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雑記 2024.12.10

 お疲れ様です🙂
 note利用開始直後に掲載した短編二作を改訂して再掲しました。
 二作目はタイトルも変更しております。こちらの前半部分の話ですが、書いている途中でヒッチコック様の『サイコ』っぽい流れだなぁと自分の中で考えたところがありました。シャワーシーンに当たりそうな場面以降の後半はデジタルな力による自然やらの包摂、テクノロジーを用いたオープン環境でのホラー描写への挑戦といった裏テーマも設けていたため、その辺りから『オープンホラーズ』というタイトルに改めました。
 特に後半は幻想的でぼやけた描写も多く、脱力的な描写も意図的に取り入れたため、読み辛い面はかなりあるかと思います。冗談半分ですが、サイコドラマ化したみたいに解釈されるのも良いかもしれません😅
 それからラスト部分は少しだけですが、初回掲載時の内容から変更しています。
 自作のラスト部分は他の作品も含めてもやっとしたままのところが多いかと思いますが、演劇の一つの主義で啓蒙主義というものがあることを知って、そこから自分なりに試行錯誤して作品を作り始めたことが一因かと思われます。
 問題提起して観客に考えさせるみたいなもので、ブレヒトという方が代表的に取り上げられていたはずですが、随分前に読んだ本でうろ覚えになっていますので、今度図書館に行ったらその本を探して読み直してみます。有名なチェーホフの銃の話も取り上げられていた本だったかと思います。(※1)
 
 先週はガンダムの新作発表という嬉しいニュースがありました。とても個人的にですが、新しいメカが持っている斧が気になっています。
 イソップの寓話の他、スラングで斧=axはサックスや楽器を意味するとか、『斧』という小説(D.E.ウェストレイク著)の巻末解説によるとケルアックさんの小説でaxの言葉がaskの意味で多用されていたとか、そう言えば船の展示で船内に備えられていた斧──マスターキーと言うらしいです──に興味を持ったことがあったかなとか。理由はしょーもない連想なのですが、問題提起や議題設定的なアジェンダの力は普遍度が高く、マスターキーも含めて今の世の中的にも重要なものかなと考えています😅
 上述のD.E.ウェストレイクさんの小説は古本で購入したまま未読だったため、無駄な予習になりそうですがこの際に読んでみます。
 連想ついでの告白ですが、ガンダムとサックスとの兼ね合いでは、菊地成孔さんらによるジャズ曲の『サンダーボルト・メインテーマ用』が個人的に凄いお気に入りです。褒め言葉なのですが、カッコいいガンプラの躍動を表現したみたいだと感想したところがありまして、自作のサックス演奏描写でその感想に着想を得た一文を記したりもしていました(これは本当に褒め言葉です)。
 サックス関連でもう少し。昔から映画の影響でミュージシャンのジョン・ルーリーさんに憧れていたところがありまして、今年に同氏の絵画作品を初めて鑑賞する機会に恵まれ、とても好ましい驚きを覚えることになりました🙂
 
 また、先日は約束通り『グラディエーター2』を鑑賞しました。
 自作の『エレクトロニカ─共感覚のスケッチ』内などで走り行く馬の絵について言及しているのですが、そこで記した尻尾の後方のスペースを設ける描き方はどのような場面で相応しいかなと考え、捕食などの場面で背中に余白を設ける構図はよくあるかなと自分の中で見当をつけておりました。その経緯でグラディエーター2を鑑賞したところ、途中で登場する獣さんによる正面構図のそれらしき場面が現れたのでビックリしちゃいました😢
 1の方ではとても短いワンシーンですが、馬を画面の中心に置く構図(多分走っているところではない)も出ていたかと思います。どちらもどのような意図があったのだろうと自分の中で様々に考えを巡らせております😀
 自作の走る馬と捕食する?馬の話については、サッカーで自陣にリトリートしてカウンターを狙う守備とハイプレスの守備みたいなところがあるんじゃないかとか、アナロジー思考にすぎませんがアレコレ想像を膨らませています。捕食の話も同作品の続きで触れることがあるかもしれません。
 
 
 それでは。以前に横浜のみなとみらいに行った時、ガンダムの水星の魔女関連の展示が開催中で写真を撮っておりましたので、今回の最後に一枚掲載致します。

 
(※1)初回投稿時にこの箇所で例示していた本があったのですが、どうも自分の考えていた本と異なりそうなため、内容を訂正しました。