、落ち着いて『葬送のフリーレン』を見ることにした。クッキー生地はまだ柔らかかったので、もう少し置いておく。
オーブンが20分を切り、アニメも最新話まで見れたので、クッキー生地を確認した。ちょうどよさそうなので、型抜きをすることにする。ちなみに、我が家にはハロウィンの型はない。なので抹茶とココアの生地でフランケンシュタインみたいな継ぎ接ぎがある海の生き物たちが爆誕する。あとは注射器。
アニメの方はちょっと気になるな、程度だった『アンデットアンラック』に。どんな話かさっぱり知らなかったが、とりあえず今季見ることが決まりました。中村悠一ボイスはやばい。あと、後々wikiで調べたら帯に菌糸類がいたとのこと。たびたびジャンプに登場されますけれど、この作品は大丈夫??え、鬼滅みたいなことにはならない??ねぇ、答えてよ!!!
生地を伸ばし終わったあたりでベイクドチーズケーキを救出。型抜きが終わったところで予熱完了。で、15分ほど焼く。ほどよい焼き目がついて、アニメの方もちょうどいい感じに終わったので無事にスイーツづくりは完了。
料理もいつも通りにできたし、大変満足。デコレーション??知らない子ですねぇ…
あんまりうまくデコれなかったけど、親に写真を送ったら「欲しい」「届けて」と物理的に無理なことを申されるほどにはよさそうに見えたのだと信じたい。実家の家族にはあきらめていただきました。来年か再来年あたりに期待してくれ。
一人のパーティーって寂しいように思えてしまうけど、個人的にはゆっくり自分のペースで準備できるし、一人で騒げて楽しいのである。誰かと時間を共有することも勿論楽しい事なんだけど、ありのままの自分でいられるのは自分の前だけなので、それが一番楽しいんだなぁと再認識。
次回の一人パーティーは自分の誕生日か、クリスマスまでお預けである。自分の誕生日は外に行ってもいいけど、悩み中。クリスマスは一人でしたいけど、バイト的にできるのか…?そんなことしてるなら寝たほうがいい。多分今年も2時から働くんだからな、夜中の。
大量のお菓子たちはゆっくり消費。来週まで持ちそうだな…しばらくはお菓子に困らない。来年も一人で楽しみたいな、できればだけど。