見出し画像

はじめての1人ディズニー


世の中、いろんな1人〇〇と呼ばれるものがある。
そのなかで難易度の高いものとして最初に浮かぶのが
「1人ディズニーリゾート」ではないだろうか。
1人っ子で1人暮らし10年超、1人焼肉や1人旅などたくさんの1人○○をもう十分すぎるほど経験して、おひとりさまを満喫する私が一度やってみたいと思っていた「1人ディズニーランド」に挑戦してきたのでレポ。

職場でお盆の連休とは別に付与される8・9月中ならいつでも使える夏休みが2日あり、それが1日余っていた。
3連休と合わせて4連休にしたが4日目の平日は予定が無い。さて、何をしようと考えて久しく行っていないディズニーに行こうと思い立つ。この時点で連休に入る直前。同行者を見つけるよりもこの機会に1人で行ってみよう!と決心、入園をディズニーランドに決める。

前日

約2年遠ざかっていたため勝手を忘れていて、とりあえず今休止しているアトラクション、ショーの時間、往復の交通手段等をチェック。
東京駅の京葉線乗り換えの遠さ、私はそんなに嫌いではないけれど
今回は有楽町駅からの乗り換えにチャレンジしてみることに。
アトラクションはホーンテッドマンションやスモールワールドなど、入園したらいつも乗っているアトラクションが休止していたのは少し残念。
複数人で行くととにかくアトラクションにどれだけ乗れるかばかり考えて、ショーやキャラクターに目もくれないことがほとんどだったので、せっかく1人で気ままに回れるのだから、グリーティングをメインに回ってみることにする。

当日 舞浜到着まで

張り切って始発に乗るほどの気合は無かったので、7時過ぎに家を出る。
有楽町で京橋口の改札へ向かい「京葉線に乗り換えたいです!」と申し出てpasmoを機械にかざして、紙切れを渡される。(小さいペラペラの紙なので紛失注意!)
国際フォーラムを左に線路沿いを歩き、交差点まで出る。目の前の横断歩道は渡らずに右に曲がり、高架下を歩くとこれが東京駅!?と驚くような駅の入口が。階段しかない+かなり段数がある。階段を降りると目のまえに京葉線の改札が。貰った紙切れには改札で駅員に見せるよう指示があるが、改札は無人。インターホンで「有楽町駅から京葉線に乗り換えたい」と伝えると改札が開き、すぐそばのBOXに紙切れを入れるよう指示される。
有楽町駅に電車到着から京葉線の電車発車まで12分。東京駅で乗り換えると少なくとも15分かかることを考えると少し時短になった。
京葉線の車内はそこそこ混んでいた。
8:10頃ディズニーランドの開園待ち列に並ぶ。
この日は残暑厳しく、日傘と水筒を持ってきておいてよかった。

8:45開園 ミニーのスタイルスタジオ

トゥーンタウンを目指して歩く。
途中、どんどん伸びる美女と野獣の待機列にビビる。
ベビーカーを押す家族連ればかりの中、ミニーのスタイルスタジオに到着。
この時点で25分待ち。待ち時間にショーの抽選に挑むも全落選、
とりあえずプライオリティパスで10:25~のバズをゲット。
1人で長時間待つのはさすがに厳しいと考え、美女と野獣のDPAも購入。

他の3キャラクターはグリーティングの経験があったが、唯一来たことがなかったここを最初に選択。
ネズミ界2トップの1人に朝のご挨拶。「初めて1人で来たよ~!めっちゃかわいい!」とか言ってみる。アイドルの握手会かよ。
この日はかなり暑かったのに秋の装い+マフラーを巻く季節先取りファッションのミニー先輩さすがです。

朝から熱い抱擁

全然知らなかったんだけど、1人でグリーティング並ぶ人って2ショット撮ってもらうよりも自分のカメラでキャラクターを撮影する人が主流みたいで、私みたいに2shotをせがむソロアラサーは珍しかったのでは・・・。今更ながら恥ずかしい(でもこのあとの3キャラクターとも2shotを撮り続ける強心臓を持っている)。
25分も待ってない気がする。体感短かった。
写真の撮影時刻9:23。

9:30 ロジャーラビットのカートゥーンスピン


そのままトゥーンタウンの奥へ進み、5分待ちだったこれに乗る。
偶然にも1つ前に並んでいた女性も1人だったので、乗車が前後で1人ずつだったの助かった。9:38乗車。
これは・・・友達と乗ってわーわー言うのが楽しいやつだと理解した。
快晴で気持ちの良い天気だったので、外に出てから写真撮ってみたり。


9:50 ミッキーのフィルハーマジック

これも5分待ち。すぐに中に入れた。
リニューアル後初、リメンバーミーのパート初見。
両隣外国人ゲストだった。リアクション大きくて楽しい。
右隣の欧米系のゲストが上演中もチラチラスマホを見ていて光が気になりすぎて、スマホを持ち上げようとする腕を軽く押さえたらすぐ察してくれた。

10:10 昼食 クイーン・オブ・ハートのバンケットホール


何度も来てるけど初めて見上げてみた

フィルハーマジック目の前、開店したばかりのレストランで早めの昼食。
人はまばらでメニューもじっくり選べる。メカジキのオーブン焼き、トマト豆乳ソースをチョイス。座席も選び放題。
プライオリティパスの時間が10:25~で、レストランを出る前にビックサンダーのプライオリティパスを取得。
ゆっくり食べて10:40頃出発。

10:50 バズ・ライトイヤーのアストロブラスター


途中シンデレラ城を撮影したりしながら、プライオリティパスを取得していたバズへ。もうすぐクローズになるの知らなかった。
5分ほど待って中へ。私のすぐ前が老夫婦で、並んでいる間も終始無言だったのに、乗り込んだ瞬間2人とも撃ちまくっていて最高だった。
途中で乗り物が一時停止したので、止まっている間にも撃ちまくり、
最終スコアは35万。多分過去最高だったと思う。

11:10 ミッキーの家とミートミッキー

美女と野獣のDPAが12:05~で1時間ほど時間があったので、再びトゥーンタウンへ戻り、30分待ちだったミッキーに並ぶ。
待機場所がずっと日陰だしすぐ中に入れたから助かる。
1人のゲストが多い。
日傘と帽子で日焼け対策をしていて、帽子を深くかぶりすぎていたせいで
早々に汗で眉毛半分落ちてたのが失敗すぎる。2shot全部眉毛半分無い。
ミニー先輩が秋の装いだったのにミッキーさんは上半身裸にマフラーで季節感どないなっとんねん。

宇多田ヒカルのツアーT着てます


美女と野獣エリアを散策。

12:00 美女と野獣

12:05~DPAで並ぶことなくホールへ。1人で来るメリットは課金も自由にできるところ。
前回来てから2年以上経っていて、どんな感じか忘れている。
最初のホールでかなり後ろのほうになってしまい、乗り込むまでに10分ほどかかる。さすがに1人のゲストは見当たらない。
カップ後列の6人掛けに5人家族と私の組み合わせで座ることになりちょっと申し訳ない。しかもそのファミリーが詰めて座らずに1つ空けて座ろうとしていたせいで危うく乗れないところだった・・・。
撮影せず、じっくりと楽しむ。
最後、あのホールへの扉が開くところ、わー!!ってなる(語彙力不足)
これぞ夢の国。
前回来た時も課金してたので、実はまだ1度もスタンバイ列に並んだことがない。誰かと一緒なら待ち時間も楽しめそうなので、暑くない時期に来て並びたい。

13:00 カントリーベアーシアター

ランドにはこれまで何度も来たことがあるのに、これは初めて行った。
待機スペースも人はまばら。15分ほど待っている間に12:50のパレードの時間がきて、目の前をベイマックスのフロートが通過していった。
空いていたので、最前列に着席。隣のお姉さんも1人だった。
首の長いクマのショー。

もう1つのショースぺースは休憩室として開放されていた。

13:20 ウッドチャック デイジー

待ち時間20分。この日はカヌーが休止中、練習なのかキャストさん達だけのカヌーが時々通過していき、そのスピードに歓声があがる。
グリーティングになると1人ゲストを結構見る。
そして皆さん装いがガチ。小さいリュックにミッキーのぬいば1つを付けているだけの私とは心構えが全く違う。
デイジーのぬいぐるみを抱えた大人も多い。
そんでデイジーさんまつ毛が長い!まつエクどこでやってんの??
「1人で来たらなんか恥ずかしいね~!」なんて言ってたら写真撮る時肩甲骨のあたりをめっちゃ揉まれた。

明らかにツアーTを見られてる

小休憩 キャンプ・ウッドチャック・キッチン

モバイルオーダーでも良かったけど、時間あったので列に並んでじっくり考える。クリームブリュレ風チュロスとキリンレモンのジュースを注文。
アメリカ河を正面にしたベンチが空いていたので、座って小休憩。
このチュロスが美味しかった!!(写真なし)
それにしてもこの2つで960円とは!!!

14:20 蒸気船マークトウェイン号

友達と来たら選ぶことがないであろうものに乗ってみた。
待ち時間なしですぐ乗れた。
暑い時間帯ではあるけど、風が気持ちいい。この日は少し風が強いくらい。
ゆったりと時間が過ぎる。

14:50 ベイマックスのミッション・クールダウン

船を降りたらもうすぐ始まる時間だったので、少し待ってみる。
すぐ隣でスーツ姿にビジネスバッグを持ったおじさま3人組が「もう来る!もう来るよ!」とハイテンションではしゃいでいてかわいい。
水がかかるポイントが予め決まっていることを知らなかった。

15:05 ビックサンダーマウンテン

プライオリティパスの時間。
あっという間に乗り場へ。待っている時間が1人だとキツイから乗りたいやつ全部待ち時間短縮できてよかった。
ふわっとする乗り物全般苦手だけど、これは好き。
風が気持ちいいー!!
あっという間に終了。

15:20 ウッドチャック ドナルド

本日のグリーティングラストはドナルドさん。
待ち時間30分弱。
緊張しなさ過ぎて「暑そうだねー!手もあったかい!」とか言っちゃう。
残暑厳しいのに真冬のロシアで被るような帽子付けてるからさ・・
そしたら、「こ!こ!が!暑いんだ!」と言わんばかりのジェスチャーで返される。こういうキャラクターに対して暑そうはアカンワードでしたね・・・。
私の次だった女の子が順番が来るなり「ドナルドだいすきー!」と駆け寄っていてその場の全員を笑顔にしていた。
夢の国は本来こういう子のためにある場所でアラサーが1人で休日を過ごす場所ではないのだ。

16:00 夕食 チャイナボイジャー

中に入ると1人もお客さんが並んでいない。
レジでメニューを尋ねながら注文する余裕があった。
ドリンクとデザート付きのセットにしてみた。


1人で食べていたら、キャストさんがシールくれた。

16:45 ディズニー・ハーモニー・イン・カラー

開始10分ほど前にシンデレラ城前に行ってみたら着席エリアはほどほどに埋まっているが立ち見は誰もいない。有料のDPAエリアのすぐそばの立ち見最前列に立って開始を待つことに。夕陽とシンデレラ城が綺麗で待っている間も景色に飽きない。
気付けば隣に大柄の欧米系男性が。
この男性がとにかくノリが良くキャラクター達に手を振ってて楽しそう。盛り上がってる人が隣にいると自分も楽しくなるよね。
このパレード初めて見たんだけど、無知すぎて序盤のキャラクター知らなすぎる。
1番最後のフロートに有名キャラ勢ぞろい、そこだけ観客の歓声のボリュームが違う。オールスターがキラッキラしてましたわ。

パレード先頭

17:10頃パレード終了後、近場の乗り物に1つ乗って帰ろうかと歩いていると、カリブの海賊へなだれ込む人の群れを目撃して怯み、手前のワゴンで本日2本目のチュロス(メイプルパンプキン味)購入してベンチで一休み。

ハロウィン仕様

17:35 オムニバス

ここまでくれば1人でいることに恥じらいもなくなる。
小学生時代、夏休みに家族で来た時に長蛇の列で乗るまでにかなり待った記憶があるんだけれど・・待ち時間0で乗れた。
2階はぎゅうぎゅうそうだったけど1階は貸切に近い。
ドライバーさんの各エリアの案内を聴きながらゆっくりと進む。
シンデレラ城前の広場、映え写真を撮っている人たちに道を開けさせてバスが進んでいくのが爽快。

18:00頃 買い物

事前にアプリで欲しいものを2つピックアップしていたのでそれだけを買うつもりでお店へ。1軒目に入ったところでメモ書きするスぺースのついたマスキングテープを発見してしまい、予定外の購入。
チャームとマスキングテープ、ぬいぐるみバッジの合計3点購入で、
合計金額4,300円(こわい)。
お店の商品を見ていると「これ仲里依紗の爆買いYouTubeで見たやつ!」がたくさんあった。私も来世はあれくらい豪快にお金を使える財力を手に入れたい。

すっかり日が落ちて月が出ている。この日は中秋の名月で本当に月が綺麗!!写真で上手く残せなかったのが悔しいくらい。帰りは最寄り近くまでバスで帰ろうと時刻表を見ると少しだけ時間があったので、写真を撮ったり、アイスクリームを求める行列に並んでみたり。(正直、このアイス待ちの列が体感この日1番並んだ気がする)ストロベリーチーズを選択。

アイスを掬うスタッフさんの腱鞘炎が心配

19:00 退園

夜のパレードは見ずに帰路につくことに。15,000歩くらい歩いて疲れた。
この時間に帰り支度をすると買い物もゆっくり見られるし、出口も混雑していないのでじっくり写真を撮る余裕があった。
帰りのバスも乗車は半分以下でゆったり。
20:00頃帰宅。


まとめ

急に思い立った割になかなか充実した1日を過ごすことができた。

1人で良かったこと
・誰も気にせず自由に回れる
・食事も好きなタイミングで
・課金も気ままに
・疲れたら帰れる

1人で困ったこと
・アトラクションでわーわーできない(致命的)
・待ち時間が暇
(長時間話をもたせるのがキツイとも考えられるので、メリットともデメリットとも言いがたい)

今回パークでかかった費用
・パークチケット 8,400円
・DPA(美女と野獣) 2,000円
・昼食 1,800円
・小休憩のおやつとジュース 960円
・夕食 1,840円
・チュロス 500円
・アイスクリーム 400円
・買い物 4,300円
合計 20,200円

なんだかんだ楽しかったから次はディズニーシーにトライ!
本格的に寒くなる前に行きたい。


1人ディズニー検討してる人の参考になっていれば嬉しい。みんなパークを楽しみに来ているわけで、1人で来ているあなたを誰も見てないよ!もし変な目で見られても向こうはきっと5分後には忘れてる!
大丈夫!平気平気!
是非、楽しい1人ディズニーを!

おしまい