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いしかわゆきさんのnoteになぜ惹き込まれたのか。3年目ライターが見つけた3つのポイント
いしかわゆき(ゆぴ)さんの書く文章に惹きこまれ、メンバーシップ(有料)になって最後まで読んだ。課金せずにはいられなかった。
こちらが、そのnote。
「なぜ、読みたくなったんだろう?」と自問自答してみたら、3つのポイントが見えてきた。
心がザワザワするタイトル
一瞬にして感情が動いた。
インタビュアーライターのゆぴさんが、「話を聞くのも難しくなちゃってさ」とは、どういうことなの??
ゆぴさんの著書『聞く習慣』では、こんな風にも書いてあったのに、なぜ!?
人見知りで、元コミュ障インタビューライターが教える、
「興味を持てない相手」とも“うまく話せる”コツ!
「ライフステージの違い」って、“興味を持てない相手ともうまく話せる”ゆぴさんでさえ「話を聞くのも難しい」と感じちゃうんだ。
じゃあ、こどもがいる私と友達になれる人って子どもがいる人だけなの?
なんだか、読まずにはいられない気持ちになった。
ミルフィーユ的な心理描写
ゆぴさんの文章って、視点が複数ある(たぶん)。自分視点、相手視点、第三者視点があるから、ドラマを見ているような気分になる。
第三者視点は、客観的に出来事の背景を教えてくれるから、すごく状況を想像しやすかった。
・自分と相手(友だち)の気持ち
ゆぴさんの気持ち
彼女は彼女で、初めての身体の不調や変化に悩んでいたけれど、そうだとしても「大変だねぇ」と言えるほどの余裕がわたしには残っていなかった。
たぶんどこかで、「大変かもしれないけど、大切にできる相手がいていいなぁ」と思っていたんじゃないかと思う。
友だちの気持ち
心の底ではゆぴさんと同じように感じられていた、と書かれていました。(有料部分なので、気になる方はゆぴさんのメンバーシップ「ポンコツ同盟(月間マガジン)」へ)
・第三者視点での語り
久しぶりに連絡をもらったときも、わたしはわたしで人生のどん底期を迎えていて、ドス黒いオーラを纏っていた
ゆぴさん、さらっと書いておられますが、自分の状況を冷静に、客観的に語っていて。
たぶんどこかで、「大変かもしれないけど、大切にできる相手がいていいなぁ」と思っていたんじゃないかと思う。
「思っていたんじゃないかと思う」と書いているところも、もう一人の自分が“わたし”を見て、語っている部分。
自分ごと化
わたし自身、過去に同じような気持ちになったことがある。
モヤモヤしたままフタをしちゃった気持ち。
その気持ちもなぞりながら、ゆぴさんのストーリーへ入っていく。
昇華できなかった気持ちを、寂しかった気持ちを、どうしてよいかわからず持て余した気持ちを、ここでようやく認められた。
読み終わって、自分の気持ちにも区切りをつけられた感覚…。
まとめ
一見「わたし語り」のように見えるタイトル。
読んでみると、客観的な視点、相手の視点、具体的な描写があり、ストーリー性がある文章でぐいぐい惹きこむ。
最後は、気づきや学びもあり、読者もストンと腹落ち(共感)する終わり方。
いやぁ、プロってすごいなぁ(憧れの眼差し)。
ゆぴさんみたいなライターになりたいですっ。