偽夢プレイ感想【子供の相手を宿泊客にさせるタイプの民泊】
8番出口ライクのゲームということでプレイしてみました。その名も「偽夢」。Steamにて配信されていましたがこの度ニンテンドーSwitch版が、なんと8番出口と同時に配信されましたのでぜひご一緒にという任天堂からの親切心を感じます。
8番出口はSteam版をプレイ済みですが、手持ちのおんぼろPCではテクスチャーが真っ黒になってしまい絶対に見つけられない怪異があったのでSwitch版で出していただけたのは大変に嬉しいです。たぶん偽夢もPCではちゃんとプレイ出来なかっただろうなぁ。
ざっくり8番出口ライクゲームの説明をすると「怪異を見つけましょう」というルールです。怪異は倒す必要がありません。
8番出口では「怪異を見つけたら引き返す、なかったら進む」というゲームシステムですが偽夢は「怪異を見つけたら写真を撮って寝る」というゲームシステム。ノーマルモードでは必ず怪異が出てきますが、ナイトメアモードでは怪異が出たり出なかったりで元祖8番出口と同じ条件になります。
とりあえずノーマルモードにて怪異を全部見つけましたのでプレイ感想です。
まず舞台となる民泊に入るのですが机の上にこんなメモがあります。
・お休みの前に、電気をすべて消してください。
省エネかな、電気点けっぱなしだともったいないもんね。でもそれならせめて廊下にはセンサーライトをつけておいてほしいよ。ちなみに宿側からはご丁寧に懐中電灯が支給されます。もう怖い。せめて廊下の電気は点けっぱなしにさせてほしい。
・うちの子供と遊んであげてください。
民泊で?まだ民宿だとわかるけど民泊の、それも夜中に?プレイするとわかりますが舞台は「1K風呂トイレ別二口コンロ玄関下駄箱あり室内ドラム洗濯機付き」と一人暮らしにはかなり好条件物件。ここに子供が遊びに突撃してきます。耐えられません。民宿だから良かったもののここが賃貸だったら初日で詰んでました。私の眼鏡は確実に踏み壊されていましたね。ちなみにお子さんを心配したお父様も様子をうかがいにきます。民泊やめろ。
そして何よりこいつが一番怖い
二度と見たくないぐらい怖い。
というわけで8番出口より圧倒的ホラー要素が強いです。
ついでに怪異の数も8番出口より圧倒的に多いです。勘弁してください。
8番出口は不気味ながらも明るい地下道で奥からマスコットキャラクターのおじさんが歩いてくるだけですが偽夢は暗い部屋を懐中電灯の明かりだけを頼りに探索しなければなりません。なんでこんなとこ泊まった。
優しい、ラジオくん
偽夢ノーマルモードには必ず怪異が出るためか、どこに怪異がいるかわかる「ラジオ」というアイテムがあります。怪異の近くにいくとラジオの音が大きくなります。ファズモフォビアのEMFリーダーに近いものを感じます。優しいですね。ちなみにファズモヒォビアもおんぼろPCではプレイ出来なくなったのでしばらくやれていません。SteamデックかゲーミングPCがほしい。
デメリットとしてはラジオを使うと怪異は見つけられますが脱出カウントが初期状態に戻ります。偽夢は深夜1時から朝9時を目指して怪異を探しますから、朝8時の段階でラジオを使ったりすると深夜1時に戻されて頭を抱えます。1時、2時の段階や怪異コンプリートで使うといいかもしれません。
ちなみにラジオで見つけた怪異は発見にカウントされないのでまた出てきてくれます。優しい。
【ネタバレ小注意】やったぜ怪異コンプリート
怪異をコンプリートすると脱出時のエンディング演出が少し変わります。
お子さん喜んでくれたんですね、良かったです。こっちは生きた心地がしませんでしたけども!!!
ちなみに怪異は81個あります。この民泊はお祓いを受けるべき。
プレイ後感想まとめ
8番出口ライクゲームとのことでしたが雰囲気や怪異はよりホラーで、怪異も工夫が凝らされていてかなりやりごたえがありました!
ノーマルモードとナイトメアモードでゲーム難易度が変わるのもいいですね!
キューちゃんには二度と会いたくない気持ちでいっぱいですが、ナイトメアモードもプレイしてみます!
(終)