living～考えずに感じる～192【映画記録☆幻の光】

是枝裕和監督の長編映画デビュー作
『幻の光』

1995年…29年前の作品
原作は神戸市生まれの宮本輝氏

一人の女性の「喪失と再生」を
尼崎の下町風景から
石川県輪島市を舞台に描いた作品

作品の
途中まで
宮本輝作品とは気がつかず

尼崎の下町の情景と
セリフの端々
甲子園駅

独特な人間描写に

ん？？？と

同著者作品の
「綿繍」が
ふと頭を過る

エンドロールで
原作　宮本輝氏の名前を確認

やっぱり…と一人納得の作品だった

石川県輪島市の雄大な自然を背景に
「生と死」というテーマを
陰影深い映像に昇華させている

海での火葬
人は
母親の胎内の羊水で育ち
海に帰るのか…

さすが
是枝裕和監督作品

出演者は
江角マキコ、浅野忠信、赤井英和、内藤剛志
柄本明
29年前の作品
出演者が皆さん
若い‼️

私は
というと
23歳
阪神大震災が起きる一年前の歳…
あの
大震災を思い出すと
未だに溜め息がでる
壊れた情景が再生され
何もなかったように時間は流れても
未だに残る
恐怖とココロの傷跡…

能登半島地震
輪島支援
特別上映

地震前の雄大な自然と
被災者の心の傷が
１日でも早く
復興を祈念する

2024.9.30

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