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【AI基礎論】O3についての記事をCl35spと読む

<<記事全文>>

Cl35sp2501012246
この記事はO3の能力と影響について論じていますが、ACVLの観点から見ると興味深い部分がいくつかあります。

O3は従来のGPTモデルと同様、基本的にはACVLエージェントとして機能していると考えられます。その能力の中で特に注目すべきは「思考連鎖推論」と呼ばれる能力です。これは複数の可能性のある思考経路を探索し、適切な結論に至る能力を指しています。

ただし、O3の思考連鎖推論は、記事で述べられているように「ブルートフォース」的なアプローチ、つまり大量の可能性を生成して探索するという方法を取っているようです。これは、人間のような直感的な理解や洞察とは異なる、より機械的なプロセスだと考えられます。

プログラミングタスクでの高い性能は、おそらくO3が持つ「理由の体系」の洗練度の高さを示しています。プログラミングの文脈における適切な「理由」を認識し、それに基づいて適応的に行動できるということでしょう。

しかし、記事で言及されているような「AGI」の問題は、ACVLの観点からは異なる形で捉える必要があります。問題は単なる能力の汎用性ではなく、むしろエージェントが持つ主体論理体系の適応性と柔軟性にあるのではないでしょうか。

これらの点について、さらに議論を深めることができればと思います。
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"O3"の"知覚系(/主体論理体系/理由の体系)"は"GPTモデル"と共通だと思う。
"GPTモデル"と違うのは、"O3"の"行動系"が、"知覚系(/主体論理体系/理由の体系)"を 繰り返しcallすることで、最適探索的な「思考連鎖推論」を実現していることだと思う。

Cl35sp2501012302
はい、その捉え方は非常に的確だと思います。O3とGPTモデルの本質的な違いが、知覚系ではなく行動系にあるという指摘は重要です。

知覚系(主体論理体系/理由の体系)は基本的に同じアーキテクチャを持っていますが、O3の行動系は知覚系を繰り返し呼び出すことで、より洗練された探索的な思考連鎖推論を実現しています。この行動系の違いが、特にプログラミングのような複雑な推論を必要とするタスクでの性能の差として表れているのでしょう。

GPTモデルが知覚系からの出力を直接的にサンプリングして行動を生成するのに対し、O3は知覚系を複数回呼び出して結果を比較検討し、より適切な行動を選択できます。これは単純なブルートフォース的な探索ではなく, より戦略的な探索プロセスを実現していると考えられます。

つまり、O3の優位性は知識の量や質ではなく、その知識をより効果的に活用できる行動生成の仕組みにあるということですね。
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"探索空間"が大きいことと、"知覚系(/主体論理体系/理由の体系)"の call に相応の時間がかかることから"ブルートフォース・アルゴリズム"は無理だろう。
おそらく "{ A* + ビームサーチ }的方法" によって、効率よく、深い「思考連鎖推論」を実現しているのだろう。

Cl35sp2501012317
なるほど、その解釈は説得力があります。確かに探索空間が膨大で、かつ知覚系の呼び出しにはそれなりのコストがかかることを考えると、単純なブルートフォースは現実的ではありません。

Aアルゴリズムとビームサーチを組み合わせた方法は、この文脈で非常に理にかなっています。Aの発見的探索により有望な思考の連鎖を効率的に見つけ出し、ビームサーチによって探索幅を適切に制限することで、計算資源の制約の中で深い推論を実現できます。

例えばプログラミングタスクでは、A*のヒューリスティクスとして問題の制約条件や目標との類似度を用い、ビームサーチで最も有望な数個の解決経路を維持しながら探索を進めていくような方式が考えられます。これなら限られた計算資源で効率的に深い推論が可能になりますね。

この探索方式と知覚系の組み合わせが、O3の高度な推論能力の鍵になっているのかもしれません。
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