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《動画》競馬を知らない貴方が釘付けになる〝伝説の〟レースベスト10《ウマ娘編》
競馬を知らない人が見ても分かる〝インパクト〟を優先したランキングです。
いきなりですが、私ね、野球、全く興味ないんですがね、それでも大谷のホームランの映像は、見たら〝スカッと〟するんですよね。
〝あれ?待てよ、てことはだ、それが競馬の動画でも、凄いレースであれば、競馬をやらない人でも楽しめるんじゃないか??〟
というわけで、本日は〝競馬のインパクトレース〟《牝馬編》です。
ちなみに、次回《牡馬編》のインパクトが〝とんでもなくえげつない〟ため、今回の記事は多少、前フリ的な意味もあるのでw
あまり過度な期待には応えかねます。
何卒、次回に免じて、ご了承下さいまし^_^あと、
〝あの馬やあのレースがないのはどうなん!?〟
・・・という異論は余裕で〝OK〟ですwww
私、気付けばもう30年以上も競馬に興じているのですが、何せ最近、加齢で記憶力がかなり怪しく、相当な〝抜け〟があるのは確実!
ただ、エアグルーヴやファインモーション等、悩んだ末に泣く泣く《敢えて》抜いた馬も相当数おりまして、とにかく、表題通り《インパクト》基準で選んだので、このようなランキングとなった次第です。
更に付け加えるなら、白黒映像時代の牝馬や、他国の牝馬はほぼ、省いております。
※海外の名牝が日本のレースを勝ったケースは有。
たからクリフジも、ウィンクスも、ブラックキャビアも、エネイブルも、ランク外です。
《もちろん、独断と偏見のランキングです》
それでは参りましょう!
競馬を知らない貴方でさえ釘付けになる〝伝説の〟レースベスト10《牝馬編》、スタートです!
《番外1》ベスト10圏外も、省けなかったエリ女2連覇の彼女。世界レベルの牝馬に世界1の騎手が乗れば、こうなるの図。
メディアのせいで〝武豊騎手が世界1上手い〟と勘違いをしている方々、かなり多いかもしれませんが、日本の歴代で世界トップのレベルだった可能性があるのは、福永洋一騎手《福永祐一元騎手のパパ》のみで、世界最高峰の騎手と日本のトップレベルの騎手には、今も昔も相当な〝差〟があります。馬についても、スピード感や素軽さでは日本馬は相当優秀なのですが、〝力強さ〟という点では、世界レベルの〝化け物〟の背中はなかなかに遠いです。来日したスノーフェアリーとムーア騎手にそれを思い知らされたのが、この〝出稼ぎでエリザベス女王杯2連覇〟という偉業です。2010年は6番の赤い帽子、2011年は18 番のピンクの帽子に注目して、是非見て下さいね!
《番外2》1989年、今から35年前。いまだ日本の馬が、全く世界に敵わなかった時代の〝驚愕の〟世界レコード!!
2400mを2分22秒2で駆けるーーー1989年当時、なぜそれが漫画以上に凄まじいタイムだったかといえば、とにかく現在とは〝トラック〟つまり、芝コースの馬場が全く違うわけです。日本の競馬場は今、世界最速のタイムが軽々と出る〝超〟がつく高速馬場ですが、映像を見ていただければ一目瞭然!冬枯れの、高速には程遠い昔の芝コースで、この恐るべき世界レコードは樹立されました。それも、地方の小さな競馬場から中央へ乗り込み、日本最強へと成り上がった芦毛の怪物、オグリキャップが、欧米に比すれば競馬後進国と見られていたニュージーランドの伝説の牝馬《これまた芦毛の》ホーリックスに一目惚れをして、ケツを追いかけて出たタイムと言われておりますwちなみに16年後、皆様ご存知のディープインパクトが、同コース同距離、バリバリ高速馬場化した日本ダービーを、タイレコードで圧勝した時のタイムが、当世界レコードより1秒1も遅い2分23秒3です。このホーリックスの世界レコードがいかに狂気の沙汰か、そりゃTVCMにもなりますわねw
10位 〝女傑〟の代名詞、伝説の鬼脚!!
というわけで改めまして、10位はヒシアマゾン、クリスタルカップの鬼脚です。持ったままの絶好の手応えで4コーナーを回ったタイキウルフを、まさに嵐のように飲み込む末脚は圧巻の一言!ちなみに、2歳冬〜3歳秋にかけての彼女は、確か重賞を6連勝しており《G1の2勝を含む》そして同年、有馬記念では、当時、〝史上最強〟の呼び声も高かった怪物、ナリタブライアンの2着になるなど、まさに歴史に残る〝女傑〟でした。
9位 そっから届くんだ!?の桜花賞w
とにかく鬼脚、凄まじい鬼脚なんですが、それにも増して、断然の1番人気馬で、あんなに離れた最後方から運べてしまう川田騎手の鬼メンタルに驚いた筆者です。この後、夏の札幌記念を制した彼女は、何と世界最高峰のレースである《凱旋門賞》に挑戦しましてね。残念ながら6着に敗れはしたんですが、要はそこに挑むくらい、陣営も可能性を感じていたんでしょうね。
8位 史上最強の牝馬は彼女だっ!!
宝塚記念《阪神》、コックスプレート《豪州》、有馬記念《中山》と、距離も競馬場も《国も》全く異なる条件下のG1レースを3連勝して引退したこの時の彼女の強さはまさに〝異様〟。並み居る強豪牡馬も、史上最強と謳われる牝馬《アーモンドアイ》も、まさに子供扱い、完全に世界レベルの強さでした。しかしハーツクライの産駒って《今のドウデュースもそうだけど》凄まじい成長力ですよね。白黒TV時代のクリフジを除けば、個人的には日本競馬史上、最強の牝馬は、この瞬間のリスグラシューだと思っています。
7位 天才少女と天才騎手のコンビ!
〝桜花賞圧勝シリーズ〟でいえば、70年代に大差勝ち《10馬身以上差》をしたテスコガビーという名馬もいるんですが、古すぎて、JRA公式の動画がなかったのでwとりあえずこちらを選びました。天才少女・マックスビューティーと、元祖天才騎手・田原成貴のコンビ、絵になりますよね。しかも〝マックスビューティー〟って馬名・・・なんて素敵なんでしょう!
6位 男子の徒競走に、無謀にもたった独り、出場した女子・・・えっ?圧勝しちゃうわけ!?64年ぶりの快挙!!
とにかくこのウォッカという馬は、エアグルーヴの後継者といいますか・・・男子をものともしない馬でしたよね。この《牝馬による64年ぶりのダービー制覇》もさることながら、天皇賞・秋、ジャパンカップ、安田記念と、やたらと牡馬を撫で斬った印象が強いです。ちなみにこの後出てきますが、永遠のライバルは〝ダスカ〟と呼ばれたダイワスカーレット。同世代のこの2頭の牝馬のライバルストーリーは、まさに〝永遠の輝き〟です。
5位 普通はそこから差し返せないよね!?ウォッカの天敵、ダスカ姫!!
個人的には、ウォッカよりダスカの方が強かったと思っていますが、それをより強く実感したのがこのレースです。ハイペースで逃げたダイワスカーレットは、直線半ばで脚を鈍らせ、後続の追撃にあえなく撃沈・・・するはずが、何と、驚愕の再加速!?永遠のライバル、ウォッカとの壮絶な叩き合いに持ち込みます!長い写真判定の末、数センチ差で敗れたものの、より強いレースをしたのは明らかにダスカ姫でした。
4位 100円買えば150万円なり!!
大本命のブエナビスタが最後、猛追して3着に入ったものの、大逃げした超人気薄2頭がそのまんま残ってしまったという、交通事故的超大波乱レース。3連単は100円が150万円になってしまいました。《ちなみに3年前、2021年の同レースは、100円が300万円を超えるさらなる大波乱になりましたが、レースの展開的なインパクトでは、当レースがダントツ》。ついでにいえば、馬場アナのレース実況・・・いつ聴いても盛り上げ方が素晴らしい!強い馬が強い勝ち方をするのも競馬ですが、走ってみなければ何が起こるかは分からない、まさに《これが競馬の恐ろしさ》なのです!!
3位 世界レコードの衝撃!G1を9勝《海外含む》した日本産牝馬の最高傑作!
〝サラブレッド〟という呼び名は、《血を鍛える》という意味らしいですが、世界の競馬の歴史上、2400mを2分20秒台で走った馬は、今現在においても彼女だけ。まさに〝サラブレッドを超えたサラブレッド〟でしたよね。それくらい現実離れした、漫画を上回るようなタイムだったので《多分、競馬好きな家庭のお茶の間含め》レース後の雰囲気は〝騒然〟そのものでした。ただし、世界レコードの価値としては、前述したホーリックスの方が、多少、上かもしれません。
2位 えっ?ダート《砂》のレースでそんな鬼脚ってあり得るの??の代表例w
多頭数のダートレースで、4コーナーではほぼ最後方にいた馬が、大外をぶん回し、直線だけで全馬を差し切る・・・というケース、ないわけではないのですが、ここまで〝切れに切れた〟のは異例中の異例。青嶋アナの実況が《直線半ば》から完全にブロードアピールを中心になされており《素晴らしい反射神経!》見る者にすんごいインパクトを与えること、間違いなしですw
1位 ダート《砂》のレースしかない地方競馬《笠松競馬》から中央競馬《JRA》へ、10戦10勝の成績を引っさげて、少女は殴り込んだ。初めて走る芝コースと、中央のエリート達のハイペースに、付いていくのがやっとの彼女が・・・!?
地方競馬と中央競馬《JRA》の馬のレベルの差は、今も昔も絶望的なほどの〝大差〟です。それを証拠に、現代においてさえ、中央馬と地方馬が一緒に走るレース《交流重賞》を圧勝・楽勝するのは、ほぼほぼJRAの馬ばかり。現役時代を通じて、ひたすら中央馬を蹴散らし続けたオグリキャップやイナリワン、トロットサンダー《3頭とも地方から中央へ移籍した馬》を例外として、やはり、地方所属のまま、JRAに挑戦する雑草達は、エリートには勝てないのです。ただし、極稀に、一瞬の煌めきがあまりに凄まじく、伝説になった地方馬もいます。笠松で10戦10勝だった少女、ライデンリーダーは、勇躍、中央に挑戦し、初めての芝コースとエリート達の作るハイペースに、スタートからしばらくは付いていくのがやっと、といった感じでした。ところが最後の直線・・・
あとは、動画で伝説を確かめて下さい^_^
さて、皆様、いかがでしたか?
というわけで、また近い機会に〝牡馬編〟を書きますが、牡馬はもう、目を疑うようなあり得ないレース揃いですので、乞うご期待!
ではまた。