「株式投資」🔰はこうやるNO3
初心者&未経験者必見
4.ROA(総資産利益率)
投下資産(総資産)のリターンを見る指標で、利益は純利益を使う場合が多いと思います。ポプリの投資基準は5%以上を原則にしています。
この比率が低位だと総資産を当該企業経営で運用する必然性がありません。又、当該企業にリスクをとってまで投資する必要性もありません。
5.配当性向(配当金/純利益)
純利益の何%を配当に廻しているかの指標です。概ね30%が標準と云われておりますが、中には70%を超える企業もあります。株主にとって配当金が多い事は良いことですが、その分、内部留保が少なくなりますので、一概に良いとは限りません。反面、配当性向が低い企業は将来的に増配の余地があると云う事です。配当性向の目標を開示している企業もありますので参考にして下さい。
近時、東証でBPRが1%未満の企業に対応を求めておりますので、内部留保を積み増しせず配当金に廻し、この数値を1%以上にしようと取組む企業も増えてます。よって、この数値は総合的に判断しましょう。
6.配当金推移
配当金は一時的な利益の押上、記念配当等により、大きく増える場合があります。一方、株式分割があると一株配当金は減少します。よって、過去の配当金の推移を見て、大きな増減要因を把握して、通常の配当金レベルを把握した上で投資判断をしましょう。そして、出来れば配当金が上昇トレンドにある銘柄に投資したいですね。でも当該銘柄は得てして割高になっておりますので注意しましょう。