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Deepseekが間違いなく強力な理由
このブログを作った理由はDeepseekが世間を賑わせており、その話題に乗っかりインプレッションを稼ぐ情報商材屋まがいのことをするためではなく
Deepseekが例え中国製であったとしてもそこに意味はないところを指摘するためである。
Deepseekが中国製でもデメリットには実はならない
なぜ断言できるのかというとDeepseekの主なAIモデル「Deepseek v3」「Deepseek r1」はいずれもオープンで公開されているからである。
つまりダウンロードすることで強力なGPUさえあれば誰でもローカルで利用することができ、かつ改変(ファインチューニング)が可能な点にある。
DeepseekのAIモデルには確かに政治的な思想の偏りや情報漏洩に関して問題を指摘されている。
Deepseekの思想の問題を解決できる理由
先程述べた通り、Deepseekは思想の偏り(尖閣諸島、台湾、etc…)がある。
しかし、DeepseekのAIモデルはいずれも改変が可能である。
実際にサイバーエージェントがファインチューニングを行ったAIモデルではオリジナルのDeepspeekのAIモデルでは答えられなかった天安門事件について中立的に答えることに成功している。
Deepseekのプライバシーの問題を解決できる理由
先程述べた通りローカルで動かす限りでは殆どの場合情報漏洩せず、かつインターネットから利用する際、DeepspeekのAIをわざわざ情報漏洩する可能性があると指摘されている公式サイトで利用する必要はない。
米国の企業らがDeepspeekのAIモデルをホストし始めており、米国のサーバーのみを経由するため、ある程度セキュリティ面で誰でも安全にDeepseekのAIモデルを使用する方法が現れ始めている。
実は中華製だからといって問題はない
つまるところ、Deepseek AIの政治的な思想の問題とセキュリティの問題は公式サイトを利用しない限り、「問題はない」とも考えられる。
それなのに、無料で誰でもダウンロードすることができてしまう。
また性能面でも、こういったフリーなAIである「llama」シリーズの最新AIを打ち負かしてしまうほど強力であれば話題になるに決まっている。
実際開発していたmetaは今、Deepseekを調べている最中だ。
なおOpenAIのデータを不正利用しているのではないかという疑惑があるが、実際のところAI学習のための規約の無視は正直、よく見られる。
別にDeepseekに限った話ではないのだ。
だからといってDeepseekを養護したいわけでもないのだが…
最後に
今まで言ってきたことは全て公式サイトから使わないことを前提に述べた。
Android アプリやIOS アプリとしてもリリースが成されており使い勝手は良いものの、これらの問題を払拭できていない。
そのため、もしプライバシーの点や政治的な面が気に入らないようであれば強力なGPUを用意するか中国ではない安全な地域からホストされたDeepseekのAIモデルを利用すると良いだろう。