
くも膜下出血って、そんなに多い?
去年10月にくも膜下出血を発症し、
入院、手術(コイル塞栓術)を経て、1ヶ月ほどで退院。
現在、自宅療養中(3ヶ月目)です。
病気になった際、夫に関係各所への連絡を頼みました。
まずは、私の両親。
そして、夫の親御さん。
その後、私の職場(2か所)。
私は自分の本職以外にも、依頼された仕事をいくつか抱えているので、
その仕事先には職場の同僚経由で連絡を依頼しました。
また、自宅に救急車を呼んだので、
近隣の方も「大丈夫?どうかした?」とご心配いただいていて、
簡単に事情を説明したそうです。
(田舎なのと、夫の地元なので、気軽にそういった会話になる関係性です)
そうなると、退院後に「無事退院しましたー」と関係各所に報告。
その際、
職場の同僚「私の知り合いも2人ぐらい、今年くも膜下出血になって…」
夫の親戚「うちの親戚、去年1人、今年1人、くも膜下出血で倒れていて…」
職場の別の同僚「実は私の母親がくも膜下出血で、介護が大変で…」
ご近所さん「近所の⚫︎⚫︎さん、去年倒れて、頭の中に金属入ってるって…」
と、いろんな方から聞き…
くも膜下出血になる方って、そんなにいるの??
と、思っちゃいました。
もちろん、私がくも膜下出血にならなければ、
聞く話ではなかったと思うけれども、
私の感覚として、「意外といるんだな」と思いました。
くも膜下出血の発生頻度は、調べて資料によると、
人口10万対約20人/年*だそうで、1万人に1人ぐらい。
私が住んでいる街の人口は約16万人ぐらいなので、
1年間に16人ぐらい、くも膜下出血になっている計算。
もちろん、正確ではないけれど…
世の中、病気はくも膜下出血以外もいろいろとあるわけで、
この病気になったから、「私の知り合いもそう!」という話が聞けて、
その方がどういう経過を辿ったか、知ることができるけれども、
そうでなければ、「あの人はこの病気で…」なんて話は直接しないわけで。
実はどこかで誰かがいろんな病気を抱えながら生活しているけれども、
それを知らないまま、生活してるんだろうなぁ…とふと思いました。
ちなみに、くも膜下出血は遺伝性があると言われているけれど、
私の家系にはおらず。
じゃあ、なんで私はこの確率(1/10,000)を引いたんだ…
宝くじで4等が当たるのが、1/1,000の確率。
それよりも高い確率を引き当ててしまった。
こういう確率系のやつ、当たらないタイプだったんだけどなぁ。
*)日本神経治療学会
https://www.jsnt.gr.jp/guideline/img/nou2009_04.pdf