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2024年の旅行納め〜冬の京都〜

12月19日(木)
紅葉の盛りも過ぎ、冬の気配が感じられる京都嵐山へ、父を連れて旅行に行って来ました。
今回の旅の行程は下記の通りです。

①天龍寺

②茶房 玄以庵

③竹林の道

④そば甘味処 団五郎

⑤常寂寺

⑥二尊院

⑦福田美術館

京都駅から嵯峨野線に乗って嵐山へ。
残念ながら晴天とはいかず、雨が降っては止み降っては止みのぐずぐずとした天候でした。


①天龍寺

紅葉が過ぎたとはいえさすが屈指の観光地、沢山の参拝客で大変賑わっていました。人の隙間を縫っての写真撮影はなかなか大変なものでした。

曹源池庭園




②茶房 玄以庵

抹茶が飲みたいという父の希望があり、たまたま通りがかった店へ入店。
時間帯故か、自分たちを含めて数組の客がいるのみで落ち着いて休憩することができました。

栗善哉とほうじ茶


③竹林の道

今回の旅行でここが一番の混雑具合でした。


④そば甘味処 団五郎

本来ならこのまま常寂寺に向かう予定でしたが、雨がパラパラと…。しばらく様子見するも雨足が強くなる一方なので、たまたま通りがかったここへ雨宿りを兼ねて昼食に。

きつねそば

急遽入った店でしたが、とても美味しくいただくことができました。やや白っぽい蕎麦でもちもちしていたように感じます。
雨と風で冷えた身体に、温かいおつゆが沁みました。


⑤常寂寺



雨足が落ち着いた隙を狙ってようやっと目的地へ。
紅葉のピークはすでに過ぎたとはいえ、褪せた紅葉が残る木がちらほらありました。
しかし、山門をくぐり足を進めた先には……


地面一面に散った紅葉が。
赤く鮮やかに色づく紅葉も素敵ですが、絨毯のように埋め尽くされた紅葉もなんとも素敵な光景でした。


⑥二尊院

勅使門

嵐山から離れていくと人も疎に。人の話し声も少なく、厳かな空気の中で参拝することができました。

しかしここで、ちょっとしたハプニングが。
気がつかない間に、手袋を片方落としていたようで、親切な外国人観光客の方が教えてくださいました。

御朱印が書き上がるのを待つ間、本堂でしばしの休憩を。


花手水


⑦福田美術館

旅の最後は、現在開催されている“若冲激レア展”。
今回の展覧会の目当ては今年に発見された
絵巻“果蔬図巻(かそずかん)”です。

混雑を覚悟していましたが、意外にゆったりと鑑賞することができました。
そして、なんといっても驚いたのが全ての展示作品が撮影可能だったこと。(動画撮影は禁止です)

なかなかない機会ということで、ここぞとばかりに写真を撮ってしまいました。

蕪に双鶴図
鯉魚図(りぎょず)
果蔬図巻(かそずかん)


また、今回の展示は伊藤若冲だけでなく円山応挙の作品も。

牡丹孔雀図

鮮やかな青が目に入り、そして目を凝らさなくても分かる線の細かさ。筆でこのような繊細な絵が描けるのかと、しばらく目が離せませんでした。


鑑賞疲れを癒す為、館内のカフェへ。

カフェから見える庭園越しの渡月橋

休憩後、嵯峨野線に乗り再び京都駅へ戻りました。


これにて、今年の旅行納めとなります。


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