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サガフロンティア プレイ日記④:T260G編

 この前レッド編を書き上げたと思ったら、もうT260G編の記事。早くゲーム自体を進めたい気持ちもありますが、記事を溜めてしまうと書く気力がなくなってしまうので、サクッとT260G編の日記も書いていきましょう。


◯ゲン、お前だったのか…。

 新見南吉作のいたずらキツネが出てきそうな見出しで始まった今回。このフレーズが言いたかっただけで、特に深い意味はありません。

 ボロの村の少年タイムが見つけてきたロボットのコアに、ばらばらのパーツを見繕って生まれたT260G。T260Gは、自分が何のために生まれたロボットで何をすべきか、思い出せない状態でした。

 自分を拾ってくれたタイムやその姉ローズに別れを告げ、自分の任務を果たすための旅に出るT260G。様々なリージョンを回り、個性豊かな仲間たちと出会いながら、リージョンを破壊する船、RB3を滅することが自分の任務であるという事が判明します。しっかりと準備を整えて、いざRB3との決戦へ…、というのが今回のお話。

ボロを出て最初のスクラップの酒場で出会う仲間たち。

 今回のお話は、T260Gというロボットが主人公。しかし主要な人間キャラとして、過去3つのルートでも仲間になった、酒場で飲んだくれている剣豪ゲンがストーリーに絡んできます。この人、ただの酒癖悪いおっさんじゃなかったのね…。

 あくまで任務を全うするロボットとして淡々と行動するT260Gに対し、人情味あふれる行動を見せてくれるのがこのゲン。T260Gが、「危険ですので退避して下さい」などと発言すると、「バッキャロー!ここまで来て放っておけるかよ!」的な漢気を発揮してくれます。ストーリーも短めで淡々と進んでいくのですが、このデコボココンビが醸し出すギャップが私にはとても刺さりました。

 特に印象に残ったのは、やはりラストシーンでしょう。RB3を倒し、無事に自分の任務を全うしその命を終えようとしていたT260G。仲間が去っていく中、ゲンだけはT260Gの傍にいて、「お前にはまだ任務が残っているだろう!」と語りかけます。

 そう、T260Gはボロの村を出るとき、タイムたちから無事に戻ってくるように言い渡されていたのです。それを思い出し、今際の際で復活したT260G。

 そしてこのセリフ。アルコールが入っていたら泣いていたかもしれません。

 その後、ボロの村へ無事帰還。めでたしめでたし。クリアタイムは3時間ほどでした。なぜいつもより短くなったのかは、次項にて。

◯レベル上げのモチベーション

 サガフロンティアには、ヒューマン、妖魔、モンスター、メカの4種族があり、それぞれ育成の方法が変わってきます。その中でも、今回のストーリーの中心となる種族のメカは、戦闘によるステータス上昇は一切なく、武器や防具などの装備によってステータスが決まるという特徴が。

RB3に挑む直前のパーティー。

 一応、敵のメカを倒すと技を習得することができるため、道中戦闘をする意味が全くないわけではありません。ただ、他の種族が戦闘によってステータス上昇と技の習得という2つの恩恵を受けられるのに対し、メカは技の習得しかできないため、通常戦闘を繰り返すモチベーションが湧きませんでした。

 しかもT260G編に出てくるキャラって、別ルートでは出てこないキャラも多いので、せっかく強くしてもその後使ってあげられないというのも、モチベの減退に。いつもはラストダンジョンに挑む前に、2,3時間ほど生命科学研究所に行ってレベル上げをするのですが、今回はそれを省くことにしました。

 全員に強い技を習得させることはできなかった弊害か、ラスボスでは結構苦戦させられることに。ただそれのおかげで手に汗握るバトルを楽しめ、撃破したときはアセルス編ぶりのガッツポーズが自然と出てしまいました。

◯技術ランキングTOP3

 前述の通り、道中の戦闘もほとんどしなかったため、今回の技術ランキングは、ラスボスで役に立ったかどうかという事に特化しております。

第3位 天叢雲剣

 戦闘によって習得する技ではなく、同名の武器にくっついているこの剣技。行動順の速いアタッカーのくせして、ロクな攻撃技を覚えていなかったナカジマ零式のメインウエポンとして使っていました。

 ただ、強い技を覚えていてもWPが低かったため、このくらいの技がちょうどよかった感じがします。幻魔も装備させていましたが、こちらの方が消費WPが1少ないので、この技をガンガン使って連携を発動させていました。

第2位 剣闘マスタリー

 イベントでT260Gに、そして運よく数少ない道中の戦闘でナカジマ零式に覚えさせることができていたこの技。近接攻撃が1.5倍になるという、驚きの効果。回復を覚えていないメカたちがこの技を覚えてくれたため、ラスボス戦でも全員が役割を持つことができました。

第1位 修復

 これがなけりゃ無理だった。特殊工作車とレオナルドにのみ許された、メカの回復手段。一応ゲンにバックパックを持たせていたので、ゲンもメカの回復はできたのですが、ゲンは自身の回復と攻撃で忙しかったため、毎ターン二人は修復している感じでした。

 たまに手が空いたら、特殊工作車は陽子ロケット弾(銃撃マスタリー付)、レオナルドは多段斬りで連携に参加。回復役なのにしっかり火力も出るオールラウンダーでした。

〇終わりに

 ストーリーは◎、育成は△といった感じのT260Gルート。まあ、そのおかげでサクッと1ルート終わらせられたので良しとしましょう。

 余談ですが、過去3ルートですべて仲間になっていたルージュくん、メカが主人公だと術の資質を得られないからか、仲間にならないんですね。そういう種族差別はよくないと思います。

という事は、クーン編でも加入しない?

 ここまで4ルートは、1ルートクリアするごとに記事を書いていきましたが、割とシステムにも慣れて(1ルートで1記事分にするほどのネタがなくなって)きたので、次回以降は2ルートくらいまとめた記事にしようか悩み中です。

 一応次回は、リュート編の予定。お楽しみに。


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