魔男のイチ 第6狩 デスカラス班
今回も魔男のイチの感想を書いていく
今回はウロロの語りから入る
ウロロは遥か昔から存在していた
そして魔法が魔女に狩られるのをずっと見てきた
元々この世界には人間よりも魔法が先に存在していた
共に笑いあい高めあい、平穏な日々だった
そこに人間が現れた
人間達は魔法を狩り捕え使役した
何百という同胞が人間に道具として使われる屈辱
なぜ魔法が人間達にこんな目にあわせられないといけないのか
「イチ、お前には才能がある。俺を使えば魔女達の一掃など容易い」
「俺と手を組もう」
そしてウロロはイチに手を差し伸べる
その手を取りイチは
ウロロを背負い投げした
「よくもベラベラと嘘がつけるものだ。同胞狩りが憎いなら雷狐を狩った時にもっと怒るはずだ。お前の眼は空っぽだ自分以外に興味がない」
「俺は殺気に敏感なんだ。腹の底からお前の殺気を感じて何度自分を刺そうと思ったか分からんぞ」
するとウロロは正体を表すようにニヤリと笑う
「心情噺は効果ないか、思った以上に薄情な奴らだな」
「ははは本性が出たな害獣め。お前のような厄介な奴をこれから沢山狩れるのかと思うと俄然楽しくなってきた」
イチとウロロは喧嘩を始める
その様子を見たシラベドンナは言う
「私は彼でいいと思うぞ」
「断言しよう君は問題ない!これにて審査は終了だ」
すると空から承認書が沢山降ってくる
「イチをマンチネル魔女協会公認の魔女として承認する!」
シラベドンナは決して分析を間違えない
だから魔女達から絶大な信頼を得ている
そのシラベドンナが正しいと言ったなら正しいのだ
しかし保険は必要だ
ということで
魔女研のクムギがイチとデスカラスに付くことになってしまった
絶句するクムギ
どうやら彼女は配達係をやらされていたのを見るとパシリ扱いされているようだ
というわけで、服飾部、杖工具部、と周り準備を整えることに
次のターゲットは氷鮫(ひさめ)
近隣の村から氷による被害が多数報告されている
というわけで、デスカラス班出動
班長デスカラス
隊員イチ
クムギ(魔女研)
+ウロロ
「いくか氷鮫狩り」
第6狩終了
イチが正式に魔女(魔男?)として認められ魔女協会の一員として初任務に旅立つ
なんか話が急展開している気がする
いきなり魔女協会の一員になったわけだけど、イチはそれでいいのか?
まあ、イチは狩りさえできれば、何でもいいのか
初登場したときからレギュラーになりそうと思っていたクムギは案の定デスカラス班に組み込まれた
あと、魔女協会の部署は◯◯部のような部活感がある
全部署がそうなっているのだろうか?