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ニュースレビュー:名神高速の橋桁からコンクリ落下

こんなニュースを見かけました。

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落下したのはフランジ先端の地幅部分?

記事を読むと、落下したコンクリの特徴は以下の通り。
 ・重量は550kg
 ・張り出し部分の角が棒状に落下

これらから推測するに、フランジ先端の地幅部分が劣化により落下したと思われます。
写真を見ても結構長いですね。

ストリートビューで現地確認

ストリートビューで現地を確認してみました。

どうやら、2連並んでいる桁の目地部分とでも呼ぶような箇所で落下したようですね。
桁と桁の間の鋼部材は、おそらく中央通路か何かでしょう。
高速道路側のストリートビューを確認すると、やはり中央通路でした。


地幅は劣化しやすい部位

地幅は、雨水での乾湿が激しい場合が多く、劣化しやすい部位です。
橋梁によっては、繊維シートを貼り付けて、落下対策しているところもある。
橋梁は、道路や河川など何かをオーバーするために架けるものなのだから、第3者に被害が出ないように頑張ってほしい。

ところで本当に構造に影響は無い?

記事を読むと、落下したコンクリは、桁の構造には影響ないとのこと。
疑うわけではないけれど、本当に大丈夫か、ちょっと心配になります。
・PC構造の圧縮フランジが断面欠損して本当に大丈夫?
・横締めは入ってないってことですよね?
・付帯物の鋼製ブラケットの取り付け部分も大丈夫?
まあ、PCT桁ということは、おそらくポステン桁ということでしょう。
で、後打ちの部分が落下しただけなら、確かに構造的には問題かもしれません。
有料部分を読めばわかるのかもしれませんが、、、

最後に

好き勝手、想像のままに書きました。
間違っている部分も多々あると思います。
なので、あまり鵜呑みにしないでください。




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