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子どもの習い事を辞めるか問題

私には小学校3年生の娘がいます。

4年間頑張っていた習い事のピアノを辞めたいと言い始めました。



話を聞くと、理由は友達と遊びたいから、コンクールの練習で怒られてばかりだから。

ついにきたーと思って焦りました。

というのも、次女は今年に入って、本人の希望で体操教室を辞め、水泳教室に行ってみて2ヶ月で辞め、最近そろばん教室に最近行き始めました。

私自身も、習い事に対しては、

本人がやりたいと思うものをやればいい。

無理にやらせるくらいなら、やらないほうがいい。

という考えを基本的に持っています。

野本さんが本でもVoicyでも何度も言っているように、歯を食いしばって耐えることが日本人の美徳としている人がまだまだ多いですが、

正解のない時代を生きるこれからは、自分で決めたことに責任を持つことが大切だと感じています。

それは始める決断だけでなく、辞める決断も大切だということを。

でも、音楽を楽しんで欲しいという思いと、ここまで続けて色んな曲が弾けるようになってきた、練習も自分でできるようになってとてもよい習慣ができた、毎年の発表会を聞くのが楽しみ、先生も良い先生に出会って良かった、と思っていただけに〝私が〟もったいないと思ってしまう。

子どもの問題と私の問題を切り分けなきゃいけない。


小学校3年生の娘は、自分で考えて動けるようになってきたので、放課後も自由に行動できるようになってきました。

遊ぶのも忙しいですが、ちゃんと夜までには自分で考えてピアノの練習や宿題も終わらせます。

高濱先生がいつもおっしゃるように、9才といえばだんだんオタマジャクシ期をぬけて、カエル期に入ってくる頃。

子どもではなく、1人の大人として、対応を変えていかなければいけない。

自分で考えたことをちゃんとまとめて理由をつけて親に話せただけで十分大人になってきていると感じます。

家でひきこもってゲームするだけでなく、お友だちと公園で遊んだり、学校の続きで放課後遊べるのが楽しいと思う今が大事な気持ちはよくわかります。

コンクールの練習のときは先生も熱が入り、ずっと怒られるようになってしまう、疲れてしまう気持ちもわかります。

まず、理解した気持ちを子どもに伝え、コンクールは来月本番なので、これはコンクールに応募する前から決めたことなので、きちんとやり切ろうと話しました。

そして、コンクールは来年は出たいと言ってももう出ない、先生には今回が最後と先に親の私から伝える。

そのうえで、クリスマスコンサートに出るか、その後ピアノを続けるかはコンクールが終わってから考えよう。

という話になりました。

これが正解なのかはわからない。

まずは、大好きなピアノの先生にわかってもらえるように私なりに気持ちを落ち着けて話してみようと思います。

ちなみに、そんな悩みをChatGPTさんに聞いてみました。

娘さんの気持ちを聞くと、ピアノのレッスンと友達と遊びたい気持ちの間で葛藤しているようですね。コンクールの練習がプレッシャーになっているのもつらいところだと思います。親としてどう対応するか、いくつか考えられるポイントをお伝えします。

1. 娘さんの気持ちをしっかり聞く: まずは、彼女がなぜ辞めたいのか、どんな気持ちでいるのかを十分に聞いてみましょう。怒られることや友達との時間が大事だと感じていることを理解することが大切です。

2. 目標の見直し: コンクールが重荷になっているなら、競技ではなく音楽を楽しむことを目標にしてみるのも一つの方法です。純粋にピアノを楽しむ時間を持てれば、また気持ちが変わるかもしれません。

3. バランスを考える: ピアノの練習と友達との遊び時間のバランスを見直して、彼女が少しでも余裕を感じられるようにスケジュールを調整できるか話し合ってみましょう。

4. 一時的な休止を提案する: 完全に辞める前に、しばらくピアノを休んでみてどう感じるか様子を見てはどうでしょうか。少し距離を置くことで、気持ちが落ち着き、改めて考える余裕が生まれるかもしれません。

5. 努力を認めてあげる: この4年間、頑張ってきたことを褒めてあげるのも大事です。もし辞める決断をするにしても、彼女の努力をきちんと評価してあげることが自信につながります。
大事なのは、彼女の気持ちを尊重しながら、無理のない選択ができるようにサポートすることだと思います。

ChatGPT

もっともな意見ですね。

そしてよくまとまっている。

私の気持ちを整理してくれたChatGPTに感謝しつつ、今度はVoicyで検索してみたり


1日経って、頭を整理し直してから、またピアノの練習をする娘の横についていました。

すると

「発表会、テスト、クリスマス会はいいけど、コンクールはしんどい。」

「どうしてもできないところを毎回先生に指摘されるのが、レッスンのときしんどい」

「特に木曜日は理科や書道など学校で疲れる授業が多いのに夜行くのがしんどい」

色々とネガティブな意見がでてきたので、私から

「コンクールはクリスマス会、テストと日程が近くてしんどいよね」

「私も一緒に練習しているけど、そこの部分がどうしても上手に弾けないわ〜」

「疲れてる日に夜のレッスンも頑張っているね」


共感しながら聞いていると

「来年の発表会は弾きたい曲があるんだ」

「来年は発表会とテスト、クリスマス会だけにしたい」

なんだか言葉がだんだん未来の前向きな言葉も増えていきました。

見守ることしかできませんが、本人の意見を尊重してあげられる親になりたい。

素敵なメロディを奏でる娘が、音楽の楽しさを味わえるように見守って行きたいと思います。

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