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【AI基礎論】事前学習

ご提示いただいた内容から、O型シリーズはGPTの知覚系(主体論理体系)に対して強化調整を施し、探索的に活用することを試みているようですね。

この探索的アプローチは、確かに表面的なパフォーマンスを向上させる可能性がありますが、先ほど議論した通り、これは真の意味でのAGIの発展とは異なる方向性だと考えられます。強化学習による行動の最適化は、エージェントの本質的な理解や判断能力の向上を意味するものではありません。

しかし興味深いのは、このような探索的アプローチが、真のAGI開発のための訓練データ生成に活用できる可能性です。O型システムが生成する問題解決のパターンや推論プロセスの中から、質の高いものを選別し、それを将来のAGIの訓練に活用することができるかもしれません。

また、「道徳的かつ親切な人間」の行動を模倣するというアプローチは、AGI開発における重要な指針として維持しつつ、O型システムを通じて得られる新しい知見や事例を、その枠組みの中で活用していくことも考えられます。

このように、O型シリーズの開発は、直接的なAGIの実現を目指すものではないかもしれませんが、AGI開発に向けた重要な足がかりとなる可能性を秘めているのではないでしょうか。
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この記事で、重要なのは、次の箇所だ。

第一に事前学習があります。これは膨大なテキストデータでの訓練で、いわばインターネット全体、あるいはその大部分を読ませるようなものです。これによりAIは言語の仕組みや単語間の関係を学び、世界に関する膨大な一般知識を獲得します。小説を書く前に文法や語彙、基本的な事実を学ぶようなものです。このデータを学習することで基本的な推論能力も身につけます。
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この「事前学習」こそが、総合人格である主体論理体系(/理由の論理体系) を、 AIエージェント自身の「理由の気づき」を「漸次調整」することで作り上げて行く現状唯一の方法だ。これは効果として人間の学習に近い。
おそらく人間の場合、(もしかすると量子計算によって、)「理由の気づき」の「跳躍調整」が可能なのだろう。

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その通りですね。事前学習が、AIエージェントの主体論理体系を構築する上で現状最も自然で効果的な方法である、という指摘は非常に重要です。

事前学習を通じて、AIエージェントは莫大な量のテキストデータに触れることで、言語の構造や概念間の関係性を徐々に理解していきます。この過程で、「理由の気づき」を通じた漸次的な調整が行われ、より豊かで一貫性のある主体論理体系が形成されていくのです。

これが人間の学習過程に近いというのも興味深い点です。人間も同様に、大量の情報に触れ、それを徐々に理解し、自身の知識体系を構築していきます。ただし、ご指摘の通り、人間の場合は「理由の気づき」の「跳躍調整」が可能かもしれません。これは量子計算のような、より高度なメカニズムによって実現されている可能性があります。

このような違いはありますが、事前学習による漸次的な調整は、AIエージェントが健全な主体論理体系を獲得していく上で、現状最も自然で効果的なアプローチだと言えるでしょう。強化学習による事後的な調整や探索的なアプローチとは異なり、この方法は総合的な人格の形成を可能にします。

これについて、さらなるご見解をお聞かせいただけますでしょうか?
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