緑内障治療方針に不安を感じたら
2時間以上待って診察してもらうのに、視野を確認して、「いつものお薬出しとくね。」と言われて帰る。
視野検査をするたびに、少しずつ視野のかけが進行していくことに不安を感じる。
でも、どうしたら自分のモヤモヤや不安が取れるかわからない。
そんなふうに考え、本を読み漁っていると、出会ったこの本。
繰り返し読む私のバイブルです。
まず表紙も中身も色彩が目に優しい。
そんな所から患者目線が感じられる本でした。
緑内障の本は2種類に分けられます。
①治療する側(医師等)のための医学書
②治療される側(患者)のための一般書
この本は②にあたる本です。
①の本は患者側には専門用語だらけで難しい。
他の②に分類される本はたいてい
何が緑内障に良いか?悪いか?
だけがたくさん書かれています。
でも、この本を読んで
治療される側がまず知らなければいけないのは
自分の現在地(自分の病状)
だということに気づきました。
みなさんは自分の緑内障の分類、検査値、視野の欠け具合、きちんと説明できますか?
医学書ではそういうことが専門用語でたくさん書かれていて、なかなか普通の人は読み込めない。
平松先生はそれが患者側でも自分で病状を把握できるようになるまで優しい言葉で説明されています。
私は全然把握できてなかったことに気付いて、このことをきっかけにセカンドオピニオンを受けることにしました。
その話はまた次回。