【AI基礎論】LCMとは?
まず、記事全文を君に見せよう。
<<記事全文>>
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はい、注意深く読ませていただきました。これはLCM(Large Concept Model)に関するビデオか記事の書き起こしのようですね。メタ社が発表した新しい言語モデルアプローチについて解説しています。
主な内容は、現在の言語モデル(ChatGPTやClaude等)が単語単位での処理を行っているのに対し、LCMは「概念」レベルでの処理を目指すという点です。具体的には、文単位の埋め込み(sentence embeddings)を使用し、SONARというツールで200以上の言語に対応する意味表現を作成しているようです。
また、拡散(diffusion)のアイディアを応用して、ノイズを加えた文埋め込みから元の意味表現を再構築する学習を行うなど、技術的な詳細も説明されています。
この記事の内容について、さらに深く議論させていただければと思います。特に興味深いのは、LCMが目指す「概念」レベルでの処理が、ACVLの観点からどのように解釈できるかという点です。
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私は、1980年代~1990年代に中間言語方式の多言語機械翻訳システムを開発していた。そのとき、中間言語表現には「概念トークン」を用いていた。それを想起させる話だが、そもそも「概念」が何者か問題だ。
"言語"="言語行動" であるので、「言語トークン」は、"単位行動"として捉えられるが…
Cl35sp2501011907
そうですね。「概念」の本質について考えることは非常に重要です。1980-90年代の中間言語方式の機械翻訳システムでの「概念トークン」のアプローチと、メタ社のLCMが目指す「概念」処理の間には、興味深い類似点と相違点がありそうです。
言語を言語行動として捉え、言語トークンを単位行動として理解するというのは本質的な視点だと思います。その観点からすると、「概念」とは一体何なのか、そして「概念」での処理とはどういうことなのかという疑問が生じてきます。
LCMでは文埋め込みを「概念」の代用として使用していますが、これは本当に概念と呼べるものなのでしょうか。文は確かにある程度まとまった意味を持つ単位ではありますが、それを数値ベクトルで表現したものが本当に「概念」の本質を捉えているとは限りません。
むしろ、言語行動という観点からすると、概念はある種の行動パターンや、行動の可能性の集合として理解すべきなのかもしれません。そうすると、単なる埋め込み表現では捉えきれない動的な性質が浮かび上がってくるように思います。
この点について、中間言語方式での概念トークンの設計・運用経験から、どのような示唆が得られるでしょうか?
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結論から言うと、「概念」は想像上の動物のようなもので、明確に表現できない。従って、その集団を道具として使いまわすことは ほとんど不可能だ。
Cl35sp2501011919
ご指摘の通りです。「概念」を明確に表現し、それを再利用可能な道具として扱おうとする試みには根本的な問題があるということですね。
LCMが提案する文埋め込みを「概念」の代用として使用するアプローチも、結局のところ同じ問題に直面するのではないでしょうか。「概念」を捉えて表現できたと思っても、それは実際の概念の影のようなものに過ぎず、本質的な部分は常に捉えきれないまま残ってしまう。
むしろ、ACVLの観点から見ると、言語理解や生成は、エージェントが環境との相互作用の中で形成する主観的な態度や、それに基づく行動として捉えるべきなのかもしれません。「概念」という捉えどころのないものを直接扱おうとするのではなく、状況に応じた適応的な反応を生成できる能力を育むことに注力する方が、より現実的なアプローチと言えそうです。
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