魔男のイチ 第8狩 氷鮫の魔法②
今回も魔男のイチの感想を書いていく
前回で助けた子供の案内でジョズ村についたイチ、クムギ、デスカラスの3人
そこには人の姿がなく村全体が凍っていた
クムギは報告書を確認する
突如、空飛ぶ鮫が襲ってきて村を襲いはじめた
鮫に噛まれた人は次々と凍ってしまったという
「クムギは何でもしってるな!」
とイチに褒められて気を良くするクムギ
さっそく被害が多いとされる湖に向かう
湖には趣味の悪い建造物があった
どうやら氷鮫の城らしい
そのとき何かに気がついたデスカラスが助けた子供を魔法で寝させる
城には凍らせた村人達が飾られていたのだ
「よくわかった 人への殺意そして生物を弄ぶ所業。死対死は成った こいつは絶対に狩らねばならん」
そして
「たのもー」
と氷鮫を呼び出すイチ
呼び掛けにこたえて巨大な鮫が登場
「よくきたわねブスども!!」
何故かオカマ口調の氷鮫
「まぁ多少の無礼は大海の心で大目にみてやるわ。なんたって最強と名高い深淵の魔女が私を習得に来たんだもの」
どうやら氷鮫は相手がデスカラスだと思い込んでいる様子
デスカラスは
対戦相手はこちらの…
と言いかけた瞬間
「雷狐」
イチが魔法を炸裂させた
魔法は氷鮫に直撃して焦げた状態で水の上に浮かんでしまった
氷鮫を倒した
そう思ったとき
「やっだもうネイル剥げちゃった。あなたあれね!男の魔女でしょう!」
氷鮫は焦げて浮いていたのに、何故かピンピンしている
まるでダメージがない
そしてイチのことを知っている
もう噂が広まっているようだ
「魔法たちの間でも噂になってるわよアンタ!ウロロ様を習得した規格外の人間!それも男!まさか本当に存在したなんて」
ウロロは様付けなのか
さすがは王の魔法
やはり名前通り魔法達のなかでは王様扱いなのか
「でも全然ダメね魔法狩りの基本がなってないわ~」
「魔法はね試練を突破しなきゃ狩れないのよ。切り刻んで燃やしても跡形もなく消し去っても試練を突破しないかぎり魔法は復活する」
つまり魔法狩りと魔法は挑戦者と審査員の関係
「氷鮫の試練はズバリ!」
「ファビュラスでファショナブルでマーベラスに!氷鮫を美しく飾り立てることよ! 試されるのは美的センス!」
唖然とする一同
第8狩終了
第一話で説明されていた通り試練を突破することで魔法を習得できるとあったが、すっかり忘れていた
ウロロにしても雷狐にしても実力行使だったので、勝てば良いと思い込んでいたが、これはただのバトル漫画ではなくなったな
ある意味、ジョジョのスタンド攻撃のように様々な条件下での戦いになりそう
でも今の雰囲気では、濃厚な心理戦よりギャグよりのバトルになりそうだけど