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ファッションの「バランス」取り方

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 前回の記事で、ファッションとは、フォーマルとカジュアルの「バランス」であると述べました。では、いったいどの洋服がフォーマルなのか、カジュアルなのか、考えていきましょう。

フォーマルな服

フォーマルな服とは、なんでしょうか?フォーマルとは、正装だとかドレスフォーマルなどという言葉と連想されることが多いですが、この言葉通り、「パーティーや冠婚葬祭で着るような服」を指します。具体的には、モーニングコートやタキシードなどの最も格式の高い正装から、ブラックスーツなどの略礼服などがあります。また、今回は仕事で着るようなスーツ、革靴なども含めることとします。
 これらに共通するのは、色は、白黒を基調として、ネイビーやグレーも使っていること。服に光沢があること。シルエットが細身であることが挙げられます。フォーマルな服とは、大人っぽい印象があるのです。

カジュアルな服

一方、カジュアルな服とは、なんでしょうか?カジュアルとは、くつろいだ様子、格式が定まっていないなどの意味がありますが、「フォーマル」な服出ないもの全般を指します。簡単にいうと、デニムやTシャツ、スニーカー、などを指します。
 これらに共通することは、色は、どんなものでも許されていること。服に光沢は感じられないこと。シルエットは、大きめであることが挙げられます。カジュアルな服には、フォーマルに比べれば、やラフな印象や場合によっては、子供っぽい印象があります。

フォーマルとカジュアルの「バランス」の取り方

ここまでで、フォーマルな服とカジュアルな服のそれぞれの種類や特徴を抑えてきました。では、それぞれをどのようなバランスで組み合わせればいいのでしょうか?答えは、

フォーマル:カジュアル=5:5

となるような組み合わせをすることが基本となります。基本的には、この比率を狙えば、誰からでもおしゃれに思われるでしょう。ですから、ファッション初心者は、まずこれを狙えるようなることが目標となります。そして、この基本から脱出したければ、この比率をどちらかに偏らせていくことが必要です。そして、おしゃれ上級者は、この比率を自分好みに偏らせることができて、時と場合に応じて自由に変えることができます。ちなみに筆者は、フォーマルよりに寄せることが好きです。カジュアルに寄せるのは、少し苦手です。しかし、勘違いしないでほしいのは、自分の好みかどうかとおしゃれであるという事実の両方を常に分けて考えなければならないということです。自分の好みに合わないからといって、ださいと決めつけるのは、よくありません。しっかりと論理的にファッションを捉える必要があります。
 次の記事からは、ファッション初心者に向けての記事を書いていきます。

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