見出し画像

キャリコン|アセスメント一覧

こんばんは、るーんです。
紛らわしいアセスメントを簡単にまとめます。


▪︎VPI職業興味検査(ホランド)

対象者 :短大・大学生以上
所要時間:採点時間を含めて15~20分程度
特徴  :160個の職業名に対する興味の有無を回答

以下、6つの興味と5つの傾向がわかる。

-6つの興味
R:現実的興味領域(機械や物体を対象とする具体的で実際的な仕事や活動)
I:研究的興味領域(研究的、探索的な仕事や活動)
A:芸術的興味領域(音楽、芸術、文学等を対象とするような仕事や活動)
S:社会的興味領域(人と接したり、人に奉仕したりする仕事や活動)
E:企業的興味領域(企画・立案、組織の運営や経営等の仕事や活動)
C:慣習的興味領域(定まった方式や規則、習慣を重視したり、それに従って行うような仕事や活動)

-5つの傾向
・自己統制尺度(自己の衝動的行為や考えをどの程度統制しているか)
・男性-女性傾向尺度(伝統的な性役割にどの程度こだわっているか)
・地位志向尺度(社会的威信、名声、地位、権力をどの程度重視するか)
・希有反応尺度(職業に対する見方がどの程度ユニークか)
・黙従反応尺度(どの程度、幅広く様々な職業に関心があるか)


▪︎職業レディネス・テスト(ホランドの理論)
通称VRT。
対象者 :中学生・高校生
所要時間:40~45分
特徴  :回答者のペースで実施させる紙筆検査

VPIの6つの興味領域への、興味程度と自信度を表示。
・A検査(職業興味)
・B検査(基礎的志向)*
・C検査(自信度)

*基礎的志向性とは
・対情報関係志向(各種の知識、情報、概念などを取り扱うことに対する志向性)
・対人関係志向(人と直接関わりを持つような活動に対する志向性)
・対物関係志向(機械や道具、装置など、いわゆる‘モノ’を取り扱う活動に対する志向性)


▪︎VRTカード
対象者:児童〜成人
枚数 :54枚
上記、職業レディネス・テストのA検査およびC検査をカード化したもの。

VRTカード


▪︎新版OHBYカード
対象者:児童〜中高年
枚数 :48枚
自分の興味関心や最小限の職業情報を得られる。

OHBYカード


▪︎厚生労働省編 一般職業適性検査
通称GATB。
対象者:中学生〜45歳
特徴 :11の試筆検査と4つの器具検査から、9つの適性能を測定できる

https://www.jil.go.jp/institute/seika/tools/GATB.html


▪︎内田クレベリン検査
対象者 :中学生〜成人
所要時間:休憩をはさみ前半と後半で各15分間ずつ計30分間
特徴  :簡単な一桁の足し算を1分毎に行を変えながら実施。全体の計算量(作業量)、1分毎の計算量の変化の仕方(作業曲線)、誤答から、受検者の能力面と性格や行動面の特徴を総合的に測定。


▪︎新版TEG3 東大式エゴグラムVer.3
対象者 :16歳以上
所要時間:回答10分、採点5分
特徴  :53問「はい」「いいえ」「どちらでもない」で回答。5つの自我状態バランスから性格特徴を掴み、自己理解を深める。

バーンが創始した交流分析理論に基づいて、ジョン・M・デュセイが考案したもの


▪︎Y-G性格検査
対象者 :小2〜成人
所要時間:30分
特徴  :性格を構成する12の尺度の強弱を測定し、A・B・C・D・Eの5つのタイプに分類することによって性格傾向を図る。

https://www.takei-si.co.jp/products/1685/


▪︎CADS & CADI
対象者:企業の従業員
・CADS(自身の自己理解が深まるように構成されたワークシート)
・CADI(変化に対応していく「キャリア形成力」と「個人的傾向」を把握するための心理学的検査。81項目の質問に「はい・いいえ」で回答)


▪︎キャリア・インサイト(統合版)
利用者自身がコンピュータを使いながら、職業選択に役立つ適性評価、適性に合致した職業リストの参照、職業情報の検索、キャリアプランニングなどを実施できる総合的なキャリアガイダンスシステム。

対象者:若者〜中高年
 ・18-34歳向け(EC:エントリーキャリア)
 ・35-60歳向け(MC:ミッドキャリア)

-機能4つ
・適性評価(適性診断コーナー)
・職業情報検索(職業情報コーナー)
・適性と職業との照合(総合評価コーナー)
・キャリア・プランニング(キャリア・プランニングコーナー)


▪︎キャリアシミュレーションプログラム
通称CSP。
対象者:大学生、若者
内容 :就業経験のない(あるいは浅い)大学生等や若年者向けに開発された、就職後の職業生活のイメージを伝えるためのグループワーク型の授業 / セミナー用教材。シミュレーションと振り返りの2部構成。

いいなと思ったら応援しよう!