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社会人が一ヶ月間ロシア語を勉強してみた(一ヶ月チャレンジ①:ロシア語)

挑戦の 後にはすぐに また挑戦

こんにちは!Light the Unightのじみーです。

本日は、少し後先が入れ替わっていますが、第1回一ヶ月チャレンジのロシア語(2020年8月8日〜9月13日)についてのまとめ記事を書いていきたいと思います!!

記事の終わりに、一ヶ月間のロシア語勉強の様子と、中間発表、期末発表を収録したインスタとYoutubeのリンクもあるので、ぜひそちらもご覧ください!

第1回一ヶ月チャレンジをなぜロシア語にしたか

「『やってみたいけどやれてない』を『とりあえずやってみる』に」ということで始まった一ヶ月チャレンジですが、細かい進め方や対象、目的などについては、最初から決まっていたわけではありません。

いつもながら、Joshと二人で話している中で、こんな企画やったら楽しいかね、となって、そのまま、じゃあやってみようかと見切り発車した、というのが実際のところです。

まあ、「『やってみたいけどやれてない』を『とりあえずやってみる』に」がコンセプトの一ヶ月チャレンジなのだから、「とりあえずやって」みないと格好付かないしね。。笑


そういう経緯だったので、何から始めるかをしっかり議論して決めたというよりは、二人が好きな語学の勉強からやってみようか、ということで語学に決まり、さらに、二人が今までやってことのある言語以外で、かつ、言語体系的にも離れているものは何か……と考えた結果、ロシア語をやろうということに決まったのでした。

ちなみに、二人の今までやったことのある言語は、

Josh:英語(流暢)、スペイン語(上級)、中国語(中上級)
Jimmy:英語(流暢)、スペイン語(中上級)、イタリア語(初中級)、ドイツ語(初中級)、中国語(初級)

といったところです。ロシア語はと言えば、二人とも、顔文字の口とかで見たことがあるくらい(*´Д`*)。完全なゼロベースでした。


ロシア語学習の目標

そんなわけで、ロシア語の勉強をすることになったわけですが、一ヶ月という限られた期間でやるからには、一ヶ月でどれくらい成長したのかを、なにかわかりやすい形で示す必要があります(自己満足的にももちろんのこと、企画を発信する上でも必須です笑)。

他方で、一ヶ月チャレンジは、あらゆることを完璧にするという目的ではなく、あくまでも、社会人がない時間を絞って、やりたいことをやってみる、というところに重点があるので、例えばうまくいかない月や、どうしても忙しくて十分に時間が割けなかった月などがあっても、良いのです。成功不成功、満足不満足の波があっても、一ヶ月チャレンジを続ける、ということの方が大切です。

だから、それぞれが到達したレベルをありのままに発信できるような何かがいいだろうということで、結局選んだのは、自己紹介でした。

自己紹介であれば、「こんにちは、私の名前は○○です。」くらいのレベルから、趣味や仕事、将来の夢まで、自分のレベルに応じた内容で話すことができます。もちろん、語学の中で、何を重視するかによって(例えば、その言語で本を読みたいのか、現地の人と会話がしたいのか、ドラマが見たいのか……など)、やりやすさは変わりますが、わかりやすい目標ではないかと思います。


ロシア語学習の準備

さて、そこまで決まったら、勉強の準備です。

じみーは、今まで、色々な語学学習法を試しましたが、結局よく批判される日本の英語教育のような正攻法の勉強方法が一番自分に合っていると考えるようになりました。要するに、文法から入る。

よく、会話から入る学習方法や、ドラマなどを使う学習方法なども取り沙汰されますが、じみーは耳がよくないので、頭で理解しないと全く何も聞き取れないですし、記憶するのも嫌いなので、会話のフレーズを教えてもらっても、結局忘れてしまいます。ついでに、基本的にはいつも独学なので、会話の練習相手もいません(たまに、独学だけど、その辺の外国人と話して練習します!というJoshみたいな人もいますが、じみーにはそんなコミュ力も勇気もないのです)。

反対に、文法は面倒でつまらない面もありますが、文法が理解できれば、自分で文章が作れるようになりますし、何より、辞書さえあれば、読むのはすぐにできるようになります。あと、色々な語学を勉強していると、各言語の文法を比較して関連付けて理解できるので、それもメリットだと思います。

……ということで、じみーは、まず教科書で文法をしっかりと理解するところから始めるのですが、教科書を決める上で大事なことが3つ。

基本文法は網羅されていて、体系立っているけれども、大きい字でわかりやすくまとまっていること。(だって難しい言葉が小さい字で書いてあったら読む気がしないもの。。。)

日常的な場面で使えるフレーズが多く例文に入っていて、会話用の練習問題も豊富なこと。(文法から入ると言っても、今日から使えるフレーズはやっぱり学びたい!!……たまに、挨拶の言葉は学べない教科書とかもあったりします苦笑)

音声が豊富に入っていて、その構成もわかりやすいこと。(たまに、1つの章に1つのトラックが割り当てられていて、出てきた文章や単語をただ順番に読み上げるだけのCDがついている本とかもあるのですが、聞きたい音声がパッと出てこないので、とても使いにくい!)


これらのことを考慮して、じみーが選んだのは、『新・ロシア語レッスン初級』(加藤敏・著、スリーエーネットワーク、2019年)という教科書です。

決め手となったのは、文法がとても丁寧でわかりやすそうだったこと(特に、発音がしっかり説明されているのは、独学者にはありがたい……!)、各課の文法を使った例文3つと応用文、そして会話文がまとまっていて、例文が豊富だったこと、練習問題では、例文を色々な単語に置き換える練習などがあって、実践的だったこと、でした。

ちなみに、結局一ヶ月チャレンジの期間には使いませんでしたが、上の教科書の後ステップアップに使う教科書として、『これなら覚えられる!ロシア語単語帳』(柳町裕子・著、NHK出版、2011年)と『ロシア語のリピーティング・トレーニング』(阿部昇吉・菱川邦俊・著、IBCパブリッシング、2016年)も買いました。

自分なりの語学学習自体については、今度別の記事で細かく書くつもりですが、じみーの基本の勉強スタイルは、「文法・発音・最低限の単語」→「単語帳・シャドウイング」というものなので、これらの教科書は第2段階で使うために買いました。


勉強の進め方①文字と発音から基礎文法へ

ロシア語は、文字も発音も、じみーの勉強したことのあるどの言語とも異なります。しかし、文字と発音の対応がわからないと、文法の説明を読むたびに、「この文字なんて読むんだっけ」から始まってしまい、文法の理解がいつまで経っても進みません。

発音は、伝わるレベルでできないと、どんなに知識があっても、会話はできるようになりません。

そこで、じみーは、まずロシア語の文字と発音をマスターすることにしました(マスターと言っても、複雑な例外なんかは後から慣れればいいので、とりあえず、各文字の原則的な音が聞いてわかる、発音できる、というのが目標です)。

じみーは、最初の数日は文字と発音だけに集中しました。この期間は、ひたすら本の音声を聞いマネして、文字を書き取って、書いた文字を読んでみて、という繰り返しです。

これは、3日間ほど、1時間くらいずつやると、多少間違えることはあっても、なんとなくは対応がわかるようになりました。発音も、簡単なものであれば、聞いて真似できるくらいにはなりました。

その段階で、とりあえずは次に進みました。ある程度文字と音のイメージがついたら、あとは練習あるのみなので、実際に文法を勉強しながら、例文を読んだり、音声を聞いたり、一人で会話の練習問題をしたりする中で、適宜最初の章を参照しつつ、慣れていけば良いというスタンスです。(語学に限らず、どんな勉強も腹八分目、「だいたい」、で進めていくのが良いというのがじみーの考え方です。)

最初の二週間(中間発表まで)はとてもモチベーションが高かったので、時間がある日は机の前に座ってちゃんと勉強しましたし、時間がない日も、電車の中で教科書を開いて音声を聞いたり、文法の説明を読んだりしていました。

だいたい、一日30分から1時間くらいの勉強量で、多少の波はありましたが、二日で一章進めるくらいのペースでした。

最初の頃の文法事項は大切なので、毎日前日の文法の復習と、例文の音声の復習のどちらかはするようにしていました。また、音に慣れるのも最初が肝心ですので、労を厭わず、可能な限り音声を聞き、さらに状況が許せば自分で真似をして、発音をしてみるようにしました。

ついでに、発音と文字にさらに慣れることと、隙間時間を使いつつ最低限の単語を身につけることを目的として、大嫌いな単語カードも作ってみることにしました。(単語カードで勉強するのは、高校の時に勧められて試したものの、一週間で諦めて以来だと思います笑)

そのおかげで、二週間後の中間発表の時は、名前と住んでいる場所などについて簡単に述べる、15秒くらいの自己紹介は、問題なくできるようになっていました。(教科書全26章のうち、8課に取り組んでいるくらいのペース。)

このときのスクリプトの日本語はこちらです。(すみません、ロシア語の文字の打ち方がよくわからないので、日本語訳だけで許してください。。ぜひ最後の動画を見てください!)

こんにちは!
私の名前は⚫︎⚫︎です。私は日本人です。私は東京に住んでいます。
よろしくお願いします!


勉強の進め方②モチベが下がってきて……

ところが、三週目から、中間発表での燃え尽きと、同時に仕事が忙しくなったことでモチベが下がり始め、教科書に触れない日が徐々に増え始めました。

でも、無理をしても仕方がないので、教科書を一周するという元々の予定を見直し、自己紹介で使いそうな重要な文法事項が含まれる14章まではとりあえず終わらせようということにして、さらには、練習問題も全てやるのではなく、可能な範囲でやる代わりに、音を聞くのと、真似をして発音することだけはちゃんと続けることに決めました。

この辺りからは、3日に一度くらいサボる日があり、かつ毎日の勉強時間も、15分から30分(休日などに1時間)というような感じになりました。

でも、やっぱり、期末発表が近づくと、少しずつ焦りも出てくるので、また勉強時間が増えて、最終自己紹介の日までには、どうにか26章中14章まで一通り目を通すことができました(正直に言うと、12章までは結構ちゃんとやって、13、14章は説明を一応読んだ、という程度です。)。

自己紹介は、勉強の成果を示すためのものなので、勉強した文法事項をできるだけ反映できるように、文章を考え、単語も、基本的にはすでに勉強したものを使うようにして(接続詞とかは仕方なく調べたものもいくつかありますが……)、できるだけ流暢に話せるよう練習もして、録画をしました。

最終的な自己紹介のスクリプトの和訳はこちらです。(なんだか変な自己紹介ですが、これは、いろんな構文とか単語を使おうとした結果です笑)

こんにちは!私の名前は⚫︎⚫︎です。私は日本人で、弁護士です。私は27歳です。私は家族と一緒に東京に住んでいます。でもいつかヨーロッパに住みたいです。私は語学の勉強が大好きです。8月からロシア語の勉強をしています。ロシア語の勉強は面白いです。ただ、話すのも聞くのもまださっぱりです。私は、ロシア語を正しく話せるようになり、ロシアで旅行したいです。よろしくお願いします。


まとめ

結論から言うと、一ヶ月間の勉強で到達したじみーのレベルは、初級にも届かないくらいですが、それでも、旅行で使える簡単な挨拶や、ごくシンプルな自己紹介くらいは、どうにかこうにかできるくらいになったかなと思います。

正直、単語力はとても心許ないので、カタコトの会話はまだ難しいと思いますが、旅行中に現地人に挨拶をして、一方的に身振り手振りを交えつつ食べ物の注文くらいはできるイメージですかね。相手が何か答えたり、説明してくれたりしても全くわからない自信がありますが笑

勉強を続けるとしたら、このペースですと、後もう一ヶ月あれば、文法の教科書はしっかり目に一周した状態にはなるかなと思います(そうすると、簡単な文章なら自分でも読めるようになりますし、複雑目な文章を作って書いたり話したりする練習にも移れます。)。

もし、もう少し多くの時間を割く余裕があるならば、一ヶ月で一周することも可能かなという感じ(語学は、短い期間で詰め込むほど上達は早いというのがじみーの経験則です。)。

海外旅行の時に、少し現地語を使ってみたいな、と思う方は、ぜひ一ヶ月くらい前から、一日30分でも勉強すると、旅行がさらに楽しくなるのではないかなと思います。

ちなみに、これくらいのレベルになって、現地で1ヶ月くらい旅行すると、滞在中も自分の会話力がすごく上達するのがわかって楽しいです。(私のイタリア語はそうでした。)

というわけで、第1回一ヶ月チャレンジ:ロシア語のご報告でした!!

ではまた。Adios!!

じみー

ロシア語の一ヶ月チャレンジの動画はこちら↓↓↓

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