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魔男のイチ 第15狩 最大級魔法警報

今回も魔男のイチを読んで感想を書く


「お前魔法だろ」
謎の人物と向かい合うイチ

「おいウロロ」
謎の旅人はそう呼びかける
呼ばれてウロロはイチの肩からしぶしぶと出てくる

ウロロの現在の姿を見て
「なんだその姿は 嘆かわしい」
と圧をかけてくる


会話を聞いたイチは知り合いか?とウロロに尋ねる

ウロロは一番会いたくない相手で息をひそめていたという

二人の会話を聞いた謎の魔法は
「習得・・ウロロがその子ネズミに」
殺気を現す


殺気に反応するイチ
謎の魔法に斬りかかる

が、謎の魔法は姿を消してイチの攻撃を避ける


謎の魔法は語りかける
「子ネズミ お前には俺がどう見える」

問われたイチはこう答える
「死の塊 お前いままで何人殺した」

謎の魔法の背後から巨大な骸骨の残像が浮かび上がる

謎の魔法は持っていた錫杖を地面に打ち付ける
すると巨大な球体が周囲を覆う


「こんな場所に球体結界」
少し離れた場所でトゲアイスはつぶやく
どうやら菌茸の魔法はトゲアイスによって習得されたようだ
球体結界によってトゲアイスやデスカラス、そしてクムギ達の魔女や魔女候補生は弾き飛ばされたようだ



目の色を変えて球体結界に飛び込んでいくデスカラス
謎の魔法について何か知っているのか
飛び出したデスカラスを止めようとするトゲアイス
そのとき、マネーゴールドから緊急連絡が入る


「コード00 最大級魔法警報を発令します」

最大級魔法警報を聞いて顔色が変わるクムギとトゲアイス

「予言の魔女から予言が出たわ 6月6日午後2時45分 今より約15分後・・東部ホイタカの街一帯が世界より変滅する」

「変滅・・!まさかっ」
「奴よ。その魔法の姿形も能力も習得方法も全てが不明。前回出現したのは15年前 なんの前触れもなく街二つと周辺5キロの山々を一瞬にして変滅させた」

「我々魔女協会が長年追い続ける最大の敵。ウロロが「王の魔法」ならあれは世界を削り変える「神の魔法」付いた通り名はーーーー」

「反世界の魔法」


場面は反世界の魔法とイチの方へ
「さっきの質問だが、どれくらい殺したかではなく、これからどれくらい殺すかと聞くべきだな」

イチの肩に乗っているウロロが言う
「おいクソ餓鬼 俺様を発動しろ。あれはヤバイ バケモン魔法だ。下手すりゃお前ごと俺様も消されちまう。奴を刺激する前にこの結界から出て逃げるぞ!わかったな!」

しかしそれを聞いたイチは
目を見開き舌なめずりをする

「お前まさか!」
「たのもーー!」

「俺の名はイチ!お前を狩る魔男だ!」


第15狩 終了


今回からいきなりシリアス展開に
前回のギャクありキノコ狩りはいったいどこに
それにしてもヤバイ相手が出てきた
ラスボスのような貫禄を持っている敵
デスカラスが過剰反応していたのも気になる
過去になにかあったのだろうか
よくある家族や友の仇とか?
おそらくイチより遥に強い相手だがイチは狩る気まんまん
まあ、イチは負けるんだろうけど、どうなるのか
あと菌茸の魔法はトゲアイスに狩られてしまった
やはり学院生活編に突入か


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