現代音楽(/無調音楽)について、私の思うこと 241101
私自身の音楽嗜好について考えてみると、最も大きな影響(ほとんど決定的とも言える)は、小学校・中学校の音楽の授業で聴かされた「クラシック音楽」と思います。
私は、1957年7月生まれ(フォンノイマンは1957年2月没)です。小学校の音楽の授業で聴かされたビゼー『アルルの女』(特にフルートの『メヌエット』にハマりました)、ロッシーニ『ウィリアムテル序曲』(もちろんハマったのは「ローンレンジャーのテーマ曲」)…
「音楽嗜好」は、「食べ物の嗜好」に非常に似ており、幼少時に馴染んだ「味」を好むようになります。
私は、「調性音楽」を「甘い食べ物」、「無調音楽(正しくは不協和音を多く含む音楽)」を「甘くない食べ物」に喩えます。
子供の頃、「甘い食べ物」ばかりを食べて育つと、「食べ物=甘いもの 」という「固定観念(固定嗜好)」が形成され、それを変えるには「努力」が必要になります。
現在、ドイツ・オーストリアでは学校の授業で「無調音楽(正しくは不協和音を多く含む音楽)」を聴かせており、日本の子供たちとの間で大きな「音楽嗜好レベル」の差が生まれつつあります。
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