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昨今のポケポケ環境とオススメのデッキ

初投稿です。お手柔らかに。

 幻の遺伝子が登場してからかなり時間が経ち、2回目の5連勝イベントが開催され、環境も大きな変化なくなりメタが固まったように見えます。
 予定では、来週には追加の拡張パックも追加されるようですが、
今の環境をたくさんプレイした感想として、現状の環境から見えるデッキの構築の特徴や、強いとされるカードについて語らせてください!


現在の主流のデッキについて
 誰かと対戦を回していたり、攻略サイトのデッキ tier表から読み取れる環境デッキは以下の通りだと考えます。

・ギャラドスexデッキ
 現在の環境はこのデッキに対するメタで成り立っていると思います。
 高耐久であるにも関わらず1進化である手軽さと、大量のエネルギーを使う代償として繰り出される140打点という、基本性能の高いギャラドスを軸としたデッキです。
 環境初期は、140打点ではミュウツーなどのHP150のポケモンを一撃で倒せない点で、あまり見られませんでしたが、
 壁役としてクリムガン、足りない火力をゲッコウガで補うことで、どのデッキに対しても勝てる、まさに tier 1デッキといえます。

・セレビィexデッキ
 エネルギーの数を稼ぐことで、圧倒的な高火力を叩き出せるセレビィと、エネルギーの数を2倍にするとゆう破格の性能をしているジャローダを組み合わせたデッキです。
 コンセプトが分かりやすく、登場初期から環境の最前線で見られました。
 その後ギャラドスが流行したり、ジャローダが2進化であるため、セレビィのコイントスの不安定さも加味されて、人気が低迷したように見えました。
 しかし、そこに1進化ながら高耐久のナッシーexと組み合わせることで、エネルギーを蓄えたり、ジャローダを育てる時間を稼げるようになり、再び環境トップのデッキになりました。

・サワムラーデッキ
 ギャラドスの流行によって、そのメタとして流行り出したデッキです。

 ギャラドスの数少ない弱点である進化前のコイキングのHPが低いことを狙って、
ベンチ狙撃のできるサワムラーを軸に、唯一の1エネ40点種ポケモンであるカモネギ、条件を満たすことで100点を出せるマーシャドー、2エネ80点と優秀なアタッカーであるプテラexで構築されています。
 まさに環境に対するメタとして生まれたデッキと言えます。

 その他にも、以前から存在していたミュウツーexデッキや、ピカチュウ exデッキ、リザードン exデッキなどがありますが、基本的には上記の3デッキが主流のように思えます。


環境から読み取れるデッキの特徴

 環境のデッキやそうでないものを比べ、どのような構築が強いのかを以下の2点にまとめました。

1.必要なエネルギー数と火力
 環境のデッキはエネルギーのリソースの割き方と火力のバランスが絶妙であると思います。

・ギャラドスデッキ
 エネルギーを使うポケモンをギャラドスのみに絞り、ゲッコウガで火力を補っている。
 使用する最低エネルギー数は
ギャラドスの4つ。

・セレビィデッキ
  エネルギーを使用するポケモンは、ナッシーとセレビィ。少ないエネルギーから高い打点を出すことができ、火力は申し分ない。
 使用する最低エネルギー数は
ナッシー1個
セレビィ2個
合計3個

サワムラーデッキ
 少ないエネルギーで高い打点を出せるポケモンを集めたデッキなので、もちろん火力は高いです。
 使用する最低エネルギー数は
カモネギorサワムラー 1個
マーシャドーorプテラ 2個
合計3個
(このデッキは全てのポケモンがエネルギーを使用するので、最低数とは言いましたが、あまり関係なく、注目して欲しいのは、必要エネルギーが少なく火力が高いという点です。)

 以上の三つから読み取れるのは、どれも最低限、デッキのコンセプトを相手に押し付けるのに、必要なエネルギーが3〜4個であるという点です。
 それに比べて
・ミュウツー
 火力とエネルギーを1匹で完結させようとしているので、他のデッキに劣る点がある。

・リザードン
 エネ加速ができるとはいえ、必要なエネルギー数が
 リザードン4+ファイアー1
 合計5と少し重たい。

・ピカチュウ
 ピカチュウだけでは火力が足りず、他のポケモンと組み合わせようとするとエネルギーが重くなる。

などの理由から、現環境のデッキはエネルギーと火力のバランスに優れたデッキであると言えるのではないでしょうか

2.ポケモンのバランス

 環境のデッキのポケモンの進化数に注目してみると、ギャラドスとセレビィのデッキでは、共に同じ進化数の比率で構成されています。

・ギャラドス
 クリムガン たね  1枚
 ギャラドス 1進化 2枚
 ゲッコウガ 2進化 3枚
          合計6枚

・セレビィ
 セレビィ  たね  1枚 
 ナッシー  1進化 2枚
 ジャローダ 2進化 3枚
          合計6枚

 このように、進化の比率が1:2:3であることが分かります。
 この比率を意識して構築することで、2進化のポケモンの事故を減らすことができると考えます。


オススメのデッキ

 上記で述べた2つのデッキの特徴を踏まえて、新しくデッキを1つ組んでみました。

ゲッコウガ・スターミー・ミュウ

 このデッキの強い所はとしては、まずギャラドスやセレビィにも勝てるポテンシャルがある点です。

 ギャラドス対しては、壁役であるクリムガンをゲッコウガとスターミーで素早く削ることで、ギャラドスのエネルギーが集まり切る前に攻撃を開始することができます。 

 具体的には、まずクリムガンのHP100を

 ケロマツ10点+ゲコガシラ30点+
 ゲッコウガ60点 合計100点
 または
 ヒトデマン20点+スターミー90点 
 合計110点 
の二つのルートで削っていきます。

 クリムガンを倒した後は、非ex2枚をクッションにしつつ、次の動きを狙っていきます。
1.水手裏剣20点+ヒトデマン20点+
ミュウ140点

2.ゲッコウガ60点+水手裏剣40点+
スターミー90点

 ゲッコウガが最初のクッションになった場合は、1の動きを、その他の非exをクッションにできた場合は2の動きでもギャラドスを倒すことができます。

 もし2体目のクリムガンがギャラドスよりも先に出てきたら、無理に倒さず水手裏剣でギャラドスを削ります。
 相手はギャラドス以外のポケモンで戦うことを想定したデッキではないので、ターン数を稼げば稼ぐほど、水手裏剣のダメージが蓄積されていき、アンカーの求められる打点が少なくなっていきます。

 セレビィに対しては、ギャラドスほど複雑ではないです。
 基本的にはスターミーを育てれば勝てます。ただ、最速ジャローダとコイントスの上振れ具合によっては、負けることがあります。

 その他のデッキに対しては、例えばミュウツーやリザードンなどの打点が高い相手ではミュウにエネルギーを集めるだけで勝てますし、
 サワムラーや、炎アグロ、ピカチュウに対しては、exポケモンが1撃で倒されることがないので、逃げながらポイントを取らせない立ち回りが可能となります。

それ以外のデッキも、デッキの基本性能で優っている部分が大きいので、負けることは少ないと思います。


最後に

 今回、上記で紹介したオススメのデッキを作るときに、見えてきた環境の構築の特徴を少しでも共有できたらと思い、noteにまとめてみました。
 もう少しで環境が変わってしまうので、あまり有益ではないかもしれませんが
 個人的には、2進化のポケモンを扱うときに進化数の比率を1:2:3にまとめるのは、2進化の事故を防ぐ面から見て、環境が変わった後のデッキ構築でも参考にできるのではと思います。

 また書きたいことがあったら書くことがあるかもしれません。
 ここまで読んでくれた人がいたなら本当にありがとうございました!

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