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ポケモンスカーレット ゼロの秘宝 クリアレビュー

〇初めに

 一月、あっという間に行ってしまいましたね。竹馬です。

 今回は、2023年9月に前編、12月に後編が配信された、ポケモンSVゼロの秘宝について感想を書いていきたいと思います。

  

〇碧の仮面

 日本の原風景ともいえる、里山の景観に心洗われるキタカミ地方が舞台となっている前編、碧の仮面。主人公はここに山村留学的なもので訪れます。

 高校の部活の校外ジョグでよく行っていた山が、まさにこんな感じだったの風景だったので、のっけからノスタルジックな気持ちになってしまいました。

 先述の通り、パルデア地方で共に冒険した仲間たちは使用しないと決めたので、とりあえず最初に目についたクルミルを捕獲。このクルミルこそが、今回の旅の相棒です。

 クルマユ、ハハコモリと2段階進化するし、草タイプなら御三家っぽくていいなと思っていました。

 しかし、田舎には虫と魚と植物しかない現実世界を踏襲してか、出てくるポケモンのタイプが虫、水、草とかなり偏りがあります。

 そんな中でバリバリの草・虫複合のクルミルはかなり使いづらい。特に今回は、DPで思い入れのあるメガヤンマを使いたかったので、虫だけで二枠圧迫することになってしまいました。

 最初の村に至るまでのエリアで一通りのポケモンを捕まえるころには、こんな有様に。そろそろ村に行って回復しなきゃなーと思って村に入ると…

 回復もさせてくれずに勝負を仕掛けてくる不届きブラザーズが。手負いの状態で戦った姉にはなんとか勝ちましたが、翌日に挑んできた弟君にはヤンヤンマ一匹に壊滅させられました。

 「ギガドレインを覚えさせたヤンヤンマとか、タマゴ技じゃん…」って思いましたが、それは自分が通信対戦をしっかりやっていた第4世代の話。今では「思い出す」で労せず覚えられるようになっててビビります。

 そんなこんなでこの姉弟と仲良くなり、村に伝わる桃太郎伝説の謎を追うことに。

 村の中では従来通り桃太郎&三匹の獣が善、鬼が悪と認識されていますが、謎を解いていく中で、本当は鬼が善で桃太郎サイドが悪役だということが判明していきます。

明らかに悪そうな面の犬、猿、雉

 悪役の桃太郎…どっかで聞いたことあるような設定ですね。

裏おとぎチーム

 悪さを働く三獣をこらしめ、鬼を救ってゲットしたら前編は終了です。

 ちなみにクリアパーティーはこちら。

ニョロボン、キマってますね。

 案の定ハハコモリはあんまり使いませんでした。シャンデラ、メガヤンマ、マンムーの三匹でほとんど完結していた気がします。

 キタカミ図鑑はソロプレイの限界までは集めました。あとは通信交換とバージョン違いだけなので、いつでもお誘い待ってます。


〇藍の円盤

 後編では、交換留学でイッシュ地方にあるブルーベリー学園に派遣されます。このブルーベリー学園、前編で出てきたゼイユとスグリの通っている学校だそうで。

 この学校では、広大な敷地に四種類の気候を人工的に再現し、様々なポケモンが暮らせるようにしています。サバンナや渓谷、常夏の海岸や雪山など、それらの地形に合わせたポケモンが出現。

こちらはサバンナエリア。

 後編でもその地方産ポケモン縛りをするということで、最初にぶつかったポケモンをパートナーにすることに。

 野生のポケモンにぶつからないように慎重に4エリアを回ろうとするも…

 ぶつかってしまいました。アローラベトベター。タイプ的には隙がなく、ベトベトン自体も結構優秀なポケモンですが、いかんせん華がない。しかも物理アタッカーなのに、性格が攻撃が下がるおだやかというなんとも微妙な個体。

 自分で決めたことなので仕方がないかと思いながら旅を進めると…

 金色のタマタマが。ゲーフリさん、この色違い狙ってやってるだろ。まあ、初代ではゴールデンボールブリッジなんて悪ふざけする会社ですからね。

 進化させてみたらどうなるんだろうと思い進化させたら、微妙なカラーリング。これはそのままの方が良かったかな…。

この後すぐに野生でも色違いナッシーが。

 仲間集めのためにフィールドを散策するも、出会うトレーナーがみんな強いんだこれが。

 こちらは野生のポケモンを捕まえたばかりなので、レベルは高いものの進化前。ただ、相手は高レベルに見合ったかっこいいポケモンたちを繰り出してきます。

種族値合計600弱 VS 1000。

 そんな調子で勝てるわけもなく、あえなく撃沈。さすがにこのレベル差&種族値差では、戦術もクソもありませんね。

 強烈に印象に残っていたのは、コーストエリアで出会ったオドリドリの群れ。「おどりこ」という特性でオドリドリ同士が共鳴するため、1匹が行動するともう1匹も行動し、計4回攻撃を繰り出してきます。ズルじゃん…。

技モーションも長くてイライラMAX。

 そんなこんなで一通りフィールドを探索し終えるころには、手持ちのポケモンも最終進化までたどり着き、そこそこの戦力に。

それでも負ける

 そろそろストーリーでも進めるかと旅を始めると、そこには変わり果てたスグリくんの姿が。

 どうやらスグリくんは、前編で主人公に負けたのが悔しかったらしく、戦いに明け暮れるうちにこの学園のチャンピオンにまで上り詰めたそうで。

 主人公が留学に来ていることに気付いたスグリくんは、「四天王を倒して俺のところまで来い」となんともライバルらしいセリフを。

ごめんな、そこら辺のトレーナーにボコられてるよ…。

 チャンピオン様にライバル認定してもらえてるのはうれしい反面、ここに来るまでに5回くらい敗北した後ろめたさが…。まあ、これから負けなきゃいいんですよ。

 というわけで早速サバンナエリアのアカマツを倒し、

 コーストエリアのタロ戦へ。

この髪型にマロ眉、どっかで既視感が。

 善戦するも、ガラルヤドランの前にあえなくやられてしまいます。ごめんよ、スグリ。

 リベンジをかけた2戦目は無事勝利し、様子を見に来たスグリが登場。

手持ち総入れ替えしたから弱くなるのは仕方ないね。

 「ちゃんと勝ち進んでんじゃん」的なお言葉をいただきますが、ごめん、この直前に負けてんだわ…。

 3人目の鋼のメガネっ子を倒し、最後は元チャンピオンのツバっさんことカキツバタのもとへ。四天王チャレンジでテラリウムドーム産縛りを課せられますが、もとより自らテラリウムドーム縛りを課しているので無問題です。

 最後の四天王を倒したところで、やはりチャンピオン様の登場。

遅くなったのは一回全滅したからですね…。

 そのままチャンピオン戦の会場まで行き、難なく撃破。

 その後は再度パルデアの大穴へ派遣され、伝説のポケモンを捕獲して後編クリア。

 最終的にはレベル90以上と、かなり手持ちのポケモンも育っていたので、終盤になるにつれ簡単になっていた気がします。

 ということで恒例のクリアメンバー。今回はダブルバトルなのもあって、満遍なく6匹を使ってあげられた気がします。

 序盤微妙だと思っていたベトベトンくんは、その技範囲の広さから終盤にかけて大活躍でした。

 攻撃下がってるしということで、サブウェポンでだいもんじを覚えさせていましたが、これがなかなかにいい味出していました。さすが覚える技の豊富さに定評のある初代ポケモンですね。


〇番外編

 番外編ではスグリの誘いにより、ネモ、ペパー、ボタンの三人を連れて、キタカミ村へバカンスに訪れます。

 相変わらず戦闘狂のネモがスグリにバトルを挑むなど、バカンスを楽しんでいるところに村人が踊り狂い始めるという怪奇現象が。

ワカチコワカチコ

 スグリの祖父母やぺパー、ボタンなど、次々と狂いだす中、どうやら村に伝わる伝説の桃太郎ポケモンが悪さをしている様子。

恥じらいこそ日本の文化

 迫りくる狂った村人たちを蹴散らしながら、悪の桃太郎ポケモン「モモワロウ」をゲットしてクリア。村に平和が訪れ、めでたしめでたしです。


〇終わりに

 ポケモンでこんなに全滅したのはいつぶりだろうと思うくらい、特に後編はなかなかの難易度だと感じました。

 先にプレイしていた友人たちからは、前後編合わせてもストーリーを追うだけなら10時間かからずにクリアできるとの話を聞いていた本作。

 しかし、「現地のポケモン縛り」を己に課してしまった私は、なんだかんだストーリーだけで30時間くらい楽しむことができました。ちなみに、ポケモン図鑑はまだまだ埋まっていない状況です。まだまだ楽しめますね。

 テラリウムドームの新ポケモン開放もまだ2/4の状況だし、バージョン違いや通信進化のポケモンもゲットできていないので、これからも細々とやっていこうかなと思います。

 


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