インドネシア滞在記第二章~入院生活~
2022年10月31日朝、起床後、突然腹痛に襲われる。といっても、インドネシアに滞在してから2週間、ずっとお腹の調子は悪かったが、今までと違って、激しい腹痛がきた。そして、下痢の症状が続き、午前中で10回近く、トイレに行っていた。本当はその日は、午前中からインドネシアの大学で研究の打ち合わせをする予定だったが、午前中は日本から持ってきた整腸薬を飲みつつ、様子見で滞在先の宿舎にいた。お昼はGojeck(日本でUberみたいなやつ)でお腹に優しそうなうどんを食べて、ゆっくりしてたら、お腹の調子が落ち着いてきたので、午後から大学に行って、研究の打ち合わせをして、夕食は、研究室の皆さんとご飯を食べに行った。ご飯を食べてるときは問題なかったが、ご飯を食べて、宿舎に戻った直後、今度は、腹痛+寒気に襲われる。お腹の調子も、便秘気味で、よろしくない状態だった。夜10時に体温を測ってみると、37.5℃だった。これはまずいと思い、日本語が話せて、自分をインドネシアに到着する時からサポートしてくれるインドネシア人に電話して、その人に、インドネシアの総合病院に連れてってもらった。
病院につくと、持参したパスポートと海外保険旅行の保険証を見せて、無事診察してもらうことができた。がしかし、医者は詳しい診察はせず、点滴を入れて(人生で初めて)、緊急用の薬を処方されて、便の中を分析をしたいとのことで、便が出るまでおおよそ深夜の3時まで病院に居た。その後、いったん宿舎のほうに帰宅した。帰宅した直後、さらに、寒気と倦怠感に襲われ、インドネシアの後に、滞在する韓国用に用意していた厚手のパジャマを羽織っていた。がしかし、まだすごく寒く感じ、プランケットをもっと用意できないのかと宿舎の管理人に、お願いしたいが、一人につき一枚のプランケットしか用意できない(朝のモスクで太陽でも浴びとけ笑)といわれ、本当にしんどかった。そして、朝になって体温を測ると熱が39℃になり、宿舎で療養していた。この時、寒すぎて寝れなかった。昼になっても熱が下がらないので、再び、日本語が話せるインドネシア人に車で、病院に連れていってもらった。
そして、病院での入院生活を決断した。部屋の様子は残念ながら写真はとっていなかったが、宿舎と比べて、トイレがきれいで、紙もあり、シャワーもついてて、きれいな環境だった。ずっとここに住んでみたいと思った(点滴はもう嫌だが)。そして、肝心の診断だが、バクテリアによる感染症だった。原因は、10月28日にBBQに行ったときに食べた生肉だった。(日本でも食べないのになぜ食べた?)バイキング用のお肉と焼くようのお肉が分けられていて、バイキング用の肉を見たときに、インドネシア人は生肉を食べる文化があるとのことで、惰性で食べてしまった。(非常識な人間だなと改めて思った。)
その後、5日間入院していた。最初のうちは、高熱と腹痛が続いていた。
そして、入院時のご飯は、栄養のバランスがいかにも取れていたが、日本になじみのない味がする料理が多く、慣れるのに時間がかかった。その後、徐々に調子を戻し、腹痛も収まり、その様子を看護師らが、察してくれたのか、入院中の食事も少しずつ変わった。
朝食は最初は、サンドウィッチだったが、写真のように、消火によさそうな麺になった。美味しかった。ただ、なかなか便秘が治らず、5日間も入院する原因になった。その後、退院し、元気に活動しているが、相変わらずお腹の調子は悪い。そもそも生肉を食べるのは非常識な行動だが、インドネシアでの食生活でこんなに苦戦するとは思わなかった。あと、海外旅行の保険に入っといてよかった…
入院生活中は、部屋はめちゃくちゃ乾燥するので、リップクリーム系の乾燥用のクリームを持ってくることをお勧めします。自分は持ってきてなくて、乾燥にも苦戦していました。
最後に、入院生活中、自分をサポートしてくれる皆さんに感謝申し上げます。
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