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『Day26_2024.12.02▶︎▶︎▶︎ 【クアラルンプール】都会の中のジャングル。』

マレーシアの朝はホットミロから始まる。
今日はなんとなんと、フルーツもあります。

日本ではひとつ1200円くらいするマンゴーが、ここでは120円。
マンゴー好きはマレーシアに移住することをおすすめする。

タイにいる時からマンゴー食べとったけど、やっぱ南国フルーツは南国で食べるのが1番美味しいね。
日本で人気のマンゴーと形は違うけど、こっちの縦長マンゴーも本当に甘くて美味しい。

マンゴーのおいしい時期は3月。
その時はもっと安くて美味しいんだってさ。
タイ出身のトッドより。

今日は一日、ファミーガイドがクアラルンプールを案内してくれる。

ファミーは元grabドライバー(Uberみたいなやつ)なんじゃけど、車を購入して7年経ったのでgrabを続けれなくなったらしい。
今は我らの専属ドライバー兼ガイドとして活躍中。
車を走らせながら色んな解説をしてくれる。
これはドバイの次に高いタワー、名前忘れちゃった。
2025年にオープンするらしい。

「自然の中でハイキングしたい!」
私たちのリクエストでファミーが選んでくれたのがクアラルンプールの中のジャングル。

大都会の中のオアシス!
こんなとこがあるなんて知らんかった。

「これはバナナの木。実ができるのは1本の木で1回だけ。じゃけど実がなった後でも用無しじゃない、この木の葉っぱは天然の食器なんよ。」

「これはパームの木。実の中の種を絞るとパーム油ができて、この油は料理によく使われとるよ。」

「このプレートがついてる木は寄付された証で、日本の大企業もこのジャングルに寄付してくれとるんよ。」

「この木を見てみい!僕がすっぽり隠れるくらいでっかいじゃろ!」

ファミーの解説、広島バージョンおわり。


ジャングルには猿もいる。
こう見るとニホンザルってそんな可愛くなかったなと気づく。

頭のとんがりって本当にあるんじゃ。


全1時間半のガイド付きジャングルツアーを終え、汗だくの私たち。
なんとここにはシャワーもある。
さっぱりした後、屋外のテーブルで休むのは結構至福の時。
日本では涼むならまず屋内!じゃけど、他の東南アジアの国は屋外の風通しのいいところで休むことが多い。
外でも風が吹いたらちゃんと涼しいし。
自然の力で涼しくなれるってエコだよな。


ジャングルの近くのご飯屋さんに連れてってもらった。
お昼時、しかも平日なのでビジネスマンたちで大賑わい。
1人もスプーンやフォークを使ってなくて、みんな右手で食べとる。

マレーシアはイスラム教徒が国民の大半で、左手は体を清める時、右手はご飯を食べる時に使われる。


「服を買いたい!」
次は旦那さんのリクエストで、地元民が行くマーケットに来た。
溢れ出るフェイク感に胸が高鳴る、これこそが東南アジア。
お気に召した一着が見つかったみたい。
フェイクシャツは適度にペラペラで乾きやすいけん結構重宝するんだよな。

1枚8リンギ、日本円で300円くらい。
マレーシアの観光地では値引き交渉が当たり前じゃけど、ここは地元民向けなので正規の売値で初めから売られとる。

「これは本物のロナウドのユニフォームさ!」
って店主は言ってたけどこの服はシカゴのロゴ。
そう、シカゴは野球、ロナウドはサッカー。

きれいに墓穴掘って落ちてった。

夜ご飯の待ち合わせまで時間があるので、マレーシア発祥のZus coffee にきた。
ジャスミンミルクティー、めちゃくちゃ美味しい。
カフェインレスなのが嬉しいポイント、午後でも気にせず飲めるのはありがたい。
カフェイン苦手な人にとって午後のコーヒーほど怖いものはないよね。


以前までマレーシアにスタバはたくさんあったんじゃけど、パレスチナとイスラエルの紛争が起こって、スタバがイスラエルを支援したことがきっかけで大幅に店舗数が減少していったらしい。

日本にいたら気にしたことない社会情勢が、海外にいると経験として記憶に残る。
自分は無知だなと感じる時。

19:00、仕事終わりのアレックスと合流。
彼は中華系のマレーシア人、イスラム教徒じゃないけん豚肉も食べるしお祈りもしない。

私が出会ったことのある中華系マレーシア人はみんな
・中国語
・英語
・マレー語
が喋れる。
これってほんとにカルチャーショックで、その時は流石に英語勉強したよね。
英語勉強が続いてるかはさて置き。

アレックスは働きながら大学院に通っとって、最後の論文執筆で心身ともに疲弊しとるらしい。
とりあえずChatGPTを紹介しといた。

私たちがドクターの家に泊まっとるって言ったら
「そんな恐れ多いこと絶対できん」
って震えとった。
神経の図太さがこんなとこで活かされるとは。

アレックスが加わったことでより話は盛り上がり、気づけば夜の9時過ぎ。
一日中私たちをアテンドしてくれたファミーが眠そうなので、解散することにした。

解散したものの、記念写真を撮ることになったのでマラヤ大学に再集合。
ここで写真を撮ったら何年にマレーシアに来たのかわかるので便利。
ファミーは毎年撮っとるらしい、果たして友達となのか、1人なのか。
危険な質問なので聞くのは控えた。

気づけば2017年、2018年、2024年と写真撮ってる、いつまでマラヤ大学にすがりつけるのか力の見せ所。


▶︎▶︎▶︎つづく。

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