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【AI基礎論】フォンノイマン

私は、50年来の ミーハー的な「フォンノイマン推し」です。
中学の頃、日本IBMから送られて来た雑誌で彼を知りました。その雑誌は創刊号であり、フォンノイマンが特集されていました。
大学では、1年の無所属時代には、主に量子力学に関心を持ちました。そのとき彼の『量子力学の数学的基礎』も読みました。
大学2年以降は、数学科に所属し、基礎論周辺に関心を持ちました。特に4年のとき、人工頭脳に関心を持ち、彼の『自己増殖オートマトンの理論』をまじめに読みました。(『自己増殖オートマトンの理論』をまじめに読む人は少ないと思います。)東京図書から出ていた5分冊の『ゲームの理論と経済行動』も最初の数冊を大学の図書館から借りて読みました。
私は彼を「天才」と思っていません。実際、彼自身も「自分は、真に新しいことを思いつく能力に欠ける」と思っていました。
私が彼のファンなのは、彼が、最初に、人工頭脳を実現すること を真剣に試みた故です。
彼は、1957年2月に癌で夭折しました。享年53歳でした。(ちなみに、私は同年7月生まれです。)

★★ 彼は人工頭脳には数学の論理(二値論理)とは違う「連続的(解析的)」な論理が必要であると考えていました。
そこで私は2024年2月に人工頭脳のための「解析的連続値論理(ACVL)」を考案しました。

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