Hanoi のタクシードライバー
年末年始に東南アジアへ一人旅に行っていました。
一人旅中の出来事、感じたことをnoteに記していきたいと思います。
海外一人旅は2度目ですが東南アジア一人旅は初めてだったのでどんなことが起こるのかどんな出会いがあるのか、何か発見はあるのか?
そんなことを楽しみにしながら行ってきました。
今回はベトナムの首都Hanoiで出会ったタクシードライバーのことを書こうと思います。
タクシードライバーのZui
東南アジアではGrabというタクシー配車アプリが市民・観光客間で普及しており、現地でもGrabのタクシードライバーとして仕事をしている人は数多くいます。私も東南アジアで車移動をする際は必ずGrabで移動するようにしています。
中国の広州経由でHanoiのノイバイ国際空港に着いてホテルまでの移動でGrab Taxiを使った際に出会ったドライバーの話。
12/30だったこともあり年末はどう過ごすのか、年越しのHanoiの湖でのイベントには参加するのか?という会話になり、
地元のことをよく知るドライバーならオススメの年越しの過ごし方のアイデアを持っているかと思い気軽な気持ちで聞いてみたのですが、彼から帰ってきた言葉は
「明日の夜もタクシーを運転している。自分には8歳の娘と妻がいて、娘と妻を養うには毎日働かないといけない。365日休みなく毎日18〜19時間働いている。ずっと運転席にいてハンドルを握っている」
とても疲れるけど妻と娘を養うにはそれしかない。という表情でした。
観光や日常とは違う生活圏の文化を楽しもうと思って出た1人旅だが観光を楽しむ欧米人や外から来るアジア人がいる傍ら、家族との時間を犠牲にして働いている現地の人々もいるということを到着早々感じました。
なんとなくわかっているつもりだったが、実体験・現地の人との会話を通じて感じたためとても印象に残る記憶となりました。
旅ができることに改めて感謝せねばと。