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魔男のイチ 第1狩「イチ」感想

週刊少年ジャンプで新しく連載が始まった魔男のイチ(まだんのいち)
今日から感想を書いていこうと思う


原作
西修氏
作画
宇佐崎しろ氏

主人公はイチという名の青年
ドルイド山と呼ばれる山で狩人をしている

イチは巨大な鹿を狩り近くの村へと獲物を届け、その代わりいくらかの収入を手にいれているようだ

舞台はよくあるファンタジーの世界観なのか
数人の若い女性が馬車に乗って村を出ていこうとしている

女性達は村から首都へ試験を受けにいくようだ
何の試験なのかは分からない
イチは自分には関係ないからと、試験の内容も聞かないし、女性達から村への移住の誘いも断る
「まだやりたいことが残っているから」

どうやらイチは村ではなく山に住んでいるようだ


イチは何かの理由があって山に捨てられた
その時に持っていたのは1本の小刀
襲ってきた狼をその小刀で倒し、肉を手にいれた
魚の捕り方
食べられる植物の見分け方
イチ本人に備わっている「生への執着」により山で狩人をして生きていくことを独学で学んだ

イチは山で不思議な生物を見た
今まで見たこともない巨大な生物
これは人を殺すものだ
そう感じたイチは狩ろうと思ったのだが、止めた
何故ならまだ謎の生物は人を襲っていないから

それはルールに反している
相手が殺意を向けてこないのなら、それは狩りではなく殺しでしかないと
「死対死」
これが狩人のルール

しかしイチはあの生物が殺意を向けてくることに期待している

「狩りてぇなぁ」


その時、ドルイド山へ魔女がやってくる
ウロロという者を追ってきた

深淵の魔女デスカラス


ここで、この世界の魔法の解説が入る

魔法とは生物である
遥か昔、魔法という生物が人間に試練を与えてきた
「この水を全て飲み干せ」
「篝火の魔法は私を1時間抱きしめろ」
「息吹きの魔法は私と1000キロ旅をしろ」
その試練を乗り越えると魔法が使えるようになるのだという

それら魔法を使えるハンター達を魔女と呼ぶ


山ではデスカラスとウロロが戦っている
ウロロとはイチが狙っていた正体不明の生物だった

ウロロの正体は魔法であり「王の魔法」と呼ばれる存在
その習得試練は「王の魔法」の心臓を止めること


「貫牙」という魔法を放つデスカラス
しかし「王の魔法」は倒せない

それもそのはず、「王の魔法」は女には心臓に傷をつけることができないのだ


追い詰められたデスカラスの前にイチが現れる

「俺は男だ」
そう言うイチの手には小刀が握られている

「王の魔法」はイチに殴りかかるが、イチのくくり罠という罠にひっかかり腕が地面から抜けなくなる

そこをイチが「王の魔法」の心臓を貫く


するとイチは魔法使いのような奇妙な服装に変わる

「クソガキ一歩も動くな」
とデスカラスが剣を突きつけてくる

殺意に反応したイチは思わずデスカラスに反撃する
デスカラスは魔法の防御壁に守られるが防御壁が砕かれてしまう


「てめぇは最悪な状態だ」
動くな喋るな
特に呪文なんか口にするな
と警告

するとイチはさっきみた貫牙(ラズド)と言ってしまう

とたんに辺りの地面を大規模にえぐってしまう

デスカラス、その様子を見ていた黄金の魔女マネーゴールド、その他の魔女が驚愕する


この世界では魔力を持っているのは女性のみ
男は魔法を使えない
しかし男しか突破できない試練があり、それを突破する精神と肉体を持つ男が魔法を習得する確率は0.001ほど

そんな奇跡が起こった


魔法を使えるのは女性だけ
そんな女性たらけの中に奇跡的に男が乱入してくる
そんな物語
正直ラノベのような設定だ
だがそれが良い
こらからハーレムのような展開になるのか
それともバトル物になるのか
どちらにしろ、イチという例外的男が女ばかりの魔女の世界でどう活躍していくのか楽しみである

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