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現代の鞭打ち刑
鞭打ちと聞くと大昔の刑罰のイメージがある
しかしこの鞭打ちは現代でも行われている
最近話題になったニュースだ
その国はシンガポール
シンガポールは日本と同レベルの治安の良い国とされている
実際の犯罪件数は若干日本の方が多いくらいだ
単純に犯罪件数だけ比べても治安が良いとは言えないが、シンガポールには日本の交番のような物もある
NPPと呼ばれる存在だ
数は日本の交番よりも少ないが、治安維持に大きな影響を与えているだろう
さらに顔認証システムを搭載した監視カメラが国内のいたる所に国民の4人に一台分の数が設置されている
オンライン通報や情報提供も行っていて、さらにパトカーに顔認証カメラ搭載のドローンを搭載するという
シンガポールは日本とは違って治安維持の為にあらゆる手をうっている印象を受ける
その中でも刑罰がある
シンガポールは日本の甘い刑罰と違い全体的に刑罰が重い
なんと執行猶予がシンガポールにはないのだ
つまり日本では執行猶予が行われる軽犯罪でも、いきなり実刑となる
麻薬、拳銃を使用した強盗、故意の殺人などは原則で死刑とされている
日本とは大きな違いだ
さらに特殊なのが鞭打ち刑だ
女性と51歳以上の男性には適用されないが、最大24回の鞭打ち刑が行われる
24回とは少ないと思った人もいるだろう
しかし、鞭の威力はドラマや映画で見るような軽いものではない
1度打たれただけで、失神することもある程の激痛を味わうことになる
さらに鞭は我々が考えているような鞭ではなく、木で作られた丈夫な鞭でラタンというものを使われている
少し前に日本人の男が強姦によりシンガポールで捕まった
そのとき鞭打ち20回+懲役17年の刑罰となった
鞭打ちは数回で失神する
失神しても刑罰は終わらない
少し間を空けて鞭打ちの刑罰が続く
20回と決めたなら20回終了するまで続くのだ
さらにこの場合は懲役17年も付いている
日本の場合は性善説で更正を目指した刑罰の為に各国と比べても犯罪に甘い
今までは、それでも治安維持できていたのかもしれない
しかし、これからますます増えるであろう外国人犯罪に対応するにはシンガポールのように厳しい刑罰も考えていくべきなのではないだらうか?