共通点さがしのススメ

昨日のnoteで、「ちがい」を意識するのではなく、「ぼくだけ」「わたしだけ」に意識をむけて、自分を肯定的にとらえるたい、という記事を書いた。

その後、たまたま目に入った文章に、「脳は意識していることを増幅させる」といったような記事があり、なるほどその通りだな、と思う。

今回は「わたしだけ」とは別の切り口で考えてみたことを書こうと思う。

それは「ちがい」に着目するのではなく、「共通点」に着目するということ。

全く同じはないけれど、「共通点」はあるよね。
もちろん、「よいところ」の共通点を見つけるのだ。

難しければ、最初は、単に相手のよいところを探すだけでいい。
「いいな」に着目できると、その相手を肯定的にとらえることができるし、自分もそうなりたい、と思い行動が変われば、自分の「よいところ」になって、結果的に共通点になる。

この「共通点さがし」「共通点を見つける力」は学習・スポーツ・芸術などあらゆる面でもとても役に立つ。

「基本」を抑えておけば、問題が複雑になったり、分野がかわっても応用して考えることができる。
つまり、目の前にある問題と「基本」との共通点をみつかれば、基本に当てはめて考えるだけでよいのだ。

きのう【帰納】(名)スル
①個々の特殊な事実や命題の集まりからそこに共通する性質や関係を取り出し、一般的な命題や法則を導き出すこと。⇔演繹。

大辞林 第三版

普段の生活の中で、共通点を自然と探すような習慣が作れるとよいと思う。

ある日、息子が「長生きをするにはどうすればよいか?」と尋ねた。
私は、いくつかのヒントを言ってみた。
「早く寝ること、遅くまで起きている子ならどっちだと思う?」
「よく笑うこと、怒ってばかりの子だとどうだろう?」
「たくさん体を動かして遊ぶ子や、家で寝てばっかりの子は?」

「わかった~~!」
「だから、ママは○○保育園に行かせてくれたんやね」
保育園での過ごしと、長生きの秘訣の共通点を見出した息子の表情はキラキラしていた。
こうやって自分で共通点をみつける、それに気づくってとても大切だなと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?