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オイルリンパと身体の役割組織器官・器官系10種
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皮膚はさまざまな役割を担っています、
例えば冷たい物に触れた時「冷たい」と感じるのも皮膚に知覚作用があるから。また、暑さや寒さに対して体温を調節するのも皮膚の働きのひとつ。

皮膚の大切な6つの作用を解説していこう!
知覚作用
『感じる』
肌に物が触れた時に身体に警戒を伝える作用です。
知覚の種類は温覚・冷覚・触覚・痛覚が主なものです。
その中で最も痛覚が敏感で温覚が鈍いのです。
吸収作用
『呼吸する』
皮膚から吸収される経路は表皮角層間を通るものと毛包の皮脂腺からから吸収されるものがあります。

生化学的に皮膚組織内で酸素を取り入れ組織内でできた炭酸ガスを排出します。
わずかながら皮膚呼吸をしています。
皮膚呼吸は酸素の呼吸量において肺呼吸のおよそ180分の1、炭酸ガス排出量は220分の1です。
分泌排泄作用
『分泌して排出する』
皮膚の中から汗と皮脂を分泌する作用です。
皮脂は汗と共に皮脂膜を形成して肌の乾燥を防いで角質を柔軟に保つ働きをしています。
表現(表情)作用
『表現する』
精神状態がお肌に現れることを表現作用と言います。
驚いて顔面が蒼白になったり頬が紅潮したりするのは毛細血管の一時的な収縮や弛緩(しかん)の結果によるもので精神的反応が抹消血管に現れた結果によるものです。
保護作用
『保護する』
皮膚自体には外界の刺激から身体内を保護する作用があります。病原菌や化学物質などが体内に侵入するのを防ぎます。
外部の圧力に対しては真皮のコラーゲン繊維、エラスチン繊維、皮下脂肪がスポンジの役割をして身体への刺激を和らげます。

体温調節作用
『体温を調節する』
身体の表面を覆っている皮膚は熱を通しにくく、体温が外に逃げ出すのを防ぐ働きを果たしています。
しかし体温が上昇してくるとその熱を身体の外に放出するために、皮膚に200万の近く分布している汗腺(エクリン線)が発汗し、体温を下げる働きをしています。

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