「相思樹」心に響く名前です。
先日の「国頭村森林公園」ソロキャンプの帰り…
「国頭村森林公園」入り口すぐ横にある、
「やんばる 森のおもちゃ美術館」が気になりました。
小さな子供向けに、木材を使って作られているおもちゃ美術館なんだろうなと思っていた。
気になったことは、必ず確認(笑)
入館料 大人600円 子供400円 1歳未満無料
大人ひとりのオバサンでも入っていいのでしょうか?って笑いながら、受付の方に声をかけた(笑)
すると、受付の方が丁寧に対応してくれた。
館内には、家族連れの小さな子供たちが木のおもちゃで楽しく遊んでいた。
積み木、ケン玉、ドミノなどなど沖縄の木材を使って制作されたおもちゃがたくさん並んでしました。
館内中央には、ヤンバルクイナのたまごプール。
リュウキュウマツでヤンバルクイナのたまごを作ったそうです。
ワタシを対応してくれたスタッフさんが、ヤンバルクイナのたまごプールに一緒に入ってくれて丁寧に木材の種類など説明もしてくれた。
木のぬくもりと木目の美しさ、こんなにじっくりと感じたことは初めて。
木の種類によって、同じ大きさでも手触りも違うし重さも変わる…。
手のひらに乗せて重さ比べをすると、衝撃の重さと軽さがわかった。
頭の中では、「あの木って、こんな感じなんだぁ…」と今まで気にせずにいた街路樹が一気にワタシの中に入り込んできた。
知らないことが、ありすぎる…
いつも目にする木、木の魅力を無視しまくっていた自分が…
ワタシを館内に案内してくれたスタッフさんが、気さくで話やすく、いろいろ木の魅力を教えてくれた。
そして、スタッフさん個人が一番好きな木をワタシに教えてくれた。
10数個の他樹種でできた「コダマ」という作品の中から…
コレです!と、いってワタシに見せてくれた。
「相思樹」(ソウシジュ)
名前が素敵でしょ。って教えてくれた。
「オーーー!」素敵な名前ですねーと叫んでしまった(笑)
木の名前なんて気にしたことなど一度もなかったけど、この木の名前にはグッときた。
木に素敵な名前がついていて、この木を愛しているスタッフさんにも感動した。
館内を見終わって、帰るときにスタッフさんが
「どこから来たんですか?」と聞いてきた。
ワタシがソロキャンプ終わりで、ここが気になり入りました。
今から自宅のある〇〇市へ帰ります。と伝えると、なんと、なんと、そのスタッフさんと自宅がメチャクチャ近所だとわかり二人で大笑い。
ミラクルなことって、あるんだね(笑)
木が引き寄せてくれたのかな…。
出逢いに感謝です。ありがとう。
自宅に帰り、「相思樹」を調べてみた。
マメ科 アカシア属
別名 タイワンアカシア
原産地 台湾、フィリピン
開花時期は4月〜5月 沖縄ではもっと長い
黄色い球状の花をつける。
花言葉は「秘密の愛」 あやしくて素敵…
「相思樹」の語源は、「鴛鴦の契り」(えんおうのちぎり)という中国の悲しい愛の物語りからきているそうです。
鴛鴦(おしどり)は、雄と雌が離れないことから夫婦仲がよいことを意味している。
深く愛しながらも悲しい生涯を送った夫婦。
お互いのお墓から木が生え、離れている場所にあったがお互いの木が大きくなり寄りかかる。
土の中では、根がからみ合う。
やがて、ひとつの木になった。
その木の上では、おしどりの雄と雌が寄り添い一日なき続けたと、いう話…。
こんな愛の物語りが、この木に…感動✨
あのスタッフさんが、この木を好きになった理由がわかったような気がします。
ワタシも「相思樹」のこと好きになりました。
これからは、街路樹や公園にある木を意識して観察するようになると思う。
木の魅力を教えてくれて、ありがとう。
やんばる「森のおもちゃ美術館」
こどもだけではなく、大きな大人だって楽しめて感動できた場所でした。
ソロキャンプもよかったけど、帰りは「森のおもちゃ美術館」の感動が大きくなっていたよ(笑)
ちょっとでも気になることは、大きな大人になってでもやっときましょ(笑)
大きな学びに繋がるね。
今日も一日、ありがとう。