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【♫せーかいはせーまいー♫】とあるアーティストを紹介させて下さい35
目に鮮やかなカラフルなパステルカラーの外観。
その建物の中では、ロボトロニクスの子供達が歌う中を、小さな小舟がゆっくりと進む、、
1983年4月15日のオープンから半世紀以上経った今でも人気のアトラクション、「イッツ・ア・スモールワールド」。
東京ディズニーランドで稼働しているこのアトラクション、デザインを担当したのは1人の女性でした。
彼女は1911年10月21に、アメリカのオクラホマ州で生まれました。
小さい頃から絵を描くのが好きだった彼女は、サンノゼ州立大学に進学、シュイナード芸術学校で水彩画を学びます。
卒業後は世界恐慌のあおりを受け、思うような仕事に就く事ができませんでしたが、1939年にウォルト・ディズニー・スタジオに入社しました。
当時のアメリカは男性優位社会。会社の中でも、責任のある仕事はほぼ男性のもので、女性はセル画(アニメーション用の動画)の着色作業だけでした。
しかし、彼女は特有のセンスや色彩感覚でウォルト・ディズニーに認められ、「シンデレラ」(1950年)、「ふしぎの国のアリス」(1951年)、「ピーター・パン」(1953年)などでカラースタイリストとして、活躍しました。
1953年、ウォルト・ディズニー・スタジオを退社後、フリーとなり絵本の挿絵、舞台のデザイン、商品パッケージや広告の仕事で活躍をしました。
1964年、ウォルト・ディズニーは彼女にとあるアトラクションのデザインを彼女に依頼しました。
のちの「イッツ・ア・スモールワールド」です。
このアトラクションは東京だけでなく、世界に点在するディズニーランドで今も稼働中です。
彼女の名前は、メアリー・ブレア。
時を越え、今なお世界中のアニメーター、クリエイターに影響を与え続けるアーティストです。
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