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【happy Mac^_^】とあるアーティストを紹介させて下さい26

彼女は1954年2月5日に生まれました。

小さい頃から、デッサンをしたり、絵の具で絵を描いたり工作ををたりするのが大好きで将来は芸術家になるのが夢でした。

1978年にニューヨーク大学で博士号を取得した彼女は、教師になるか芸術家になるか悩みますが、結局美術館で学芸員として働き始めます。

そんな彼女に転機が訪れます。
1982年に、小さい頃からの友人アンディ・ハーツフェルドから一本の電話がかかってきました。
「今、私はAppleというコンピューターの会社で働いているのだが、一緒に働いてみないか?」

1870年頃、当時のコンピューターは一部の人にだけ使われていた高価で複雑、動かすには、黒い画面上にテキストを入力して行われるものでした。
1980年代、コンピュータ黎明期の中、Appleの創業者スティーブ・ジョブズは「やがては各家庭に一台、誰でも直感的に扱えるパーソナルコンピューター(PC)の時代が来るだろう」と、自社で販売するコンピュータにグラフィカル・ユーザー・インターフェイス(GUI)の導入を予定していました。

スティーブ・ジョブズの下で働いていたアンディ・ハーツフェルドは彼女に続けて言いました。
「Appleで今開発中のPC、マッキントッシュの画面上のタイプフェイスやアイコンを出掛けるデザイナーを探している。やってみる気はないか?」

1982年、彼女はAppleに入社しました。

彼女は、マッキントッシュの画面上に表示されるであろうアイコンをデザインする為に方眼紙を使いました。
そして、鉛筆やハサミ、ハケ、時計、スピーカーなど誰もが一目でその用途や機能が分かるアイコンを生み出しました。

1988年、彼女は独立し、グラフィックデザイナーとして今でも現役で活躍中です。

彼女の名前はスーザン・ケア。
「GUIの母」とも呼ばれるアーティストです。

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