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魔男のイチ 第17狩 身の程知らず

今回も魔男のイチの感想を書いていこうと思う


前回、ウロロを発動させ氷鮫の魔法を強化したイチ
その魔法を反世界の魔法に叩きつけようとしている


「クムギよ!目をそらすな!筆記も止めるな!拾える情報は全て書き留めろ!塵一つも見逃すな!」
「はい!」

鏡でクムギに今から起こることを全て情報として残すよう指示するシラベドンナ


多筆(カンペリ)

必死で目の前の出来事を書くクムギ

「記録しろ!今キミにできることはそれだけだ!」
「はい!」


「突撃」
イチは用意した多数の氷鮫を巨大な天使の集団へ突撃させた

その威力はとんでもないもので、巨人な天使達を一瞬で氷漬けにしてしまった

しかしウロロを使用すると、使用者であるイチは強制的に眠ってしまう
魔法を使用した直後にイチは眠り意識を失う


反世界の魔法も氷漬けになり、倒したかに見えた
しかし、氷は割れ反世界の魔法はまるでダメージを負っていない

「慢心甚だしい。この程度で俺を狩るなど愚かなことだ」

言ったとたん
反世界の魔法の首にナイフが突き立てられた


イチは起きていた
自分の足を刃物で突き眠気覚ましとしていたのだ

「なんだ、首を隠しているから急所かと思ったが違ったか」

「おい、お前どこが急所だ?頭か?手足か?心臓か?はたまたおかしな条件があるのか?なにをすればお前を…狩れる…」
イチはそのまま意識を失ってしまった

何を思ったか反世界の魔法はニヤリと笑った

「身の程知らずが。ウロロを結界の破壊に使っていたらお前か塵芥の数匹くらいは助かったかもしれないが、お前のせいで全員死ぬ」

「まずはお前だ子鼠、変滅して消えろ」


意識を失ったイチに止めをさそうとする反世界の魔法
そこに、何者かの剣が反世界の魔法の胸を貫く

破裂(ラプタ)

パァンと反世界の魔法の体が破裂した

「くたばるのはテメェだよ。このイカレ魔法が」

そこに現れたのはデスカラス

「お前は…」
「超天才みんな大好きデスカラスちゃん」


第17 狩 終了


まあここまでは予想通りだった
いくらなんでもここで反世界の魔法を一撃で倒すとかは漫画的にありえない
そして意識がなくなるイチを助けるのは当然デスカラス
問題はこのあとの展開
デスカラスは反世界の魔法と何らかの面識があるのだろうか?
そして勝負の結果はどうなるのか

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