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常磐亭偕楽のhotch potch紀行【鉄道の日】(No.003)

10月14日は鉄道の日。
母校に立ち寄る予定もあり、都内へ。
しかし、日にちが日にちだけに
それひとつだけで帰ってしまうのも勿体無い。
何か鉄道に関係する場所へと思い立つ。
そこで新宿のホビーセンターカトー東京へ行くことと相なった。


ホビーセンターカトー東京

母校への顔出しも済ませ、いざKATO東京へ。

ホビーセンターカトー東京へ向かう途中にある酒屋とたばこ屋。

大江戸線落合南長崎駅から向かう。

VIPマンション

ホビーセンターカトーへ到着。
この日は親子連れで賑わう。

屋外展示されている京急デハ268。
定期的に掃除などの手入れを実施している。
店内では同形式のアッセンブリキットが販売されている。

先頃買った客車セットに車両を2両ほど追加するために
assyパーツを購入することにした。

HOゲージのクモハ40も気になるところであったが、なんとか思いとどまった。
しかし、E655系なごみ(組み立て済み先頭1両)と日章旗を見つけてしまう。
結果、6000円のつもりがあれおあれよと12,000円に。
思いとどまったクモハ40と大差ない良き散財となってしまった。



旧野方配水塔へ


ホビーセンターでの散財を済ませ、
せっかくなのでお隣中野区に残る配水塔を目指すことにした。

道中銅板看板の建物を見かける。
箪笥を取り扱っているようであるが、
詳細は不明である。

中野区に入り、旧野方配水塔が顔を出す。

旧野方配水塔 昭和2年(1929)
鉄筋コンクリート造。
高さ34メートル、径18メートル

2010年、国の登録有形文化財に指定。

現在は中野区の災害用給水槽として利用されている。

正直この手の巨大なノペっとした巨大人工物が苦手で、
写真を撮る時にも恐々なところを堪えつつであった。

ところでこの配水塔、「野方」と名乗っていながら、場所は「江古田」である。
これいかに・・・。

17時の時報のドボルザークの「新世界より」が流れる。

丁度いい時間帯だったので駅の近くの回転寿司で1杯飲んで時間を潰す。


夜の東京駅へ。


大江戸線・丸の内線に乗り東京駅へ。
ここからは徒歩で有楽町を目指す。

言わずと知れた有名スポット。
夜空とレンガのコントラストが美しい。
JPタワーが近未来的に映る
Apple丸の内が入居する三菱ビルディング前にある東京駅入り口。
現在休館中の三菱1号館美術館(復元)
奥のビルは丸の内パークビルディングである。
東京国際フォーラム前にある東京駅入り口。
東京駅が手足のように伸びてるようで面白い。

東京国際フォーラム

平成8年(1996)
設計 ラファエル・ヴィニオリ・ベセイロ

旧東京都庁舎跡地に建設されたコンベンションセンター。
船をモチーフに設計されている。

夜の東京国際フォーラム。
広場は日曜には大江戸骨董市で賑わう。
80年代後半の歌番組のステージのよう
旧東京都庁舎にも設置されていた、皇居(江戸城)を向く太田道灌像。
真ん中にあるのは警備用ロボットだ
スロープを通ってのぼる。
壁面にはかつてこの地にあった旧東京都庁舎に関する写真付き資料が展示されている。
船というより
巨大な海洋生物の骨格を彷彿とさせる。
東京交通会館をのぞむ
同志がいた


仕事終わったか??


早速向かいにある東京交通会館へ。

語尾が面白くて、つい1枚。

東京交通会館

東京交通会館
昭和40年(1965)
鉄骨鉄筋コンクリート造

東京交通会館。
ここからは展望レストランは見えない。
エントランスの飾り
大岡裁きが有楽町で行われていたとは



有楽町コンコース

有楽町コンコース
昭和41年(1966)竣工

とにかくレトロ。それに尽きる。

昭和の映画ポスターやホーロー看板が連なる
黒猫が今日も酔っ払いを観察する
まもなくその姿を消す有楽町ビル。惜しい。
ビックカメラ有楽町(読売会館)
設計は村野藤吾。
かつては有楽町そごうが入居していた。


有楽町駅ホームより有楽町ビルをのぞむ
新幹線を見送り散策は終了。

開業から60年、還暦を迎えた東海道新幹線を眺め、
有楽町を最後に今回の散策を終了する。

                 
                 ー終ー

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