【感想】中村洋太さんの講座に参加して、応援される人には理由があると思った話
エッセイスト、旅行ライター 中村洋太さんの講座に参加しました。
講座はマーブルコミュニティメンバーからの事前質問に対し、中村さんが回答するスタイル。
・トラベルライターとしての質問集
・エッセイについての質問集
・フリーランスキャリアの質問集
どの回答も「なるほど」と唸るものばかり。メモを取る手がとまりませんでした。
中村さんご自身が、丁寧に、素早くイベントレポートを書いておられます。講座の内容が気になる方は、中村さんのnoteをご覧ください。
ここからは感想です。中村さんの「人生に対する、向き合い方」が非常に印象的でした。最も印象的だった部分は、キャリアに関する質問への回答。
「果たして、これが自分が望んでいた人生なのだろうか? どうしてこうなってしまったんだろう? 本当にやりたいことをできているのか? できていないのであれば、なぜ自分は動けないんだろう?」
この部分がハッとしたんですよね。
わたし自身「望んでいた人生を歩めているか」について、頻繁には考えない。
「本当にやりたいこと」って何だろう?
あるにはあるけど、抽象的。どちらが良い悪いではなく、中村さんとわたしとでは「本当にやりたいこと」の解像度も本気度も渇望感も違いそう。
ここまで感じてみて、ふとした仮説を思いつく。
中村さんは、ご自身を、ご自身の人生を非常に丁寧に扱っていらっしゃるのではないか。
自分を丁寧に扱う方だからこそ、自分に嘘をつかないように正直に生きる。周囲に自分の弱さもさらけ出し、率直に話せる。その正直さ、率直さが共感を生み、応援される人になれるのではないか。
なぜなら、本音の気持ちは、なかなか人に言えない。
言えないどころか、自分自身だって本当の気持ちに気づいていない時もある。
本当の気持ちを見つめると、傷ついていること、悲しいこと、不都合なこと、自己矛盾などに気がついてしまって、苦しくなる。だから蓋をしてしまう。
それなのに、中村さんは目をそらさずに「本当の気持ち」を見つめ続けようとしている。その姿がカッコイイし、羨ましい。清々しい。
応援される人には、「自分を見つめ続ける力」と「さらけ出せる勇気」があるんだ。
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