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日本人の作品を見に行く

今回、僕が探し歩いているホスピタルアートは、ストックホルムがサポートしているものに限定しているが、そのうちの一つの病院は、公募によって採用された日本人デザイナー、赤羽美和 氏の作品を展示している。「対話」することがコンセプトとなって、音楽のジャムセッションすることを思わせる意味で「JAM」というタイトルが付いている。

医療現場という環境にふさわしい表現や、素材を求められ、「表面がフラットで、清掃がしやすい」ことが条件の中、日本の陶板が耐久性、衛生面と安全面を加えても適っているということで使用されている。手作業で、シルクスクリーン印刷される工程では、試作を繰り返し作品を完成させたそうだ。僕は、特に衛生面というのは病院では重要なポイントだと気付かされた。

是非、見たかったが、設置されている場所が一般では難しい、救急医療の場所の様で、残念ながら見ることが出来なかった。

病院外観


ただの煉瓦塀でも、工夫とデザインが込められている。
日本だと地震対策で煉瓦は難しいかな?

帰りは、来た時と別のルートで違う駅に向かうと、面白い駅のアートを見つけた。何か、キャラクターがメールを送ってる??

トリルドプラン駅。入口に向かう通路にタイルを使ってピクセル化したアート。
作品の説明が丁寧にある。